前回のノートの続き。
カサ・ミラを見たあとグエル公園へ向かう。再びメトロに乗ってVallcarca駅へ。公園は丘の途中にあることは知っていたけれど駅から公園の入口までは急坂を結構登る。
公園へ行く途中にあったエスカレーター
エスカレーターが”部分的”に設置されている、ので歩いて登らなければならないところもある。そしてこのコースを使うと正面入口ではなく、さらに上にある脇の入口に出てくる。こちらの入口にはチケット売り場がなかったかもしれないので、チケットをあらかじめ持っていない人は要注意かも。我々はあらかじめネットで予約してあったので中に入るのに問題はなかった。
脇の入口あたりから
グエル公園は2013年頃から、いわゆる見どころゾーンに限って有料化されている。その周辺は無料だけど、有料ゾーンに入らないと来た甲斐がない。そして有料ゾーンの入場者数を時間ごとに区切って制限している(いつまでに出るかという制限はない)ので、ハイシーズンは行ってもすぐに入場できない可能性もある。
メインゲートでない場所から入ったら、最初に目にしたのは回廊。
回廊のねじれた柱がおもしろい
波のなかに入ったよう
回廊の柱のなかに1本「洗濯女」の柱がある
公園中央のテラスになった広場へ。
モザイクタイルの長いベンチ
テラスからバルセロナ市街
この風景の写真は探すといくらでも出てくる。
広場の外からテラスとベンチ
テラス下のホールから、柱と天井飾り
柱
柱の間に回廊の「洗濯女」がいる。
お菓子の家
サルバドール・ダリに「お菓子の家」と呼ばれた正面入口の管理事務所と守衛の家。(現在は公園からの出口)
公園のシンボル的存在、大トカゲの噴水
正面エントランスの階段
このあと無料のエリアもひと回り。ガウディ邸やバルセロナ市街地の遠景などを眺めつつ、やたらと埃っぽい歩道が丘の上へつながっていた。
ガウディ邸(現在は博物館)
こちらはいわゆる、家の裏側ですね。
さらに丘の上の方にある邸宅の門前から
この公園はぐるりとまわると広いし、特にメトロの駅から歩くと、あわせて結構長い距離を歩くことになる。街中からはそれほど離れたところでもないので、メトロよりもバスかタクシーで行く方が良いかもしれない。
そしてバルセロナの街へ戻っていく。
夕食にはブラックライスことイカ墨のパエリアなどをいただき、満腹になって1日が終わるのであった。
* * * *
旅行7日目、本日もバルセロナは晴天。
最初に向かうのはカサ・バトリョ。ここは昨日訪れたカサ・ミラからグラシア通りを300mほど行ったところ、わりと近くである。そしてカサ・バトリョのあるブロックにはカタルーニャのモデルニスモ建築の代表的な建物が並んでいる。
カサ・バトリョの前から
入口付近
こちらは説明するまでもなく、ガウディによる建物。まだ朝早い時間でそれほど混んでいないように見えたけれど中にはたくさん人がいた。
カサ・バトリョに隣りあっているのはカサ・アマトリェールというこちらも有名な建物。
隣りのカサ・アマトリェール
下の方
上の方
こちらはジュゼップ・プッチ・イ・カダファルクによる建築で、代表的なモデルニスモ建築のひとつ。ガイド付きの内部ツアーがあるが、今回こちらは見ていない。
その1、2軒おいた先にもリュイス・ドゥメナク・イ・ムンタネーによる、カサ・リェオ・イ・モレラがあるけど、今回はそちらまで気が回らなかった。
カサ・バトリョの中へ入る。こちらもチケットはネットで取得済み。
日本語の音声ガイドがあるので借りると吉、写真にも写っているけど、つけるとちょっとかっこよくないが。
室外の階段
室内で
暖炉
室内の扉
部屋の窓から外を
天井
室内から明かり採りの窓を通して吹き抜けを
明かり採りの窓の大きさは下の階ほど大きくして吹き抜けの光を多く採り入れられるようにしてある。
テラス手前のサロンの天井装飾
建物裏側のテラス壁面の装飾
室外の階段から吹き抜けの窓
屋根裏部分の廊下
屋上
屋上のモザイクタイルの装飾と下の通り
おまけで、階段から1まい
バルセロナのあちこちガウディ建築めぐりも一応これまで。
もう少し市内を観光したけれど、ノートはとりあえずここでもう1回段落をいれることにする。