散歩の途中

散歩の途中で観察記録、その後少し調べて書くノート

スペイン バスク地方とバルセロナの旅 その8 バルセロナ観光(3)&帰国へ

時系列的には前回(その7)の続き。

miwa3k.hatenablog.jp


カサ・バトリョを後に、次は旧市街を見に行くことにして地下鉄でLiceuへ。旧市街へ行く前にまず向かったのはサン・ジョセップ市場、通称ボケリア。ボケリアっていうのは「胃袋」という意味らしい。その通りで、食べるものは何でも売っている大きなマーケットだ。

サン・ジョセップ市場正面入口

f:id:miwa3k:20170701134126j:plain

市場の中の賑わい

f:id:miwa3k:20170701134127j:plain

たくさんの人でとても賑わっている。地元の買い物客よりも断然観光客が多いようにみえる。

チョコレート(お菓子)屋

f:id:miwa3k:20170701134128j:plain

パックとトングを渡されて勝手に選ぶ方式のようだ。何を買っても重さだけで料金が決まるのかな?

果物屋兼ジュースの店

f:id:miwa3k:20170701134129j:plain

観光客向けにフルーツをしぼったジュースを大量に並べている店がたくさんある。札の数だけジュースの種類があるのでフルーツもたくさん。自分は、スペインへ来たらオレンジジュースでしょってことであちこちで飲んでいたけど、バルセロナのオレンジジュースは味が濃くてとてもおいしい。1杯1~2ユーロ。この市場だけじゃなく、どこにも専用のオレンジ絞り機があって、上から皮ごとオレンジをごろごろっと入れると下からジュースが出てくる、あれ見ていても楽しい。
市場のなかはこのほかにバル(というより屋台的な)など食事ができるところもあり、お祭り、縁日の屋台が並んでいるよう。魚以外のものも売っている築地場外市場アメ横のほうが近いかな?

色彩的に華やかなのでフルーツの絵が多くなってしまう

f:id:miwa3k:20170701134130j:plain

果物以外のものも摂取して小腹を満たし、近くのランブラス大通りへ出てくる。

左下にミロのモザイク画、右向こうの建物はリセウ劇場

f:id:miwa3k:20170701134131j:plain

歩道に埋め込まれたミロのモザイク画

f:id:miwa3k:20170701134132j:plain

リセウ劇場正面

f:id:miwa3k:20170701134133j:plain

ここはオペラ劇場。(日本語で説明するときは上に「ヨーロッパ屈指の」「世界3大」といった形容詞をのせるのが正しいようです。(^_^))
ランブラス通りを渡り、旧市街のゴシック地区へ。

小路の建物の間に渡り廊下

f:id:miwa3k:20170701134134j:plain

この橋(渡り廊下かな)の装飾が豪華。あとから調べた情報によると"Pont del Bisbe"(直訳すればビズベ橋)と呼ばれているらしい。

バルセロナのカテドラル(大聖堂)前

f:id:miwa3k:20170701134135j:plain

ゴシック地区のシンボル、サンタ・エウラリア大聖堂と呼ばれる古いカトリック教会。

ファサード

f:id:miwa3k:20170701134136j:plain

ネオゴシック様式というそうだが、とにかく逆光である。

カテドラルの後ろ側から

f:id:miwa3k:20170701134137j:plain

王の広場

f:id:miwa3k:20170701134138j:plain

新大陸を発見したコロンブスパトロンであった女王イサベル(カスティーリャ女王イサベル1世)に謁見した場所だそうだ。
いったんカテドラルを離れて

カタルーニャ音楽堂

f:id:miwa3k:20170701134139j:plain

f:id:miwa3k:20170701134140j:plain

せまい路地の間に立っている。リュイス・ドメネク・イ・ムンタネーの設計でモデルニスモ様式の建築、世界遺産
カテドラル近くへ戻って

広場(Plaça Nova)から

f:id:miwa3k:20170701134141j:plain

広場のテントでは蚤の市のようなものをやっていた。

ピカソの壁画

f:id:miwa3k:20170701134142j:plain

近くにはピカソ美術館もある。(この建物ではない)


旧市街は時間の制約もあってあまりゆっくりと回っている余裕はなかった。まだ陽は高いのだけれど、日付が変わる前にはパリ発の飛行機に乗っていないといけない。そろそろ帰る準備をしないと。
いったんホテルに戻り、チェックアウト後に預けておいたスーツケースをピックアップ。ランブラス通りをそのスーツケースを引きずりながらカタルーニャ広場まで歩く。
カタルーニャ広場が空港行きのバス乗り場で、水色のバスが空港行きだけどターミナル別なのでそこだけ要注意、料金は5.9ユーロだったかな。停留所前に係員がいたのでその人に支払ってレシートをもらった。バスはどんどん来るのでほとんど待ち時間もない。
バルセロナエル・プラット空港までは30分弱で到着、エール・フランスのターミナルはT1。
スーツケースを引きずっているとあれこれやっている余裕がない。空港についたらさっさとチェックインして荷物も預けてしまう。

バルセロナエル・プラット空港エールフランスカウンター

f:id:miwa3k:20170701134143j:plain

出発ロビーから

f:id:miwa3k:20170701134144j:plain

搭乗

f:id:miwa3k:20170701134145j:plain

シャイな飛行機のようで、隠れてしまって尾翼のあたりしか写せなかった。
機体はAirbus A319という日本ではあまり見られない型でシートは横3-3の6列。3列の真ん中のシートとなってしまいちょっと窮屈、おまけにiPhoneを入れたバッグを座席上の収納スペースに入れてしまって、取り出したいけど隣の席の人に気兼ねして出しにくい。座席にモニターもないし暇をつぶすものがない。
満席で離陸して30分くらいすると軽食のサービス。行きにビルバオ行きの機内でも出たのと同じサンドイッチと飲み物。iPhoneは手元にないので写真はなし。
2時間弱でパリに到着。

シャルルドゴール空港2Fターミナルのどこか

f:id:miwa3k:20170701134146j:plain

現地時間で21:30くらいなのだがまだ外は十分明るい。到着した2Fターミナルから2Eターミナルへは動く歩道などで(意外に長かったけれど)移動可能。
2Eターミナルで出国手続きをして乗り継ぎ便の出発を待つ。
待つ間に免税店を覗くけれど日本で買っても同じくらいの値段じゃないのというかんじでほとんど買い物もしない。

帰りは羽田行き

f:id:miwa3k:20170701134147j:plain

羽田行きAF274便は行きに乗ったのと同じB777-300、エコノミーのシートは横3-4-3の10列だけど、最後尾のほう、窓側横2列になっているところのシートをあらかじめチョイスしていた。
出発は現地時間の23:25、だいたい定刻通りに離陸。昼間の出発便では飲み物のサービスがあってから食事となるが、深夜便ということもあり、出発から2時間弱経ってから食事と飲み物のサービスが同時にあった。後ろの方の席だったためメニュー選択の余地なく、ビーフカレーということに。

カレーライスにシャンパ

f:id:miwa3k:20170701134148j:plain

飲み物は行きと同様シャンパン、それでカレーライスを食べるのはおそらく初めて。旅行の疲れも出てきていたし、あまり気にしない。カレー以外のメニューの名前も忘れてしまった。
食後に飲み物のサービスがあるので甘いリキュールをもらって、これで眠ってしまえばオッケーという作戦に出る。
そして朝食、到着1時間半前くらいなので日本時間で16:30くらいかな。

時刻を意識しなければ普通の朝食

f:id:miwa3k:20170701134149j:plain

パン2種、ほうれん草のオムレツ、カップは左がリンゴのフロスって翻訳出てくるけど、リンゴを裏ごししたジュースでもゼリーでもコンポートでもない、離乳食みたいな食感のもの。真ん中はオレンジジュース、右はクリームチーズ。それにチーズとジャム。
食べ終わるころには日本の上空を飛んでいる。

もうすぐ羽田

f:id:miwa3k:20170701134150j:plain

東京湾上空、向こうに中央防波堤、東京ゲートブリッジスカイツリーも見えている。

無事到着羽田空港

f:id:miwa3k:20170701134151j:plain

おうちに着くまでが遠足だけど、あとは省略しますね。