散歩の途中

散歩しながら観察して記録してちょっと調べて書くノート

歴史の道をあるく

八王子通り大山道を歩く その2 八王子から愛川・中津

その1で入間から八王子まで歩いてきた八王子通り大山道、大山に向かって続きを歩きます。 八王子通り大山道 その2足あと《八王子~愛川町中津》 前回から日を改めて八王子へ向かい、甲州街道との分岐点、八日町交差点へ。 駅から商店街の歩道を10分ほどで…

八王子通り大山道を歩く その1 入間・扇町屋から八王子

相模国大山に通ずる大山道歩き、今回は”八王子通り大山道”です。 八王子通りとありますが起点は中山道・熊谷、そこで分かれた道が八王子を経由して大山に向かうということです。熊谷からとは距離が長いように感じますが、江戸時代からの大山講は関東甲信越一…

矢倉沢往還 渋沢から矢倉沢へ歩く

前回、江戸方から矢倉沢往還を西へ、千村宿先の森の中まで進んでから渋沢まで戻ってきました。 千村宿の先へ街道は、谷間へ下って四十八瀬川の流れを越え、その谷間の川沿いに松田へと続いていました。しかし現在は四十八瀬川を渡る橋がありません。 ネット…

世田谷の矢倉沢往還・青山通り大山道 三軒茶屋から二子の渡し 初期の道すじを歩く

赤坂御門(見附)からの青山通り大山道は三軒茶屋まで来ると2つに分岐します。ひとつは現在の世田谷通りを進み、世田谷上町を経由する(登戸通)道、もうひとつは現在の国道246号玉川通りに沿って進み、中里、桜新町、瀬田などを経由する(二子通)道です。…

矢倉沢往還 愛甲石田から千村宿へ 大山道の続きを歩く

矢倉沢往還の一部は古代の官道で、江戸時代には江戸赤坂見附から駿河国沼津宿までが整備され、東海道の脇往還として、また大山詣での道として利用されていました。青山通り大山道とも呼ばれてきた大山詣での道を、前回まで江戸赤坂御門(見附)から大山のふ…

矢倉沢往還・青山通り大山道を歩く その4 相模川厚木の渡しから伊勢原

相模川厚木の渡しで厚木宿の入口まで来たのが前回その3でした。 前回も使用した3日目足あと《さがみ野から伊勢原まで》この地図でその4の範囲は青ラインの黄色〇から赤〇 今回”厚木の渡し”として利用したあゆみ橋 その向こう、橋の下に見えるのは相模大橋…

矢倉沢往還・青山通り大山道を歩く その3 下鶴間宿から相模川厚木の渡し

もうすぐ下鶴間宿というところまで来ていたその2の続きです。 前回も使用した2日目足あと《鷺沼からさがみ野まで》この地図でのその3範囲は青ラインの黄色〇から赤〇まで 境川を渡って下鶴間宿に入ります。鶴瀬橋と鶴間山観音寺境内 鶴瀬橋に相当する橋は…

矢倉沢往還・青山通り大山道を歩く その2 二子の渡しから下鶴間宿手前境川鶴瀬橋

その1の続き、時系列では同じ日の後半になります。 矢倉沢往還・青山通り大山道 1日目足あと《赤坂御門から鷺沼まで》今回その2は青ライン上の黄色〇から赤〇 二子橋から先を続けます。多摩川を渡ると神奈川県川崎市高津区に入ります。二子橋交差点(高津…

矢倉沢往還・青山通り大山道を歩く その1 赤坂御門から二子の渡し

田村通り、柏尾通りに続いて大山街道歩き3本目は矢倉沢往還、青山通り大山道です。 かつて矢倉沢往還(足柄道)と呼ばれた古い道は東京赤坂から大山のある伊勢原を過ぎ、足柄峠を越えて沼津方面へ伸びていましたが、江戸時代に大山講が盛んになると大山への…

田村通り大山道を歩く その2 伊勢原から大山阿夫利神社

東海道から藤沢宿の西、四ツ谷で分岐し、田村の渡しで相模川を越え、伊勢原に入り、大山に向かう道が田村通り大山道です。ちょうど現在の小田急線伊勢原駅とこの大山道が交差しているので、前回は藤沢から伊勢原駅まで歩いて留め置きとしていましたが、約2ヶ…

柏尾通り大山道を歩く その2 相模川戸田の渡しから上粕屋石倉

柏尾通り大山道、前回の続きになります。この日は相模川戸田の渡し、現在の地名では海老名市門沢橋(かどさわばし)から相模川を渡り、厚木市南部をぬけ、伊勢原市下糟屋で青山通り大山道に合流してそのまま上粕屋・石倉まで行きます。石倉は田村通り大山道と…

柏尾通り大山道を歩く その1 東海道柏尾不動坂から相模川戸田の渡し

田村通り大山道を歩き中、現在伊勢原で留め置きとなっていますが、新たに柏尾通り大山道を歩き始めました。昔の大山詣でには使えなかった技です。 柏尾通り大山道は東海道保土ヶ谷宿と戸塚宿の間、といっても戸塚宿江戸方見附より1キロ弱江戸寄り、現在の横…

田村通り大山道を歩く その1 東海道藤沢宿から伊勢原まで

大山道(おおやまみち・おおやまどう)歩き、はじめました。手始めは田村通り(たむらどおり)大山道。 まず大山と大山道についてごく簡単に。 神奈川県、丹沢山地東部にある大山は阿夫利山、雨降山(いずれも、あふりやま)とも呼ばれ、阿夫利神社が祀られてい…

浜街道を歩く その3 原町田から八王子

八王子と横浜を結んだ、またの名はたくさんあるけど”浜街道”。前回は原町田、現在の町田駅近くの繁華街に到着。いったん出直して2日目は八王子を目指して進む。 浜街道足あと その3はえんじ色のライン 前回の離脱点5差路(2017年8月撮影) いい絵がなかったの…

浜街道を歩く その2 芝生追分から原町田まで

八王子と横浜を結んだ、またの名はたくさんあるけど”浜街道”。前回、横浜港を出発して横浜市西区と保土ヶ谷区境界に位置する、芝生(しぼう)追分までやってきた。 続きを歩く。浜街道足あと・横浜港ー町田は青色のライン 芝生の追分が八王子街道のはじまる地…

浜街道を歩く その1 横浜港から芝生追分

日本全国に”浜街道”と呼ばれる街道はたくさんあるようだ。今回歩くのは、現在の東京都八王子市と神奈川県横浜市を結んだ”浜街道”。 この道にはほかにもいろいろな呼び名があって、神奈川往還、武蔵道、絹の道、横浜側では八王子街道とも呼ばれるとWikipedia…

日光街道 試し歩きの日本橋から草加

かなり前に歩いた記録。しかも1回だけ歩いたあとを放り出して現在に至るということで、まとめるのを躊躇っていたが「試し歩き」と称して単独ノート化してみた。 日光街道は江戸日本橋を起点とする五街道のひとつで、日光まで約140㎞、21宿の街道。途中宇都宮…

清戸道を歩く 江戸川橋から清瀬清戸へ(2/2)

前回、江戸川橋からスタートし、練馬の谷原まで来た続き。谷原交差点から都道24号に番号だけ変わった目白通りをもうしばらく行く。 清戸道 足あと今回は青いラインの中ほど、黄色のポイントマークから西へ行く。 前回分 miwa3k.hatenablog.jp 谷原小前交差点…

清戸道を歩く 江戸川橋から清瀬清戸へ(1/2)

古い道、清戸道(きよとみち)を歩いてきた。起点は現在の文京区関口あたり、神田川にかかる江戸川橋が起点とされ、道はおよそ北西方向に向かって伸びて、清瀬市の清戸(上清戸、中清戸、下清戸など、かつては武蔵国多摩郡上清戸村、中清戸村、下清戸村)との…

品川道を歩く その2 世田谷瀬田から品川湊

東京の古道、品川道(しながわみち)を歩く、その後半。 品川道を歩いた足あとは、前後半あわせてひとつの地図にまとめた。 その2は紫のマーカーから赤のマーカー 前回その1へのリンク miwa3k.hatenablog.jp その1は世田谷区瀬田、環八と国道246の交差点…

品川道を歩く その1 府中から世田谷瀬田

東京の古道のひとつ、品川道(しながわみち)を歩いてみた。 品川道は江戸時代以前からあるといわれる道で、武蔵国府の府中から調布、狛江、喜多見、瀬田、洗足、大井などを通り、品川までの間を結んでいた。府中、調布などでは江戸時代に整備された甲州街道よ…

浦賀道を歩く その4 逗子から東海道戸塚宿(西浦賀道)

西の浦賀道、浦賀から逗子まで歩いた続き。今日は東海道との追分、戸塚まで歩く。逗子からの行程は、名越の切通しを経て鎌倉に入り、若宮大路で鶴岡八幡宮前へ、そこから鎌倉街道中道で山ノ内、小袋谷、大船と進む。横浜市に入って、笠間から鎌倉道の枝道に…

浦賀道を歩く その3 浦賀から逗子(西浦賀道)

東の浦賀道を浦賀から六浦まで歩いて、その後は以前に歩いた鎌倉街道下道に重なるので、保土ヶ谷の東海道追分まで歩いたことにした。 浦賀へ戻って、今度は西の浦賀道を歩くことにする。 その1でも記したが、「西の浦賀道は、東海道の「戸塚宿」から鎌倉道…

浦賀道を歩く その2 汐入から六浦(金沢まわり東浦賀道)

浦賀と旧東海道保土ヶ谷宿を結んでいた東の浦賀道、浦賀から汐入まで歩いてきたが、その続き。 汐入駅前 前回その1の最後に使った写真。右側背の高いビルの後ろ側は横須賀の名所ドブ板通り、そこを先に行くとすぐに横須賀の繁華街といったところに汐入があ…

浦賀道を歩く その1 浦賀から汐入まで(金沢まわり東浦賀道)

東海道と三浦半島浦賀を結ぶ街道、浦賀道(うらがみち)を歩いた。 ◆東西浦賀道 横須賀市ホームページから抜粋 享保5年(1720年)、江戸湾防備のために伊豆下田から浦賀へ奉行所が移されると、江戸と浦賀間の人や馬の往来が盛んになったことから、三浦半島の…

鎌倉街道を歩く 下道補2 墨田から北小岩

鎌倉街道下道の、今回は枝道を歩く。 「下道その4」では、隅田川を橋場の渡し(実際は白鬚橋)で渡り、墨田区墨田から堀切、青戸、金町を経て松戸へ歩いた。この道はさらに常陸、磐城方面へつながっている。 橋場の渡しを東側に渡った隅田宿付近からは1本分…

鎌倉街道を歩く 下道補1 沼部から大井

鎌倉街道下道といわれる街道は鎌倉から松戸まで歩いた。鎌倉街道はいくつもの道筋が網の目のように絡み合っていたとされているが、歩くにあたって参考にさせていただいた資料*1は、その中で上道、中道、下道の3つの主要道に絞って、それぞれ1本ずつの道筋を…

鎌倉街道を歩く 下道その4 大手町から松戸

鎌倉街道下道(しもつみち)を歩く、4回目の行程は現在の東京都千代田区大手町から千葉県松戸市松戸まで。主な通過点は 芝崎(大手町)ー浅草橋ー浅草ー橋場ー墨田ー堀切ー青戸ー金町ー松戸 足あと(鎌倉街道下道4) 前回、下道その3 miwa3k.hatenablog.jp ア…

鎌倉街道を歩く 下道その3 丸子から大手町

鎌倉街道下道、3回目の行程は現在の川崎市中原区新丸子から東京都千代田区大手町まで。江戸時代以前の大手町付近は「芝崎」と呼ばれていたようだが、現代使われている「大手町」で。 大まかな途中経路 丸子ー洗足ー大井ー高縄(高輪)ー三田ー愛宕ー芝崎(大手…

鎌倉街道を歩く 下道その2 蒔田から丸子

鎌倉街道下道(しもつみち)を歩く2回目の行程は、現在の横浜市南区蒔田付近から川崎市中原区新丸子付近まで。おもな途中経路は以下のとおり。 蒔田→帷子(保土ヶ谷)→片倉→篠原→菊名→駒林→中原→小杉→丸子 鎌倉街道下道2・行程 前回離脱点の蒔田、現在の表記で…