前回九品仏から駒沢公園までをまとめた散歩のつづき、後半になります。
今回は以前歩いたところとだいぶ被るので一応軽めに記録を残しておきます。
まず駒沢公園、『駒沢オリンピック公園』が正式名称でしょうか。1964年東京大会競技会場のひとつです。
ここは戦前『東京ゴルフ倶楽部』のちに『駒沢ゴルフ場』となったゴルフコースだったそうです。
オリンピック記念塔
4方向どこでも高飛び込み台的な塔...なので、
下にはプール?(池)があります。無事に着水できる保証はありませんが
〈飛び込みません〉
白いテントが目立ってますが、パラスポーツ大会の会場設営中でした。
右の方はテントではなく陸上競技場の装飾
手前は『大階段』。
黄色ラインがジョギングロード、水色がサイクリングロード
ジョギングの人はラインに結構忠実に走りますが自転車の人はほぼ100%無視することを発見しました。
こちらは硬式野球場
都内の某私立高校同士で試合中でした。
大階段そばの駒沢通り
駒沢通りは公園を東西に貫いてます。
サッカー場もテニスコートも体育館も屋内競技場〈この2つどこが違う?〉も競技が行われていて結構にぎやかな駒沢公園でした。
大まかに一周して南口から外へ出ます。
自由通りとの交差付近
向こうへ緑道が続きます。呑川(のみかわ)支流の流路を埋めた道、自分の勝手知ったる通路というかここばかり通っていて、ほかの道を知らないともいえます。この日もまたここを歩いたので見るものがいつも同じ、《被り》ます。
これは支流と本流の合流点付近
いまはどちらも埋められて流れは見えませんが前方、柵が横切っているのが本流(の緑道)、ほぼ直角に合流してます。
この付近は目黒区八雲、合流点で左折し本流緑道を下ると
目黒通りと交差
横断歩道部分が川の跡、中根橋という橋が架かっていたようで通りの向こうに中央切断されてますが欄干が残されてます。
その先の桜並木、川跡はしばらく駅前自転車置き場に変わります。都立大学駅前を通過します。
さらに下って1㎞ちょっと、これは東京工業大学の北側
工大キャンパスにかかる短い区間、緑が濃く落ち着きます
左の3レーントラックは学生用?、長さは50mくらい。
もう少し先へ行くと東急線線路が横切り、暗渠道の緑道は終わりです。
代わりに吞川の流れが顔をだします
水はとてもきれいに見えます
というのもこれには理由があって
ここに流れるのは新宿区にある落合水再生センターで処理した下水の再生水です。そこから地下の送水管で渋谷川、目黒川にも供給されつつ吞川にも送られているものです。なので水はきれいですが塩素臭のような独特のにおいがあります。
もう少し吞川に沿って下ったのですが、突然坂を上がってひと山越えます。
大田区東雪谷、石川台近くの坂道
高低差はそれほどないもののわりと急坂、上がってきたと思うといくらも行かないうちに下りの急坂。
下った谷間に小さな水の流れ
これは近くの洗足池から流れてくる通称『洗足流れ』、この水も吞川に注ぎます。
洗足池はすぐ近くなんですがこの日は立ち寄りませんでした。
どこも木陰とは限らない
細い路地にはいって雰囲気も変わります
このあと流れは暗渠となり
東雪谷5丁目交差点
正面は長慶寺、門の左側細道が洗足流れの暗渠、吞川に合流するのはもうすぐです。
この先再び吞川まで出ましたが、記録はここまでにしておきます。