前回の続き、荒川左岸、川口市舟戸町の新荒川大橋の下までやってきました。北区岩淵町との間をつなぐ長い橋は国道122号(岩槻街道・北本通り)、かつての日光御成道が通ります。街道には昔、渡船”川口の渡し”があったところです。
新荒川大橋の下から
ずっと堤防の上を通っていた歩道が、なぜかこの付近だけ河川敷に導かれ、荒川の水辺近くを歩きます。
荒川水辺から西側(上流側)にJR東北線荒川橋梁
振り返ると河川敷は自動車教習所
JR東北本線荒川橋梁に近づき
3本のトラス橋、全部で6つの線路が川を渡っています。最近は”東北本線”て言い方しませんね。宇都宮線や湘南新宿ラインなどの通称を使うので少し違和感あります。
走る電車は京浜東北線(これは言う)、向こうへ次の駅は赤羽。
上流側から
ここで再び堤防上へあがります。河川敷も歩けます。
しばらく行くと
23L(左岸河口から23㎞地点)サイン(川口市荒川町)
河川敷は川口市浮間ゴルフ場。
22㎞標識を見ずに通過してました。
後から治水地形分類図という地図で確認すると22.00k地点はJR橋梁のすぐ下流側と確認。さらにGoogle Earthで様子を見ると堤防上に歩道がなく、河川敷も使われ方が複雑。ポストなどは存在してなかったのではと思いました。(国交省の河川距離標の石杭はどこかにあるはずですが)
さらにさかのぼると水門が見えてきました。
三領水門
菖蒲川の合流地点になります。
合流してくる菖蒲川
荒川に数キロ下流で合流している芝川同様、三領水門は荒川増水時に閉じられます。菖蒲川の水を強制排水する排水機場とその水門が近くに備えられています。
三領排水機場からの水門
三領水門からほどなく24㎞地点です。
海まで24㎞
イラストマップつき距離標、河川敷の青色ポストもあり、国交省(建設省)の河川距離標(堤防上左側)が珍しく目立ってます。
河川敷は昨年の台風浸水被害の名残りでしょうか、整備途中というかんじです。
川口市から隣の戸田市にはいりました。雲行きがあやしい...
上流方向(戸田市川岸)
それら橋の手前(下流側)に河口から25kポスト(戸田市川岸)
ちょうどこの付近、かつて中山道の戸田の渡しのあった場所です。
JR線橋梁の上流側は国道17号(中山道)の戸田橋です。
JR橋梁と戸田橋の中間から
左のJR橋梁は埼京線と東北新幹線が一体になっていて、橋脚は共通になってます。
右側、現在の戸田橋は4代目だそうです。元々は中山道が通り、昔もいまも交通の要衝です。
戸田橋上流側で、再び堤防に上がります
しばらくして”海まで26㎞”
ここもイラストマップ、青色ポスト、国交省の距離標、そろってます。ついでにいえば歩道上の白色ペイント(26L)も。
河川敷はここも台風後の復旧?整備中。
堤防後ろ側は戸田公園、戸田漕艇場(戸田ボートコース)の長い水路がありますが、間にある建物や並木で遮られて様子が断片的にしかわかりません。漕艇場の水路長さは2500mほど。
どこかでボートコースが良く見える場所がないかと意識しながら歩いていきましたが、次の1キロの範囲にはなくて先に距離標
海まで27㎞、うさぎバージョン
さらに先まで漕艇場水路は続いています。
水路にかかる斜張橋、戸田公園大橋
水路の西側500mほどは戸田ボートレース場になっていて、競艇場への観客を渡す橋ですね。
漕艇場は静かでしたが、競艇場、レースは開催されてませんがボートエンジンの音が賑やかでした。
ボートレース場建物南側堤防の上
こちら堤防側は風景にあまり変化もありません。前方には笹目橋が小さく見えてきました。
ボートレース場西端の先にはまた水門があります。
笹目水門間近から
笹目水門手前の笹目川
この川も隣接して排水機場の設備があり、水の取入口が見えてます。(黒っぽい4つのフェンス)
笹目川排水機場からの排水路上が28㎞地点でした。
海まで28㎞
さすがに水路ど真ん中で、河川敷にある青色の距離ポストは設置できなかったようです。見当たりません。
ちょっと上流側から笹目水門と
上流側を向くと
笹目橋
堤防上の歩道は笹目橋を通る国道17号新大宮バイパスに直接接続しています。
接続部手前から下流方向を振り返り
そこから橋の方向を
笹目橋は外側を国道17号新大宮バイパス上下線、内側を首都高速5号池袋線が通る合計3本の橋からなっています。橋長は621m。
橋を渡って対岸へ。
笹目橋上から荒川下流方向
右岸側から河川敷
こちらは東京都板橋区高島平。橋は南側を並流する新河岸川も跨いでいます。
新河岸川の南側で歩道は階段になり、地上に下ります。
そのまま進むと高島通りとの交差点近くに都営三田線西高島平駅。この日はここまでです。
荒川(2020)足あと地図
その4は緑ラインの黄色マークから赤マークまで。
その1から3
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