散歩の途中

iPhoneもって散歩しながらあれこれ観察したノート

7月15日 地元フランスW杯決勝戦の日のパリ ヤバい、撤収だ!

前日14日の革命記念日は、軍事パレードのあったシャンゼリゼ大通りと、花火大会などが行われたエッフェル塔周辺は大変な人出と賑わいだったようだ。だがそれ以外の場所は普通の週末と変わることなく、個人的には少し拍子抜けするくらいだった。

しかしカオスな喧噪がその翌日、サッカーワールドカップ勝戦にフランスチームが進出したことでもたらされることになった。

7月15日、試合開始はパリ時間で17:00だというのに、街のなかは、朝早くからクラクションを鳴らしながら走る車が行き交い、歩道でもエアホーンの大きな音を響かせて練り歩くグループがいくつも。
昨日は盛り上がってる場所が限られていたけど、今日は街じゅう大騒ぎだ。

こんなのが朝から猛スピードで走りまわっている

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これで夕方までもつのかと思っていたら、試合開始が近づくにつれ人数も音量も、ますますヒートアップしていく。

 

まずそういうのは置いといて旅の記録。

前日賑わったシャンゼリゼ、ここはコンコルド広場

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パレードのために設営した観客席の解体が残るが、すでに落ち着いている。

チュイルリー庭園(Jardin des Tuilerie)の池

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庭園の中は(たぶん)いつもと同じ、落ち着いた朝の風景なのだろう。

庭園内からコンコルドオベリスク

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この日は最初にオランジュリー美術館(Musée de l'Orangerie)へ向かった。
オランジュリー美術館入口

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館内へ入るとまずモネの睡蓮が展示された2つのオーバルルームへと導かれる。
全体を俯瞰するより、部分的に切り出してみたほうがよさげ(3枚)

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階段を下りて-2階へ。
天井から自然光が入る通路

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ルノワールモディリアーニユトリロ

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ほかにもマティスセザンヌ、スーティン、ピカソなどなど。ここにも絵画素人の私でも知っている*1作品がぞろぞろ。とはいえルーブル、オルセーなどに比べれば小さな美術館で、さすがに1日中長居ということはない。

外へ出て
グラン・パレ(Grand Palais)

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ほぼ正面から

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反対側はプティ・パレ(Petit Palais)

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こちらにも多くの美術品が展示されているが、なぜか素通りだった。

シャンゼリゼ大通りを横切る

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大通りに昨日のパレードの余韻はもうほとんどなかった。

マドレーヌ広場からマドレーヌ寺院(L'église de la Madeleine)

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マドレーヌ広場から北西の方にサントーギュスタン教会(Église Saint-Augustin)が見えた

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寺院横のカフェから

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パリ満喫中って風景。実はマドレーヌ寺院が昼休みで閉まっていたので、こちらもその間にお昼にしたというところ。どの教会でも正午から2時頃にかけて閉まっていることが多いようだ。あと、この日は日曜日で午前中にもミサが行われ、その間も中には入れなかったはず。
そして道路は、相変わらずクラクション鳴らしまくりの車がしばしば通り、結構騒がしかったりするのだ。

食事を終えてマドレーヌ寺院のなかへ。
入って左側にある「キリストの洗礼」像

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主祭壇には「聖マグダラのマリア歓喜」像

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マグダラのマリア”がフランス語読みで”マドレーヌ”となるようだ。

説教壇

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今回の旅行ではあちこちの教会やチャペルを訪れた。これらのほとんどは誰をも拒まず、自由に中へ入ることができる。見せてもらったお礼というほどにもならないけど、ほんの幾許かのコインを置いてきたり、キャンドルにして火を灯してくることをなるべくするように心がけた。
日本でのお賽銭やろうそくとまったく同じ、当たり前のことだけど、海外で状況が変わると案外気づかなくなっちゃうものだと思った。

 

マドレーヌ寺院から外へ出て、あれこれ買い物などしているとW杯決勝戦のキックオフ時刻も近づいてくる。
街はいよいよ騒がしさを増して、車道は相変わらず、歩道でも国旗をまとい、エアホーンを鳴らすグループがそこらじゅうに、特にTVモニターのあるカフェはすでにどこも車道にはみ出すほどの人の壁になっている。

実はこの日が旅行の最終日、これから荷物をピックアップしてシャルルドゴール空港へ向かわなければならない。

最初の計画ではパリ市内で夕食をとってから空港へ向かう予定だったが、試合が開始されたら結果のいかんに関わらずすごい状況になりそうな気配だ。(事実そのとおりだった。)交通のマヒや制御がとれない状態になることもありそうなので、できるだけ早く空港へ、というかパリの中心部から離れた方がよいと判断。

撤収っ!!

スーツケースを引きずって、カフェの前後は歩道を通れない…、汗だくになって空港行きバス乗り場へ。

このへん、もう写真を撮っている余裕もなかったので、空港行きバスの切符で御茶濁

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オペラ座”後ろ”からシャルルドゴール空港までは12€。

勝戦はすでに始まっていたけれど、バスはそこそこ順調に市内をぬけて高速へ。高速道路上でも相変わらず騒がしい車は何台も走り回っている。(試合がはじまったからって停まって見てるわけじゃないのね。)

空港に無事到着。さすがにこちらはカオス直前ということはなく、落ち着いていた。

出発時刻よりはだいぶ早めの到着、チェックインを済ませると決勝戦も試合終了。ぎりぎり、フランス優勝決定のホイッスルが鳴る瞬間を空港のモニターで見ることができた。

フランス優勝! おめでとう。

どこからともなく空港ロビーに静かな拍手が起こった。

 

フランスチーム、デシャン監督胴上げ中

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もうこの頃から、翌朝までパリ市内はとんでもないことになって、シャンゼリゼエッフェル塔周辺も昨日の祝日セレモニーと比較にならない大騒ぎ、街の一部では暴動状態にもなったと後日の報道で知った。

こちらは試合終了からしばらく経って
ゆっくり食事をとりながら撮ったB777

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これは帰りに乗った機体ではないけど、同じAirFranceのB777だったので。
帰りの便は日も暮れてからの出発。

 

後から思うに、スケジュール詰め込み過ぎだった今回の旅行はとりあえずここまで。
今回はめっちゃ疲れた。

おまけで帰りの機内食を以下に。

 

パリ時間で深夜1時半頃にサーブの食事。
カレーライスしかのこってなかった。

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  • キュウリのクリームサラダ
  • ポークカレー・米/ニンジン/ジャガイモ
  • カマンベールチーズ
  • リンゴのスライス袋入り
  • 洋ナシとチョコレートのケーキ

飲み物はシャンパ

その後日本時間で16時頃出た朝食

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こちらはカードに”お品書き”がなかったので推測。
飲むヨーグルト、ジャム、バター、お菓子(マドレーヌ)、リンゴのコンポート、パンはだいたい分かるが、左側のひと皿が何というものなのかわからない。グリーンピースと卵はよいとして、タピオカのようなぷよぷよした食感の物体が馴染みのないものだった。
飲み物はコーヒー。

朝食が済むと夕方の羽田空港へ着陸するのだった。

日本、蒸し暑い!

*1:「知っている」というのは見たことがあるというほどの意味。