その1では引地橋から藤沢・大和市境近くの長後堰へ。
今回その2はさらに川をさかのぼって源流の泉の森までの記録です。
最初は藤沢市内最上流、ほぼ市境に架かる大山橋から(藤沢市長後)
前回分に取りこみ漏れ、ということで。〈ちょっと遠めですが〉
橋は最近架け替えられたようでまだ新しいです。
次は大和市最下流の福田13号橋上から上流側(大和市福田)
手前の大山橋からは150mほど
すぐ先に高架の橋がありますが、右側下福田中学校とそのグラウンド(校庭)(左)を結んでいるようです。生徒、学校関係者の専用橋
そこを過ぎると福田橋があり、その先の遊歩道から下流側をふり返り
右向こうに先ほどの中学校校舎が頭を出してます。
この背後上流側には東海道新幹線
線路手前で分譲住宅建設中です
新幹線高架下をぬけてこちらは小学校(下福田小学校)の脇
銀杏がきれいに色づいてました。
そこから200mちょっと先、川のなかに..何でしょう?
手前には川を渡る鉄管もあります。
脇に解説があったので読んでみます
若宮堰(農業用取水施設) <平成14(2002)年8月完成>
「堰」とは、農業用水等を川から引くために、川を横断して設けた構造物のことで、堰の上流側に水を貯めて、水を取水しやすくします。
「若宮堰」は、昭和5年に耕地整理事業により設置、昭和42年には可動堰に改築され、水田で利用する水を取水するため利用されていました。平成14年に、引地川の河道拡幅に伴って、川底からポンプで取水する「河川表流水取水工法」による農業用取水施設に更新されましたが、現在も、昔から親しまれている「若宮堰」の名で呼ばれています。
この施設では、河床部にある二つの導水路内に設置された円形の取水弁から取水し、左岸の地下にある密閉受水槽に送った後に汲み上げ、両岸の農業用水路に送水します。
ここで取水された水は、藤沢市の長後堰橋までの水田で利用されていましたが、近年、水田の畑地化や宅地化が進み、現在では藤沢市域の水田で利用されるのみとなっています。
ということで川底2つの円形取水弁、川をわたる鉄管など正体がわかりました。
若宮堰より上流は河川拡幅の工事が続いていました。
その上流端が現在「千本桜」の末端まできています。
福田7号橋上から上流方向
手前側は川の拡幅が済んでいますが、桜の木が植わっているその上流側は手付かずになっています。
河川拡幅するには桜の木を伐採せざるを得ませんが、1300mほどに渡って続く千本桜桜並木の保存運動もあって話し合いがもたれているようです。
協議の結果、片岸ずつ護岸を整備し、新しく植栽する桜の成長を待って、対岸の整備を行うなどの景観保全案が承認された。2016年度以降下流側から着工し、毎年数十mずつ段階的に進め、2044年度の完成を目指している。
とWikipediaに記述があります。
現在の「千本桜」の様子(大和市福田)




桜の花の季節だったらもっと良かったのですが、葉が染まるこの頃も悪くはないと思います。
市によると、1970(昭和45)年周辺住宅分譲の際に植えられて「千本桜」と名付けられたそうです。
こちらは千本桜の桜並木より上流側の歩道から(大和市柳橋5丁目)
咲いているのはバラでしょう
このあたり引地川は台地を削った谷の底をながれています。
ここは台地の縁を流れています
ちなみに台地の上となるこの西側は米海軍厚木基地、厚木飛行場の滑走路も近くに迫っています。
環境管理センター前の橋(境橋)を渡って左岸側に移動
センターの敷地を通る歩道から上流側
手前の斜めにかかるのはごみ等を環境管理センターに運ぶトラックなどが通る橋
その後ろの橋は引地川の谷を一気に跨ぐ「大下さくら橋」。左方はすぐ米軍基地の門で一般の車が通ることはあまりなさそうなんですがなぜか立派です。
さらに500mくらいさかのぼって「草柳2号橋」から(大和市草柳2丁目)
流れの両岸は住宅地。
片側だけになり
そしてまた700mほどさかのぼると銀行のグラウンドで道路はつきあたります。川とグラウンドの間に細い踏み分け道ができているのでそこに入っていくと
引地川対岸は防衛省仕様(?)のフェンスが巡らされて、米海軍厚木基地&海上自衛隊厚木航空基地の敷地。木々のうしろはすぐ滑走路で航空機が目の前を離陸していくのが見えたりしました。
そこから川は県道(通称厚木街道)と相鉄線線路の下を潜るとその先「ふれあい広場」「ふれあいの森」の中へ

東ヶ里ふれあい橋から引地川上流方向
もう少し上流側
また少しさかのぼると東名高速の擁壁にぶつかって「ふれあい広場」「ふれあいの森」はおしまい。
川や脇の歩道は高速道路下を貫通するトンネルをぬけて「泉の森」に入ります。
泉の森しらかしの池
引地川の本流は池の右側、護岸の上、柵の間を流れています。
近づいて
泉の森、園内にかかる橋
近くには大きな水車もあっていつも勢いよく回っています。〈ポンプで汲み上げた水で回してるのかな?〉
こちら泉の森には引地川の源があります。源流部、水が湧く場所(小さな池となっている)には近づけませんが行けるところまで。
源流の水が流れ出してくるところ
フェンス内部に水源があります。
少し別の位置から〈柵のすき間から覗き込み 光がはいってしまった〉
立ち入れませんが古そうな橋も残っており、かつては中へ入ることもできたのでしょうか。こちらは現在水道の水源としても使われているので管理が厳重になったのでしょう。中には少なくとも2つの池があってその一帯が水源です。
「泉の森 引地川水源地」と刻まれた石碑
石碑後ろ側から
「引地川 大和市上草柳字篠山の「泉の森」に源を発し、藤沢市内を流れ相模湾に注ぐ二級河川。延長約21km、流域面積約67㎢。」
ここまでです。
8年前を最後に置いておきます/相模原(相模野)台地に源をもつ河川のひとつとして記録を残してました。