千代崎川の暗渠探索をした日、周辺をめぐり歩きました。その中からいくつかピックアップ。
かつて根岸競馬場のあった場所、コース周辺が公園になっています。
公園入口近くから中を
コースの内側が広く芝生の広場です
戦後米軍に接収された時にゴルフ場として使用されたこともあるそうです。
芝生の広場のほか、桜や梅の木が植えられ、横浜の花見スポットとしても有名です。
訪れたときは梅が見ごろでした
左のほうでまだ枯れ木状態なのがソメイヨシノ、3月下旬頃には見ごろになるのでしょう。(訪れたのは3月上旬)
いろいろな種類(名前)の梅があります。〈自慢じゃないけど覚えきれない〉
園内の池
根岸森林公園から台地の尾根伝いに歩いていきます。
たまに開けた場所があって海が見えます。
根岸湾方面
本牧山頂公園、端っこの入口から入りました
名前のとおり公園は台地の尾根筋に沿って開かれています。東西に長細い公園、1980年頃まで米軍住宅のあった場所です。
うまく収まらなかったけど、早咲きの桜(河津?彼岸?)、でかい西洋?の杉、手前にはまだ椿のつぼみ
左、小高いのは『見晴台』とあったけど1枚も写真がないところを見ると見晴らせなかったようですね
公園の外、何というか、起伏の多い入り組んだ台地です
八重寒緋桜
センター広場というところから
あとで正面の住宅屋根が並ぶところへ下りていきます。
これは反対側の景色、横浜ベイブリッジなんかも写ってます
下ると本牧神社の前
神社は周辺の日本返還後に遷座してきました。それほど遠くからではないですが。
本牧和田の住宅地
プチっと高級感が滲む(除く道路)住宅街です。ここもかつては米軍住宅の敷地の一部。
その住宅街の片隅には、その頃につけられた名前なのでしょうか
ハロー坂
アルファベット表記が"Harozaka"ってのはなんですかね?
(近くには別途アメリカ坂という坂道もあります。)
ハロー坂から再び本牧山頂公園へ
公園内に米軍が設置した消火栓が残されていました
解説があるので
~ドライ・バレル消火栓~
本牧山頂公園の歴史
戦後、米軍接収地のこの場所にあった消火栓を保存したものです。
消火栓を使用していない時には、内部の水がなくなり空になるため、ドライバレルタイプと呼ばれます。
また、暖色系の色は放水量が少ないタイプを表しています。 ※この消火栓は現在使えません。
似たタイプの消火栓、根岸森林公園近くでも見ました。
そちらも写ってる範囲は戦後米軍接収地でした。
再び下って本牧通りへ
この通りの両側には金網のフェンスがあって立入できなかったエリア、フェンスの向こうのアメリカ。
この後は千代崎川河口へ向かったのでした。
河口付近から運河の向こうに横浜のシンボルがいくつか
千代崎川暗渠編
横浜本牧山手の暗渠千代崎川をたどる その2 3つの支流 - 散歩の途中
◆山手から中村川方面へ
千代崎川に沿って歩いたあとは山手の台地北側へまわりました。
南区平楽付近から北側
見えてる方向へ下ります。
南区中村町界隈ですが、横浜では珍しいものを目にしました。
石敢當(いしがんとう)
丁字路の突き当り等に設けられる「石敢當」などの文字が刻まれた魔よけの石碑や石標。石敢当、泰山石敢當、石散當等と書かれたものもある。中国で発祥したもので、日本では主に沖縄県や鹿児島県に多く分布する。
先日ブラタモリ・石垣島の回で紹介されたので記憶してました。
横浜、この周辺は沖縄出身の方が多いのでしょうか。表札にあった苗字は沖縄に多いもののひとつでした。
中村川、三吉橋上から三吉演芸場など
演芸場前の商店街
その先は横浜橋商店街
これくらいにしておきましょうか。