散歩の途中

散歩しながら観察して記録してちょっと調べて書くノート

柏尾川 境川合流点からさかのぼって阿久和川、その支流のひとつへ歩く

柏尾川(かしおがわ)は、横浜市戸塚区柏尾町の平戸永谷川(ひらどながやがわ)と阿久和川(あくわがわ)合流点から、藤沢市川名の境川(さかいがわ)合流点までに名付けられている川の名称で、この区間の延長は11kmになる。

今回は境川合流点からさかのぼって平戸永谷川・阿久和川合流点まで行き、そこからさらに阿久和川をさかのぼって、そのひとつの支流の源流を訪ねた。
阿久和川本流とその他いくつかの支流の源流にも足を伸ばしたが、そちらは次回にまとめる予定。

今回の行程(柏尾川、阿久和川、支流A)

アプローチは藤沢駅

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初詣江島神社なんて書いてある(裏側)けど、まだ年末。

駅南口から出て境川との合流点を目指す。10分ほど歩き、まず境川を渡って右折すると合流点。

 

◆柏尾川、境川合流点から

境川・柏尾川合流点

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左から柏尾川、右から境川、前方で一緒になって下流の名称は境川、江の島のすぐ近くで海に注ぐ。前方の橋は新川名橋。

境川との合流点を別の日、別の角度から

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境川は以前歩いている。

miwa3k.hatenablog.jp

少しさかのぼって下流方向を振り返る

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合流点近くで柏尾川はきれいに曲線を描いている。川の正面向こうは藤沢の繁華街方面。

川沿いはだいたい歩道あり

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歩道は時々なくなるけど、普通の道路であっても歩きにくくはない。
この頃東の方角は雲が多く暗い、そのうち晴れてくるはずなので。

大塚川合流

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大塚川は鎌倉山、西鎌倉あたりの丘陵から多くの小河川の水を集めてここへ流れてきている。
この付近からしばらくの間、川が藤沢市鎌倉市の境界、いま歩いているのは藤沢市側。

こちらは横須賀水道の水管橋

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ここは17年10月に通ったところ。

miwa3k.hatenablog.jp

横須賀市上水道になる水を通していたけど、現在は使われていないはず。

新川合流

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こちらも鎌倉山や大仏切通近くの湧水が集まってできた小さな川。

この付近から北東方向に向きが変わる(流れは逆の南西方向)。住宅地と工場地帯の入り混じった場所をずっとさかのぼっていく。

町屋橋から上流方向

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柏尾川ってどこもこんなかんじ、という1枚の絵でまとめられちゃいそうな風景。ごく普通の都市河川ではあります。

JR東海道線橋梁

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柏尾川は、東海道線の線路にも沿って流れている川で、あちこちで走っている電車がよく見える。

東海道線橋梁の反対側へまわるとこんなものが取り付けられていた

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なぜか「山﨑川」橋りょうと書かれている。鎌倉市台1丁目にて。

手前昭和橋の下が小袋谷川(こぶくろだにがわ)合流点

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小袋谷川は北鎌倉、明月院円覚寺前の池などから流れ下っている小川。その水は写ってないけど。
向こう柏尾川にかかっているのは戸部橋。後ろ上流側はもうすぐ大船。

振り向くと川の向こうに大船観音

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前方の白い橋はJR大船駅への連絡歩道橋。

大船駅西口前を通過してすぐに砂押川(すなおしがわ)が合流。砂押川は大船駅ホーム下を横切って柏尾川に合流している。小さな川だが、鎌倉市横浜市の境界。

大船駅の先は柏尾川と東海道線線路の間を歩く。
しかし油断していたら歩道が途切れ、ずいぶん高い橋を渡らねばならなくなった。

笠間大橋

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笠間大橋の下を通っているのは水管橋で人は渡れなかったのだ。

笠間大橋上から南側、下流方向

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この上流側に「いたち川」という特徴ある名前の川が合流しているところは見逃してしまったのでそのうち歩くとして。
そのまた先には巨大な遊水地が現れる。

柏尾川本流と左が遊水池

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遊水池側から

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この場所より後方から向こうに見えるマンションのその先まで水が貯められるようになっている。この規模の川にしては大きいと思ったが、ほかの川の例をあまり知らない。Googleマップで遊水池縦方向の長さを測ってみたらちょうど1kmほどあった。

先ほどのマンションのさらに上流側に越流堤

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越流堤はやや黒っぽい部分、堤防の他の部分より一段低くなって、大雨で向こう側の水かさが上がるとここから堤を越えて水がこちら側に流れ込んでくる。

越流堤の先に写っていた横浜環状3号線の柏尾川大橋の上流側は河川敷部分も歩道になっていた。

川べりを歩くが右側一帯は下水処理場(栄第二水再生センター)

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右から流れ込んでくるのが大量の処理水。近くでは独特のにおいが漂っていたのと、その上流側では目に見えて川の水量が少なくなった。下水処理される水量の多さに驚き。

もう少し上流側の様子

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川に架かっているものは、かつてこの両岸が工場だった頃の名残りかと想像。現在再開発中。

戸塚の市街地に近づいて

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正面前方が戸塚駅前の繁華街。

JR戸塚駅ホーム

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駅ホーム下を柏尾川が流れている。

駅前広場から伸びる吉倉橋

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東海道に架かる吉田大橋

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広重にも描かれた、旧東海道戸塚宿を代表する橋。いろいろなレリーフ、装飾などがある。

さらにさかのぼり、ブリヂストン工場前にかかっているのは
柏尾橋

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この川の元祖みたいな名前だが、工場構内へ出入りするための橋で、渡れるのは当然工場の関係者のみ。ちなみに石の橋ではなかった。

先へ歩いて行っても工場構内へ入ってしまう。
正面も立入禁止

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左折して工場脇にある歩道橋で工場敷地と東海道線、市道を一気に越える。その道路をしばらく進むとまた川が現れる。

市道から覗き込むと
平戸永谷川、阿久和川合流点が目前

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合流点上流側へまわって

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左向こうが柏尾川、ここが柏尾川の起点になる場所。

平戸永谷川はまた別の機会に歩くとして、ここから阿久和川へ入る。

 

◆阿久和川

分岐点から阿久和川上流方向

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阿久和川に入るとすぐに横浜新道の高架を越え、そのすぐ先に
名瀬川(なせがわ)合流点

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この付近から先は丘陵地帯の間を阿久和川が流れる。そのほかにも丘を削って小さな谷つくり、そこを流れてくる小さな河川がたくさん合流してくる。

ここも左側から小河川が合流している場所

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合流している川の名前がわからないので、流域の地名から勝手に、阿久和川上矢部支流としておく。
上矢部支流合流点の周囲は水辺に下りられる親水施設になっており、両岸は阿久和川沿いに遊歩道が整備されている。

遊歩道をさらにさかのぼって歩くと
子易川(こやすがわ)合流点

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枯草だらけで水の流れもみえない。右奥の少し高いところから落ちてきているのが支流の子易川。このあたりで横浜市戸塚区から泉区へと入り、岡津というところ。

このすぐ先では領家川(りょうけがわ)が南側から合流している。付近に最近造られたいくつかの橋にみんな擬宝珠があるのだけど、理由はわからず。

その先にまた、親水施設のある公園

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この公園の上流側にある西田橋と、その先相鉄いずみ野線の間で阿久和川に合流している小さな流れがあり、この日はそちらを追いかけた。本流は次回先へ進むことにする。

 

◆阿久和川支流A 《亀谷戸支流(仮)》

谷戸支流の合流地点

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合流点近くは上面梁補強の開渠

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はしご式開渠なんていわれてる。

これより先は暗渠

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左手前、フェンスのある部分まではしご式開渠が続き、その先は前方の歩道柵に沿って暗渠になっていた。歩道柵に沿って追いかける。

途中で合流していた亀谷戸支流のまた支流

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こちらは合流点まではしご式開渠になっている。

谷戸支流は崖の縁に沿い、くねくねとカーブしながら数百メートル進み、公園の手前で流れが姿を現す。
流れが暗渠に吸い込まれるところ

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向こう側の公園内、谷戸から小さな流れが出てきて、手前で暗渠となる。横の物置に「亀谷戸せせらぎ水辺愛護会」と書かれていたので、この支流を勝手に亀谷戸支流と名付けた。

谷戸の奥へ入っていくと「新橋市民の森」。このへんの地名が泉区新橋町。
森の手前で、かすかな流れの合流

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源流近く

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土が掘られて少し低くなっているところをわずかに水が流れていた。奥の崖に湧水が何か所かあるはずだ。

谷戸の一番奥の崖下へ行くとわずかに水が浸み出し、水たまりができていた。
谷戸支流源流

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崖の上は丘陵の平坦面で、東京電力京浜変電所があり、そのすぐ東側に源流のある谷戸の崖面がある。相鉄いずみ野線弥生台駅もわりと近い。

源流を1つ確認したが、今回は長くなったのでここまで。