横浜山手の坂道 見尻坂

横浜坂道探訪2つめになります〈ところで前回まとめたのは昨年5月..〉

『見尻坂(みしりざか)』は元町から山手町へ上がる長さ約250m、高低差30mほどの坂道で、外国人墓地の縁をまわるようにはじめ東へ、次に南へ上がっていきます。
途中にはアメリカ山公園の入口、横浜地方気象台、ブラフ99ガーデンなどもあります。

 

最初は元町通り商店街東側入口付近から道の先、上にフェニックスをあしらった商店街アーチゲートが見えます。

その外へ出ていくと山下公園方面ですがここは足元の交差点を右へ

 

30~40m行ったところからすでに坂道にかかってますがここの傾斜は見尻坂には含まれていないようです。
見尻坂は左の木立ちの手前、2つの道路標識に挟まれた細い道になります。

 

👆の車両通行止め標識の根元から坂道の先など結構急坂であることがわかります。途中に階段があるので車両は通れないのです。
また標識のすぐ隣りに小さな字で「見尻坂」と書かれた標柱が立ってます。坂名の由来は..はっきりしません。

 

上がりはじめ

ふり返って柵の向こうは外国人墓地。
見尻坂標柱のすぐ左に墓地裏門があります。いつもは閉められてますがこの時は中で何か作業が行われていて開いてました。

 

少し上がっていくと階段になります左の手すりがはじまるところ石垣の下に道路境界石、居留地境界石というものがあります。

同じ写真を拡大してみました〈それでも目立たないので字も書いておきました〉

風化や欠けで表面に刻まれていた文字はよく読めませんが
右が道路境界石、文字通り住居地と道路の境界を示すものです。
左が居留地境界石、幕末山手に開かれた外国人居留地敷地の境界を示しています。ここから坂道の上側が外国人居留地。ちなみに1899(明治32)年に居留地制度は撤廃され境界石もその役目を終えました。

なのでこの坂道も外国人居留地が開かれた頃には存在したことになります。

 

階段を上がりつつ

右側に外国人墓地
左手前の擁壁にはあちこち歪みがあるようですが、原因はおもに関東大震災の揺れによるものとのことです。階段先のほうは最近改修された部分でしょう。

 

階段を上がりきるところ先は一般道になって右(南)方向へさらに坂道が続きます。また左へ折れるとアメリカ山公園入口です。

 

アメリカ山公園入口と中をちょっとだけ

『アメリカ山』と言われるのはここが幕末にアメリカ公使館予定地だったことや太平洋戦争後にアメリカ軍に接収されていたことに由来するようです。

 

公園入口を背に見尻坂のつづき坂の傾斜、上部は下部より緩やかです。

アメリカ山公園内には元町中華街駅入口があることもあって通行する人が結構います。

 

少し上がってまたふり返り


墓地内をちょっと覗いてしまいました


横浜地方気象台入口前を通りすぎて坂下方向「一般見学開館中」の貼り紙がありました〈ちょっと興味あり、入らなかったけど〉
写っているのは横浜のソメイヨシノ標準木らしいです。

こちらの擁壁、ブラフ積み(フランス積み)と呼ばれる石の積み方をしています。

 

もう少しで坂上、山手本通りに出ます右、木の向こう建物は「横浜外国人墓地資料館」

 

山手本通りとの交差点付近から2010年頃開かれたブラフ99ガーデン


山手本通り渡って見尻坂ふり返り左に外国人墓地正門、正面に見尻坂、右はブラフ99ガーデンと気象台建物

本通りを右にカーブしていくと港の見える丘公園前へ

 

見尻坂はここまで