2020年の夏、神奈川県(だけに限らないが)の海水浴場はすべて開かれないことが決まりました。
神奈川県内でも代表的な海水浴場のひとつ、三浦海岸とその周辺、通りすがりに様子を見てきました。少しだけ。
最初は横須賀市内の野比海岸から。
こちらは海水浴場ではありませんが、海岸沿いを歩ける遊歩道があるので散歩がてら。
アルファベットの入った珍しい駅名です。YRPは"Yokosuka Research Park"の事だそうな。
そちらとは反対方向へ駅から歩いて6,7分
野比海岸交差点
”海岸通り”を横切るとすぐに波打ち際です。
遠くに見えるのが三浦半島の先端方向。あちらへ向かって歩きます。
野比海岸
訪れる数日前、この海岸にクジラの死骸が漂着したというニュースがありました。
報道によれば、クジラは体長10m、船で沖合に移動させ海中に沈めたということです。
海岸沿いの遊歩道
砂浜養生中
野比海岸、以前は広い砂浜だったのですが、砂がどんどん失われ、海岸沿いの道路などが高波をもろに受けて陥没、崩落する事態になってしまいました。
上が遊歩道となっている頑丈なコンクリート護岸は海中にみえる離岸堤とともに侵食防止対策の一環なのでしょう。
それでもこの日も遊歩道の端のほうは通行止めでした。
1㎞足らずで遊歩道の終点です。そこから海岸沿いには国道134号、ドライブなら良いですが歩くには不向きです。
浜辺も歩けず、内陸を迂回して津久井へ出ます。
津久井浜海岸
津久井浜もかつては海水浴場があったそうですが、今はありません。こちらも砂浜の面積が減少しつつあります。
ウインドサーフィンをしている人が少しいる程度でがらんとしてます。
津久井浜から、国道と海岸の間はずっと駐車場が続きます。
駐車場横の歩道から
駐車場はサーフィンにやってきた人の車がぽつぽつ。この時期にしては活気はないです。
久里浜方向を向いて
だんだん天気も良くなってきました。でも好天なら間近に見える房総半島の姿はありません。(肉眼ではうっすら見えてました。)
砂浜の面積も広がって、このあたりから〈正中〉三浦海岸の範囲
こちらも釣り人がちらほらいる程度で閑散としてます
今年はこの看板が海岸にたくさん立ってます
文字起こし
注 意
海水浴場は開設していません
十分な安全対策が確保されていないため
遊泳はお控えください
神奈川県・三浦市
三浦海岸のルール
海水浴場が開設されていません
十分な安全対策が確保されていないため
遊泳はお控えください
〇 砂浜でのバーベキューは控える
〇 歩きたばこは控える、吸い殻のポイ捨てはしない
〇 飲酒、花火、大音量での音響機器の使用を控える
〇 刺青・タトゥーの露出を控える
〇 熱中症対策として、体調管理と水分補給を心掛ける
〇 海岸でのお酒・飲料水、物品等の販売は行わない
〇 ゴミは必ず持ち帰る
〇 地震や津波に備えて避難経路などを確認する
〇 気象情報や海のリスクを確認する
〇 マリンスポーツ等、他者との接触事故に注意する
〇 乱暴な言動や行為等、他の方の迷惑となる行為はしない
感染防止にご協力をお願いします
距離をあける 密集をさける 咳エチケット
神奈川県・三浦市
海水浴場は開設していないけれど海岸や海に入ることは制限されていません。サマーシーズン以外の海岸と同じ扱いというところでしょうか。
それにしてもこの時期に人がいない砂浜
あれ?、海の家?
海水浴場が開設されないので今夏は海の家も設営しない、と決まったはずですが。
無視して勝手に建てちゃったのかななんて思いましたが、ここはライブハウスとの情報。帰ってから知りました。
今年は4月から8月末までライブを開催する予定で、春先から建物を準備したようですが、全イベント中止となってしまったそうです。
砂浜の電柱
本来ならば今頃は海の家にケーブルが延長されていたのでしょう。今年は電気工事もなし。
三浦海岸から隣接する菊名海岸へのびる歩道から
向こうの菊名海岸も海水浴場となりますが、今年は何もありません。(通常年も海の家などはない模様)
広い砂浜の端まで来ました
来たほうを振り返り
一般道に上がってもう少し先、金田漁港まで歩きました。
すいかを積んだ大型トラックに出会いました
三浦半島先っぽのほう、すいか畑がたくさんあります。
金田の海岸
こちらにも広い砂浜があります。
金田漁港
漁港隣りの浜
ここで海岸から離れました。
道の突き当りが海岸、という風景好きです。
すいか畑がこちらになります
高台にあがって
先ほどの訪れた金田漁港のある海岸が左側のほうです。
まだ先に歩きますが、ここまで
地図