異様に早い梅雨明けでしたがぐずついた天気が続き、たまに晴れれば猛暑、そこへまたCOVID-19(新型コロナ)第7波襲来、あれこれ足止めばかりくらった7月でした。書くことなくなっちゃったじゃないですか。〈昨年、一昨年も似たようなものでしたが〉
さほど遠出もできてないので、今回も近所と言っていいでしょう。品川区大井、八潮から大田区平和島、大森あたりで緑蔭を求めて徘徊してきました。
見返してみると一昨年9月に歩いたコースと半分くらいかぶってますが、一応人混み、密になりにくいところを歩くという意味もあるので良しとします。
最初はこんなところから
水に浮かんでいるのは『しながわ水族館』です。今回は中には入りません。
水族館の周囲は細長くしながわ区民公園として整備されていますが、これは勝島運河の一部を埋立てた土地です。
水族館近く
砂をいれて砂浜に見立ててます。
池ではなく『勝島の海』だそうで
通りひとつ隔てた先も公園が続いてましたがそちらは半分以上が改修工事中で向こう側出入口まで通り抜けられず。
迂回して歩く道は旧東海道、架かる古い橋は『濱川橋』
道幅が現代では中途半端で下り一方通行です。江戸に上れぬではないか。
下を流れる川は立会川。
橋を渡ってすぐ右折、勝島運河に出ます。
少し先へ進んでからふり返り
前方白い壁から先は埋立済みで行き止まりの運河、立会川の水が流れ込んでますが、ちょっとにほふ。
途中で折れて先は京浜運河につながってます
先に見えてる橋は鮫洲橋。
鮫洲運転免許試験場横に出て鮫洲橋を渡ります。
橋上から
首都高羽田線と東京モノレールの橋があり京浜運河、その向こうは八潮団地の建物群、京浜運河との間に広く緑地帯があって緑が見えてます。
次は京浜運河を渡る歩道橋『かもめ橋』
かもめ橋の上から南方向
八潮団地と京浜運河の間にある緑地の歩道
北向きに歩いて八潮橋の付近から
対岸は品川シーサイド。
この背後から団地の東側に沿ってのびるもうひとつの緑地帯があります。
埋立地とは思えない風景になってます。
ただし隣りにはすぐ湾岸道路や首都高が通り、緑地は車の走行音でセミの鳴き声も霞むほど。防音林なのだと思いました。
団地の南端まで来て通りをひとつ渡り、
大井ふ頭中央海浜公園から京浜運河ごしに勝島橋、東京モノレール大井競馬場駅など
背後は森になって自然観察の場。
その向こうはスポーツ施設、競技場が並ぶタイプの公園。
こちらはホッケー場
なんとも立派なスタジアムです。
そのまま歩いていくと『大田スタジアム』という野球場が現れます。公園の中に品川区と大田区の境界があるようです。
大井ふ頭中央海浜公園を分けて通る公園通りの上から
多くの車が走っているように見えますが、外側車線は全部駐停車中の車〈日陰もないのに〉。
再び京浜運河側へ
フェンスの先は自然保護区域で立入できません。対岸中央の建物あたりは大井競馬場。
この背後も公園内工事中で通り抜けることができず。
平和橋の上から大井ふ頭中央海浜公園方面ふり返って
大井ふ頭から平和島へ渡ります。平和島側にも公園がありますがここから見えるような深い緑は少なめです。
首都高、環七、海岸通りなどが交わる平和島JCTを歩いて反対側へ渡るのに少し手間取りましたが、そこに隣接した平和島公園内へ入ります。
キャンプ場の横
噴水広場
〈言っちゃなんですが、この公園あれこれ指図が多くて閉口します。ここ噴水広場も柱ごとに何々禁止、〇〇するなの但し書きが貼り付けられてます〉
もう少し居心地の良い、隣の平和の森公園へ
噴水が霧になって少し涼しくなりました。日陰で少し休憩。
ここも平和島の埋立地と本土?の間にあった運河を埋めて造った公園です。隣りにある大森ふるさとの浜辺公園まで細長く続きます。若干埋立てられてない一部は現在平和島競艇場となっています。
緑深いと言うか...あをぢる
埋立てられた運河に沿って歩き、大森ふるさとの浜辺公園へ
左にある建物は『大森海苔のふるさと館』、海苔の歴史博物館です。
先には浜辺
白い砂浜と大海原w
海原に近づきすぎてると思いますが、左は昭和島、その向こうには京浜運河が控えてます。
砂浜から
ビーチにはライフセーバーも配置されてました。ってことは、泳げるってことですか?
公園の南側出入口近くにはかつて海苔をとるための『べか船』を係留していた堀(貴船堀)があり、その跡が一部残っていますが、この日通ると新しく橋がかけられてました。
貴船堀橋あたり
今もこの奥に小さな船溜まりがあり、ここには水門があって公園に出入りするのに堀を迂回しなければならなかったのですが、少し便利になったかも。
さらに木蔭を求めて吞川旧流路の緑道に入りました。あまり川幅広くなかったので緑道も幅がなく、木蔭もぼちぼち。
ところどころに昔の橋跡が残ってます。
昭和橋跡(大田区北糀谷1丁目)
しばらく行くと植込みだけになってしまい日なたを歩く
前方、東蒲中学校校舎の下が古い流路、突き当たって川跡の痕跡もなくなってしまいますが、
すぐ現在の吞川に出るので、また少し先へ
旧流路を歩いてくると現在の川幅がだいぶ拡張されていることがわかります。
前で川を渡るのは第一京浜と京急蒲田駅。
その先蒲田の市街地へはいりますが、緑道も尽きたのでこのへんまでとします。
このところ週に1回の更新となってしまいました。8月からは週2回に戻したいのですが、何やらまた猛暑だとか都内で1日5万人になるとか。決死の散歩なんてしたくないし...