散歩の途中

散歩の途中で観察記録、その後少し調べて書くノート

坂道探訪 田園調布・26%勾配標識のある無名坂など

これまで名前のある坂道のみを廻っていました。実際に歩き回っていると、名前はないけれど素通りするのはもったいない坂道が現れることがあります。
本当はもう少しネタ数を仕込んでからまとめようと思っていましたが、再び出かけられる目途が立たないので、まずひとつ、おまけを何品か付けて、出しちゃいます。

今回の坂道は大田区田園調布5丁目、周辺には急な坂道がいくつもあります。

この界隈の名前つき坂道は以下にまとめ済みです。

坂道探訪 国分寺崖線の坂道・大田区田園調布 - 散歩の途中

 

背後は都水道局玉川浄水場となるここの坂道には以前から目をつけていました。

浄水場裏となる坂上から見通して

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田園調布5-13と5-18の間を下り、谷底から上りになって田園調布5-15,16の間に通るV字になった複数の坂道です。
うねうねと傾斜の程度を変え、先では一転上りとなり、ずっと見通せるという素敵かつ周辺で最強な坂道です。

 

道路左側に勾配標識があります。別の日に同じ場所から
標識を強調しつつ

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勾配標識の数字は滅多に見れない26%。

 

下り始めて振り返る

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確かに急坂ですが、勾配標識の数字がずっと続くわけではありません。
ちょうどこのあたりがいちばん傾斜が激しいかなと思いました。

 

谷底を望む

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下りきったら次に上り返す仕様です。

 

谷底にはねこがいました(浄水場方向をみて)

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谷底にはねこがいましたの反対方向

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横切る深い谷、普通は谷筋に沿って水の流れができますが、ここはごくわずかな水量しかないようでした。

 

上りの急坂にさしかかります

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大体上ったところから見返します

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ペアになった坂がお互いに見通せるというのも個人的にポイント高いです。

この背後は道路1ブロック分緩く上がりますが、その先は再び下り、名前付き「急坂」の途中につきあたるという仕様になっています。

 

 

以下おまけ分です。

ここの窪地には田園調布雙葉学園があるので、勝手に「雙葉学園谷戸」と名付けています。*1
上に紹介した以外にも坂道がたくさんあります。

雙葉学園谷戸の坂道いくつか。

勾配20%の坂

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同じ坂を途中から見下ろして

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こちらは雙葉小学校校舎西側の坂

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坂の途中からです。
勾配標識も名前もありませんが、かなりの急坂です。

 

雙葉中学高校正門横から上がる坂道

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歩道部分には階段もついてますが、この程度の傾斜は大したことなく見えてしまいます。

 

中学高校正門の正面方向へ行くと幼稚園と小学校グラウンドがあり、そちらも坂道です。

左が小学校、右、幼稚園間の坂道

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坂の途中に門があるので、道のどちらから通っても坂道は避けられませんね。
この学園に幼稚園から高校まで通い続けるとたくましいお嬢様になれそうです。

 

階段坂もあって

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下った谷底は雙葉小学校、その向こう左へ上がる坂(車が見える道)は先に出した幼稚園、小学校間の坂道になります。

*1:近くの「寮の坂」にある解説では『寮の坂の東側にある雙葉学園を抱く地は、室町時代に籠谷戸と呼ばれる入り江で、多摩川の水が滔滔と打ち寄せ』とあります。