前回の続きです。
現在位置は「湘南海岸公園」
砂浜のビーチ、片瀬西浜から

片瀬漁港
こちらも片瀬漁港、岸壁
左端に少し見える水面は境川河口です。今回はこの川をさかのぼって歩きます。
河口付近から内陸側を見て
見えている橋は国道134号片瀬橋。
国道を渡って小田急線片瀬江ノ島駅前へ出ていきます
竜宮造りの名物駅舎ですね、屋根には龍や鯱のような金のイルカ像も。記念撮影をしていく人も多いです。
駅前に架かる弁天橋からもう1度片瀬橋、江の島
弁天橋渡って境川左岸をまずさかのぼります。
ふり返って弁天橋、駅など
少し行ってまたふり返り
江の島この日はこれが最後。
次の山本橋を渡りつつ(このあたりまで地名はずっと藤沢市片瀬海岸)
右のほうに寺社建築の建物が見えます。
純和風の佇まいですが十字架が掲げられており、「カトリック片瀬教会」です。
1939(昭和14)年に建築されました。当時の司教が鎌倉に近いこの地に馴染む形をということでこのようになったそうです。
橋を渡って境川右岸に移りました
このあと右岸左岸を右往左往..
西浜橋から上流方向
江ノ電湘南海岸公園駅にも近いところです。
少し先で江ノ電の橋梁(藤沢市片瀬5丁目)
対岸線路がカーブしているところには鵠沼駅があります。
国道467号境川橋たもと
右の上流方向には次の新屋敷橋、その奥には片瀬山の丘陵
そこから7~800mさかのぼったところ(藤沢市片瀬1丁目)
川の前方に見える橋は上山本橋といい東海道藤沢宿から江の島へ向かう古い街道「江の島道」が通っていました。ただし昔の境川はこのあたりで大きく蛇行していたため橋のあった位置は現在と異なります。
江の島詣は江戸時代から明治にかけて庶民にもとても人気があったそうなのでさぞかし賑わったのではないでしょうか。
さらに500mほど進んで奥田橋上から上流方向
先に見える新川名橋の先で川は二手に分かれます〈てか合流してるという言い方が正しい〉。
合流地点から
左から境川、右から柏尾川です。
柏尾川はこの先東海道線の線路に沿って大船、戸塚などを経てまた幾つもの支流に分かれ横浜市内を流れています。
境川は合流点から300m弱で東海道線線路を潜ります。
手前に架かる大道橋から
下り電車はあと少しで藤沢駅に着きます。
川は線路を越えて北側に出ると駅に近い市街地付近を通り、東海道藤沢宿近くに達します。
御所ヶ谷橋上から上流方向(藤沢市朝日町)
東海道線線路からは500mほどさかのぼったところ
右側相模野台地の末端が迫ってますがそれより大きな建物のほうが目立ちます。
川の護岸に穴があいてますがこれは支流の滝川(たきのかわ)分水路の出口。滝川はもう少し上流で境川に合流してますが川筋が細く氾濫防止のため地下分水路が設けられ、そのトンネルを通った水がこちらから出てきます。
こちらは藤沢宿近くの藤沢橋から下流方向
左から白く泡立つ流れが落ちて合流しているのが滝川本流です。
時々上流にある小雀浄水場から人為的に余水が大量に放流されるため水かさが増えることがあります。〈以前、やけに水流の多い川だと不思議に思い辿って確かめました〉
この時も放流水が流れてるのではないかと思われます。
藤沢橋の上流側隣接して架かるのが遊行寺橋
旧東海道に架かる橋ですが奥に進むと遊行寺の門にぶつかります
旧東海道は手前で右に折れてクランク状の道すじになってます(路面にTのサインが入っているところ)。街道の宿場前後にはよくある道のつくりですね。
現在は旧東海道がクランクに折れる部分をまっすぐ延長し、藤沢橋を架けてそちらがメインの道路となっています。
東海道藤沢宿のすぐ北側を境川が流れていきますがすぐに方向を変えて街道から離れていきます。
川の方向が変わる御殿橋(工事中)の上流側から(藤沢市藤沢1丁目)
橋の向こう右側、1本隣りの道が旧東海道になりますが、そのあたり藤沢宿の中心部でした。(そちらの様子は現在ここから窺うことはできませんね)
藤沢市民病院近くから上流方向
前方で川を渡るのは国道1号藤沢バイパス・境川大橋
これより上流は長閑な風景となっていきます。
鷹匠橋のたもと(藤沢市白旗2丁目)
ここから右岸に沿って藤沢・大和自転車道(境川区間)がはじまります。終点は大和市下鶴間、国道246号大和橋で約20㎞(引地川区間と連絡路も含めると24.5㎞)あります。
自転車道に入っていくとしばし水道関係の設備が続きます。
横須賀水道の水管橋(藤沢市白旗4丁目)
海老名市内の相模川などで取水した水が横須賀市内まで送られています。
👆の右側木立は先へ延々と続きますがその後ろには藤沢市や横浜市の〈いわゆる〉下水処理場があります。内部はよくうかがえないですが敷地はかなり広いです。
ここからは処理済みの水を川へ返すための水門2つみえます
その上流には川をまたぐ横浜水道境川水路橋(藤沢市西俣野)
相模川寒川取水堰で取水し横浜戸塚区小雀浄水場へ送水しています。
その先しばらく田園風景
宇田川合流(藤沢市西俣野)
左が境川、正面からこちらへ宇田川
境川対岸は横浜市戸塚区俣野。境川はこの上流文字通り2つの市の境界がずっと続きます。〈市の組み合わせはいろいろ変わりますが〉
県道403号俣野橋下流側から
自転車道は車の交通量多い道路とは立体交差となっているところも
藤沢・大和自転車道も県道指定されているからでしょうか。(正式名称は神奈川県道451号藤沢大和自転車道線、通称は境川サイクリングロード)
俣野橋から1000mほどさかのぼると境川遊水地に差し掛かります。
境川遊水地の下流端付近
左端は管理棟でもある境川遊水地情報センターの建物、その手前で境川に支流の和泉川が合流しています。
そのまた手前、川の対岸には越流提、その向こうは洪水を一時的に貯める調整池のひとつ(普段はグラウンド、ビオトープなどになっている)があり、その下流側に排水用水門(写真右端)が見えてます。
ここに存在する遊水地は規模が大きく、神奈川県立境川遊水地公園としても整備されています。
和泉川合流点近くから
情報センター建物の左から境川、右から和泉川です。その右側には遊水地公園の野球グラウンドが見えてます。
情報センター建物より境川上流側、越流提ごしに遊水地内のビオトープなどを望む
遊水地公園内に架かる鷺舞橋(藤沢市今田)
特徴的なスタイルの橋。造った会社によると「日本初の片面吊り形式の曲線吊り橋。橋脚から斜め外側に鋼製主塔を構築し、頂上から橋台部のアンカーに向けて張ったケーブルで桁を吊る」とのことです。写真では分かりにくいですが床板(人が歩く部分)も弧を描いてカーブしています。
この橋より上流側にも遊水地(公園)が続きます。
こちらは個別名称として今田遊水地と呼ばれる部分
手前はビオトープ、その奥には公園広場がありますがよく見えてませんね
右側白いフェンスが続く背割堤の上が自転車道、その右に見切れて境川が流れてます。
今田遊水地を越えた上流側からふり返り(藤沢市湘南台6丁目)
境川遊水地公園より上流側から下流方向見てます。
相鉄線と横浜市営地下鉄の2つの橋梁が横切って、その向こうが境川遊水地公園となっています。
右のほうへ進むと湘南台というところ。
境川は延長50㎞以上あってこの先源流まで歩くのは無理、とりあえずここまでとします。
(以前河口から源流まで歩いたときも3回に分けました)