散歩の途中

散歩の途中で観察記録、その後少し調べて書くノート

スペイン バスク地方とバルセロナの旅 その6 バルセロナ観光(1)

旅行6日目。朝食を済ませて外へ出るといい天気、バルセロナは1ヶ月のうち雨の降る日は4,5日(東京の半分以下)しかないそうでとてもうらやましい。さて今日はガウディざんまいの一日になるはずだ。
バルセロナの足は地下鉄(メトロ)を使うことにした。訪れる予定の場所がみんな地下鉄で行き来できることが分かって、電車も頻繁に走っているからだ。バスもあるんだけど、実は地下鉄の路線図しか手に入れてなかったので、バスでの行き方は把握してなかったっていうのが本音。でもメトロだけでも特に問題なかった。

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バルセロナの地下鉄の乗り方
自動券売機でチケットを買って自動改札機に入れ、出てきたチケットをとると先のゲートが開くかバーのロックが外れるので通る。
下りるときは何もしなくてもゲートがひらくかバーが回るようになっているのでそのまま通る。下りるときはチケットは必要ない。
料金は1回券は2.15ユーロ、10回使える回数券(T-10)は9.95ユーロ、1日券(T-Dia)は8.4ユーロ。
料金はゾーン制で、バルセロナ市内全部が1つのゾーン内と考えてよく、市内観光ならゾーンを意識する必要はない。外に出るのは空港くらい。チケットは他の交通機関(市内バス、トラム、近郊鉄道線など)と共通で、75分以内の乗り継ぎ(地下鉄⇔バス、バス→バスなど)なら別途料金はかからない。地下鉄他路線への乗り継ぎもゾーン内なら同じ。
回数券は複数人で同時に使用できる。
そのほかバルセロナカードとも言われる2日~5日乗り放題券もあって、これらはどれもメトロ駅の自動販売機で購入可能。ただしバス停などで回数券やその他のカードは買えないので、バスなどに乗る人はあらかじめメトロ駅で買っておく必要があり、ってこんなところでしょうか。
おすすめは10回回数券のT-10、これなら有効期限もないし、バルセロナ滞在中に公共交通機関に5回以上乗れば元がとれる勘定。

T-10回数券

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宿泊場所最寄りのメトロ駅から最初に向かうのはサグラダ・ファミリア。そのものずばりのSagrada Familia駅があるのでそこで下りればよい。

バルセロナ地下鉄の車両

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ちょうど朝の通勤通学時間帯で車内は混んでいる。
Diagonal駅のホーム

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Sagrada Familia駅で下車して地上に出るといきなり建物の西側、受難のファサード目の前に出た。入場前にまず

受難のファサード正面から

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ファサードの前面にゲートがあったのでチケットを見せると、建物反対の生誕のファサード側が入口と言われ、そちらへまわる。入口側は開場時刻すぐ後だったにもかかわらず、もうたくさんの観光客が詰めかけていた。我々はあらかじめネットでチケットを取得していたけど、ここで当日券ってけっこう厳しいかも。

www.sagradafamilia.org

生誕のファサード(一部)

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この下にある入口から中へ入る。
生誕のファサード側にある塔にのぼるエレベーターもついでに予約してあったので上へ。

とりあえず上がったら下の公園を撮ってみる

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上も撮ってみる

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塔からの風景いくつかまとめて

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バルコニーに出て上を

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バルコニーから外に出られる場所がある。下を見るのは怖い。
らせん階段で塔の下まで下りてくる。
塔のうえに関しては音声ガイドはなかったと思うのだけど、下はあり、日本語も。でも広いので何だかうまく使いこなせなかった。

主祭壇

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ステンドグラス系

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受難のファサード側にある「福音の扉」

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受難のファサード(一部)

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生誕のファサード側に戻って塔の下から

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外へ出て、生誕のファサード

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前の公園から

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お疲れ様、次へ行きます。

カサ・デ・ラス・プンシャス(Casa de les Punxes)

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これは歩いている途中に見かけた建物。ガウディ作品ではないけど印象的だったので。

そしてカサ・ミラ

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(歌謡曲のタイトルみたいになっちゃった)
カサ・ミラ付近はバルセロナ新市街の中心部、街の雰囲気にふれるためにサグラダファミリアからここまでメトロの駅2つ分ほど歩いてきた。地下鉄だと景色もわからないし…
こちらもチケットはネットで取得済み。現地では列ができていたので、チケットがないと来てもすぐには入場できなかったのではないかと。なのでネットで日時を指定してチケットをとってしまうのがおすすめ。行列していても優先して中へ入れる。
本日のガウディ建築2つめ。

www.lapedrera.com

中へ入って外の通りを見る

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中の吹き抜け部分と階段

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見学コースは中庭からエレベーターで屋上へ上がり、そこから少しずつ下の階へおりてくる。こちらも日本語の音声ガイドがあるので使うと吉だと思う。

屋上から

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屋上のすぐ下が屋根裏、ここも印象的

屋根裏に置かれたカサ・ミラ(La Pedrera)の模型

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さらに下の住居階へ。

内側の吹き抜けに面した廊下

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寝室

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どこかの部屋の窓辺から

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建物入口近くに戻って、階段の上から

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ここに載せた写真は少しだけれど、音声ガイドを使ってじっくり見てくると結構時間は必要。
でもこういう場所ってきちんと見てこられるほうがいい。たとえば団体ツアーだと回れる箇所は多いかもしれないけど、ただ”行ってきました”というかんじになりやすく、それは何だかいや。限られた時間だけど、自由かつ有効に使えるように十分な計画を立てて回るのが有意義な旅、散歩でも、だと思う。
さて次はグエル公園へ。

でも全体の写真の枚数が多くなってしまったので、このノートはここでいったん刻むことにしよう。