散歩の途中

散歩の途中で観察記録、その後少し調べて書くノート

隅田川テラスを歩く (右)その1 神田川合流点から桜橋まで

隅田川テラス、今回から川の右岸側を歩きます。
歩き出しは左岸側とだいたい一緒、両国橋の上流側からですが、右岸側は神田川が合流しテラスが途切れるのでその先からです。

神田川の合流地点、隅田川テラスの端から

左に隅田川、両国橋が、右に神田川柳橋がともに少しだけ写ってます。正面は川の下流側に続く隅田川テラス、あちらへ移るには柳橋を渡ります。

 

少しさかのぼって
隅田川右岸と書かれた石柱がところどころ立ってます。ここは台東区柳橋1丁目。

 

隅田川下流方向、向こうに両国橋

 

すぐにJR総武線隅田川橋梁

 

テラスへの連絡階段上から上流方向

左岸側テラスは上に首都高高架が被って少し暗いですがこちら右岸側は遮るものなく明るいです。天気も良し
それと、こちら岸からは当分スカイツリーだらけの風景となっておりますので覚悟しておいてください。

 

護岸堤防はなまこ壁風に装飾(とパンフレットに記載あり)

テラスの中には石の台座にはめ込まれた浮世絵がいくつか飾られてます。〈絵に気づくまでなんでここに車止め?と思った〉

左岸側にも堤防壁面に大きくペイントされたたくさんの浮世絵がありました。

 

テラスの中、橋もあります

左側に水門があるので水路が下を通っているのでしょう。フェイクの橋ではないようです。

 

『なまこ壁風』にはところどころ大名家などの家紋が飾られています。これは...⁈

”伊達正宗”の検索結果
もしかして「伊達政宗」ではありませんか?

 

そして間もなく蔵前橋。

真下から撮ってみました〈正面向いてなかったようで歪みましたね〉

 

次の厩橋手前

3枚の浮世絵、「浮世絵師 歌川國安錦絵『御藏前八幡宮二於而 奉納力持』」(二於而=において)

 

駒形あたり

駒形橋を前に。護岸堤防は煉瓦に、その向こうから張り出しているテラスはレストラン、隅田川花火見物絶好のポジション、特等席であります。

 

駒形橋近くから

 

越えるとすぐに吾妻橋、地名は台東区雷門(右岸側)

 

橋の近くは屋形船の乗船場

塗り替えられて暗い赤色になった吾妻橋、いまだになんだか慣れません。一方対岸は相変わらず輝いてますね。
でも夜になれば橋もライトアップされて雰囲気は悪くないですし、冬になれば日光の当たり方も変わり…要するに見慣れれば問題ないのかなと。

テラス通路は吾妻橋の下をトンネルでくぐります。元々管理用通路があってそれを改修、開放したのだと思います。扉があって6時から21時まで通れるそうです。〈トンネル内の写真がなかった〉

 

吾妻橋上流側から

背後は浅草駅、雷門など、浅草でも一番賑やかなところ。右岸側テラスは人の数も多いですが特にこのあたりはたくさん。

 

次に架かる橋、東武隅田川橋梁には最近歩道橋『すみだリバーウォーク』が併設されています。2020年の開通。
間近で見ると鉄道橋梁から張り出す形で歩道が取り付けられていることが分かります

意外に歩道の柵が低いです。
警備の人もいるのですね。

 

もちろん電車も通ります

手前の草むらは生えてきちゃった雑草ではなく、水を引き込んで植えてあるのです。植栽

 

そして次の言問橋まではわりと近い

 

直下から

横から見る言問橋の姿は両国橋にも似ています。塗装色は対照的ですけど。

 

この付近は川の両岸ともに隅田公園

 

その前方は両岸2つの公園を結ぶX形の桜橋、歩行者専用橋です。

左岸側を歩いたときに橋の下からXの形を捉えられなかったので再挑戦してみました。
か、辛うじて...いややっぱり無理か

〈下からだと橋脚がじゃまなのですね〉

 

上流側からスカイツリー

浅草をぬけて今戸にかかるこのあたりでまずひと休み。

 

隅田川テラスの整備状況/岸・両国橋より上流  2022/5月現在
紺色:整備済み オレンジ:堤防の川裏側に歩道(視界がきかないところあり)
グレー:工事中・通行止め