少し前に品川を起点にレインボーブリッジを渡ってお台場へ歩きました。今回は再び品川を起点に南へ、天王洲、京浜運河などを歩いてみました。そのときの記録です。
今回も品川駅港南口からスタート
正面ビルの窓に雲が映ってます。9月になったのに暑いっ!
駅前からまっすぐに、御楯橋(みたてばし)まではお台場へ歩いたときと同じ道です。
御楯橋上から前回歩いた方向をみて
今回は逆側、こっちの先へすすみます
下は高浜運河。(前回もこの橋から同じような絵を出してました…)
次の橋のたもとから来た方を振り返って
対岸は再開発で最近建った建物ばかり見えてますが、その向こうは都の食肉市場。所定の生物を運びこんでお肉を生産、取引するところ。こっち岸は都営住宅なんかもありますが、メインは東京海洋大学のキャンパス。
いろんなものが混在してる地域です。
運河沿いの遊歩道をもう少し行くと横から天王洲運河が交差してきます。
その交差点あたり、港南公園に置かれたオブジェ
タイトル、作者など検索しましたが、たどりつけず。
輪っかの向こう、天王洲運河を隔てて古い倉庫を改装したレストランなど。左の橋で天王洲アイル側へ渡ります。
天王洲ふれあい橋
古くからあるような橋にも見えますが、架けられたのは1996年。TVCMやドラマロケでよく使われるとあちこち書かれているので、行った事なくてもどこかで目にしているかもしれません。
モデルさんを配置してみました
渡った先から振り返り
手前にのびる道路はボンドストリートという名前がついてます。元々周辺は保税倉庫が建ち並ぶ地域、英語でのbonded warehouse, bonded areaが通りの名前の由来でしょうか。
いまは倉庫建物を残して内部と周辺をリニューアル。オシャレな一画っていうんでしょう。
入口のひとつ
ストリートにはアートな品々もあれこれ
海岸通りを渡るとその先は天王洲公園です。
また、見えてきた橋を渡ります。
アイル橋
さきのふれあい橋と同じ、1996年架橋の歩道橋。形式は(間違ってたらごめんですが)バスケットハンドル型ニールセン・ローゼ橋ってやつでしょうか。
橋のうえから
下に見える水は目黒川(正面)と天王洲運河(右から)の合流したものです
目黒川の水面下は首都高速山手トンネルになってます。走る車は見えません…
アイル橋を渡ると東品川海上公園(水辺公園?)。
そこをぬけると住工混在地域、といったところを通り、品川シーサイドへ。
海岸通りに出て大井北埠頭橋を渡ります。
橋を渡り終える直前
八潮橋南側から
このあたりから岸近くは京浜運河緑道公園、背後は八潮の大きな団地群が続いてます。
緑道公園の遊歩道
暑いので、まだらでも木陰があると助かります。
かもめ橋
こちらはシンプルな斜張橋、歩行者専用橋です。
水辺から、勝島橋とモノレール大井競馬場前駅
勝島橋を通る道路を横切ると運河沿いは大井ふ頭海浜公園、公園名が変わります。
公園内、夕やけなぎさ
奥の方は野鳥保護区域になっているようで立入りできません。
公園をまた端っこまで歩き、大和大橋を渡ります。
橋上から
ところで『京浜』というと東京・横浜を指しますが、京浜運河も東京・レインボーブリッジ付近から横浜・大黒ふ頭まで続いている長い運河なのです。自分も改めて認識したしだい。
昭和初期に東京ー横浜間の海上輸送能力拡張のため海底を掘り下げたり開削したりとのことでした。
大和大橋をわたって対岸、平和島へ。いまはさらに西側の運河が埋め立てられて「本土」と陸続きですが、平和島も戦後埋立によってできた人工島です。
京浜運河沿いは一部に歩道がありますが、日陰がなくてじっくり焦がされました。
対岸は都中央卸売市場大田花き市場。こちら側はどでかい倉庫街、いわゆる物流拠点です。
あまり入ってきたくないところへ入り込んでしまいました。この先、Googleマップによれば歩道の印、緑線がつながっているのですが、実は道はなく、しばらく大型トラック、トレーラーに煽られながら歩くはめになりました。
《Googleマップの道路、歩道表示は案外あてになりません。表示があるのに歩いていて道がなかった、途中でなくなった経験は100回とは言いませんが、それに近い回数ありますぜ。》
南海橋から大森ふるさとの浜辺公園を望む
正面の公園、人工の砂浜があります。ビーチと言っても運河ですけど。
とりあえずそちらへ回り込みます
浜辺橋をわたって
ちなみに下は内川。
砂浜はこんなかんじ
正面が工場なのは…、たぶん蜃気楼だと思います。
Googleレンズで検索させたら「アメリカデイゴ」と出てきましたの花
今回はこの浜辺までにします
道はさらに続き、この先は羽田。
足あと地図を最後に置いておきます