横浜水道みちを歩く その1 青山水源池と三井から上大島まで

日本の近代水道発祥の地といわれる横浜の水道は明治20年(1887)に給水が開始された。その水道の水源は相模川にあり、津久井郡三井(みい)村(現在の相模原市緑区三井)に取水口を設け、横浜の野毛山浄水場(横浜市西区)まで約44kmの間水道管を敷設した。工事にあたって、イギリスから持ち込まれた水道管や、さまざまな工…