散歩の途中

iPhoneもって散歩しながらいろいろ観察したノート

西湘みかん山逍遥

人や車の多い街中に圧迫を感じて、ちょっとした気分転換に西湘の丘陵を歩いたというノート。

西湘(せいしょう)」は、湘南の西の方程度の意味。「西湘バイパス」という名前の道路が小田原と大磯の間を結んでいるが、今回はまさにその範囲を歩いた。

山の斜面はみかん畑、ちょうど収穫期で緑とオレンジのコントラストが鮮やか。
昔、東海道線を湘南電車と呼ぶ人がいて、湘南電車の色はみかんの実と葉から採ったという話を聞いたことがある。

その湘南電車に乗って、スタートは小田原市国府津駅

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学校か病院みたいな建物だ。

行程

駅の北側はいわゆる駅裏だが、丘陵の崖が迫っていて、そちらへまわるとすぐに急な坂道になる。

丘陵の斜面下に光明寺入口

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小田原市が設定したハイキングコースにもなっている、左側の坂道を上がっていく。

上りはじめで、小田原市街地、箱根方面

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同じく

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みかん畑の農業用モノレール越しに富士山も(ちょっと)みえる

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みかんを運ぶモノレールは「単軌条運搬機」という名称があるようだ。

だいぶ上まであがった。

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箱根から左に長く伸びている先は真鶴半島。

市街地のある平地と丘陵の間には国府津松田断層があって、断層の活動でこちら側の丘陵(曽我丘陵)が形成されたといわれている。曽我丘陵の最高地点は標高300m以上あるが、地震活動を何回繰り返すとそれだけ盛り上がるのだろうか。

みかんと箱根、富士あたまだけ

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上へあがると金時山(正面の尖ってる山)も見えてくる。

丘陵の道

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道の右側の低い木はお茶の木。

丘陵東側の展望

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右向こうが相模湾、正面やや左、奥の小山が湘南平、高麗山でその下が大磯。本日はあそこまで行く予定。正面は先日行った二宮の吾妻山かな。

ハイキングコースから外れて一般道へ

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向こうの小高いところが丘陵の続き。

沼代集落の上から

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次は向こうに見える別の丘陵を目指す。

集落を越えて下っていくと田んぼが広がっていた。

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さらに下っていくと小田原厚木道路が現れた。
小田原厚木道路中村川の交差地点(小田原市小竹)

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今度は中村川に沿って少しさかのぼり、坂呂橋で右に折れて農道を上がっていく。

みかんの木に作業小屋などなど

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小田原市二宮町境界になっている丘陵地帯に上がる。

丘陵から西側を望む

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正面が先ほど通ってきた曽我丘陵の続き、その向こうに箱根の山が少し見えている。目の前は日当たりの良いみかん畑。

北方向を望む

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北側には大山、表丹沢の山々が見える。

丘を下りて住宅も多いところへ出てくる。
二宮町一色というところ

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一色バス停付近

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この道路は少し前に湘南軌道軽便鉄道跡をたどって歩いた場所だ。そこを横切り、次の丘陵へ上がる。

次に上がった丘も斜面はみかん畑があちこちにあった。
みかん畑に沿って進む

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これもみかん色だけどコスモス

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突然だけどゴルフコース

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ゴルフ場の間をぬけると、大磯町黒岩という地域を通り、川沿いの谷間を通る道へ。
明るいみかんの丘とは対照的な、冷たくうす暗い森の中へ入ってしまった。

森の中の古い橋を渡る

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谷間を流れるのは谷戸川というようだ。
川沿いは放置状態で多数の倒木がそのまま、道は人も車もまったく通らなかった。ちょっと気味が悪い。

深い山の中のような風景

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もしも地図を見ていなくて、どこへ行くのかわからなかったら引き返していた道だったかもしれない。でもたしかに地図どおり人里へ出ることができた。

だからといってこのでっかいお釜はなんなのだ

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謎すぎ……。ついてこられると困るので、そそくさと立ち去る。

もうしばらく歩いて、東の池に出る。
東の池と厳島神社

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江戸時代初期に造られた灌漑用の貯水池とのこと。池の中に厳島神社があって橋がかかっている。
ここには湘南平から鷹取山へ行ったときに通ったことがある。

池の近くを東海道新幹線が通る。その線路下をくぐって反対側へ出る。
鷹取山と新幹線と枯れすすき

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左側の小高い山が鷹取山、標高は219m。

近くに大磯町が立てた案内標があり、大磯運動公園、谷戸観音と書かれた細い道に入っていくが、ほとんどだれも利用していないようで、あちこちで蜘蛛の巣に引っかかる。この日いちばん細い道。
案内標に従い、上って行ったところから

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ここも正面は鷹取山

そこからは一般道に出て坂をくだり、あとはひたすら一直線に南方向、海岸と町の方へ歩く。
途中の田畑の間から北方向を見て

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バスも通る道路の交差点まで来たら左折し、大磯の住宅地に入っていく。

大磯は明治時代から多くの著名人が別荘、邸宅を構えたところで、今でも歩いていると広い庭、立派な門構えのあるお屋敷に出くわす。
ここは大正から昭和初期の大蔵大臣、日本銀行総裁であった井上準之助氏の邸宅前。

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杉の木を庭木にするというインパクトにより、代表してここだけ。(吉田茂邸などを除いて公開していないものがほとんどなので。)

山の中腹の傾斜地にも現代の大きな家が結構多くある。海の方へ向いた斜面で、海のながめが超よさそう。

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大磯駅前から

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正面左の門は聖ステパノ学園、エリザベス・サンダースホームの入口。右側は「湘南発祥の地大磯」の大きな石碑、ここに立てられたのは2016年とのこと。

JR大磯駅

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この1か月ほど前に、湘南海岸を歩いてこの駅前まで来たことがあったが、その時の到着時刻と数秒しか差がなかった(GPSの記録で確認)という偶然を最後に記して、本日はここまで。