散歩の途中

散歩の途中で観察記録、その後少し調べて書くノート

東京-新宿区

坂道探訪 目白崖線・落合崖線の坂道(7) 中井の番号坂6~8と段丘西端の2坂

新宿区中井2丁目の名前付き坂道。番号坂の続きで六の坂、七の坂、八の坂、そして落合崖線西端の2坂、ごりょう坂、バッケの坂、以上5坂です。 数多くの名前付き坂道があった目白崖線、落合崖線の坂道は今回で最後です。 ◆六の坂〈ろくのさか〉 中井2丁目、…

坂道探訪 目白崖線・落合崖線の坂道(6) 中井の番号坂、1から5まで

落合崖線にかかる、名前のついた坂道の続き。新宿区中井2丁目に一の坂から八の坂まで通し番号の坂道が存在します。今回はこの中から、一の坂、二の坂(蘭塔坂)、三の坂、四の坂、五の坂の5つの坂を取り上げます。 ◆一の坂〈いちのさか〉 山手通りが中井駅…

坂道探訪 目白崖線・落合崖線の坂道(5) 中落合、中井の4坂

今回も落合崖線にかかる名前付きの坂道をたどります。新宿区中落合から中井の、見晴坂、六天坂、振り子坂、山手坂、以上4つの坂道です。 ◆見晴坂〈みはらしざか〉 昔は1本の細道が、現在の新目白通りと山手通りの中落合二丁目交差点位置を通って南にのび、1…

坂道探訪 目白崖線・落合崖線の坂道(4) 下落合、中落合の5坂

前回に続き、落合崖線にかかる名前付きの坂道をたどります。今回は新宿区下落合から中落合の久七坂、聖母坂、西坂、霞坂、市郎兵衛坂、以上5つの坂道です。 ◆久七坂〈きゅうしちざか〉 新宿区下落合4丁目、新目白通り下落合駅前交差点から東へ100m、そこか…

坂道探訪 目白崖線・落合崖線の坂道(3)

目白崖線・落合崖線にかかる名前付き坂道を順にたどり、山手線目白駅近辺まできました。駅の西側すぐ銀鈴の坂と豊坂、2つの小さな坂道から。 ◆銀鈴の坂〈ぎんれいのさか〉 豊島区目白3丁目、目白通り目白駅前交差点信号から南側へ下る階段坂があります。こ…

坂道探訪 幽霊坂を巡る(2) 新宿区・品川区

東京23区の幽霊坂、2回目は新宿区と品川区から3坂です。 ◆庾嶺坂〈ゆれいざか〉 新宿区若宮町 神楽坂若宮八幡前付近が坂上、南へ下って外堀通りに突き当たって坂下となる坂道です。 名称は惜しくも「ゆうれいざか」ではなく、坂学会の坂一覧にも掲載されて…

坂道探訪 山手線の内側縦断 その2 港区赤坂から北区田端(北端)

前回の続き、午後の部です。 赤坂みすじ通りから外堀通りへ出てきました。エクセルホテル東急の対面 向こうは赤坂見附交差点、でっかい建物はガーデンテラス紀尾井町。 赤坂見附交差点から富士見坂の途中にある歩道橋を渡ります。 歩道橋の上から赤坂見附交…

神田川笹塚支流再訪 2年を経て児童遊園のブタ、カバさん行方不明

この暗渠、2年前(2018年1月)にたどって歩いたことがありますが、最近、新宿区内の様子が変化したようです。ちょっと見てきました。 通称、神田川笹塚支流と呼ばれる、昭和30年代に暗渠となった川があります。(川の名称はWikipediaの項目になっているもの…

文京区を歩いて一周してみた (2)荒川区境界から駒込、千石、大塚、目白台、関口、水道ときて御茶ノ水へ戻る

文京区の境界、外周を一周中。前回の続き、道灌山通りを渡って千駄木よみせ通り商店街をぬけたところからです。 足あと地図・今回は西日暮里近くの黄色いポチ印から反時計回りに御茶ノ水までです 道灌山通りから200m弱でこんなところに出てきます。 風景を見…

清戸道を歩く 江戸川橋から清瀬清戸へ(1/2)

古い道、清戸道(きよとみち)を歩いてきた。起点は現在の文京区関口あたり、神田川にかかる江戸川橋が起点とされ、道はおよそ北西方向に向かって伸びて、清瀬市の清戸(上清戸、中清戸、下清戸など、かつては武蔵国多摩郡上清戸村、中清戸村、下清戸村)との…

神田川笹塚支流暗渠・玉川上水新水路をゆるく歩く

桃園川跡を追いかけて行った同じ日に、さらに表記の川と水路の跡を歩いた。全部一気に歩いても大した距離にはならないと高を括っていたがさにあらず、終盤疲れて手抜きになっていたことは否めない。 桃園川界隈の暗渠を辿って荻窪駅近くに出たので、丸の内線…

鎌倉街道を歩く 中道その4 二子の渡しから中野経由千川

鎌倉街道中道その4は二子玉川へ戻ってBルートを歩く。Bルートってなんだということで、前回その3に書いたことを繰り返すと 鎌倉街道中道も現在の東京都内に入る。中道その2にも書いたが、参考にしている資料では街道経路が二子の渡しから先は二手に分か…

鎌倉街道を歩く 中道その3 二子の渡しから渋谷経由池袋まで

鎌倉街道中道も現在の東京都内に入る。中道その2にも書いたが、参考にしている資料では街道経路が二子の渡しから先は二手に分かれている。網の目のような鎌倉街道の道筋だが、主要道として2つが甲乙つけがたいということ。まずは資料で”Aルート”とされる…

23区の細道を行く 2回目 泉岳寺から目白 その後編

2回目の後編は、松濤から目白へ。だいたい山手通りに沿って北へ歩いて行く感じになるが、基本的に狭い道を歩く。それと、今編は下見を兼ねて川跡、暗渠を行く先ポイントにして歩いているのでいろいろ湿気が多いかもしれない。 行程は前編と共通のものを再度…

23区の細道を行く 1回目 西日暮里から竹芝のうち (2)新宿余丁町から竹芝

23区の細道1回目行程 上の地図は1回目全行程、このノートとなる行程後半は新宿区余丁町から竹芝まで。永井荷風旧居跡から、余丁町通り南側、市谷台町の細い通りを歩く。 靖国通りに出会う前のところに下り階段 ”台町”ここまでということだ。曙橋商店街などの…

23区の細道を行く 1回目 西日暮里から竹芝のうち (1)西日暮里から新宿余丁町まで

23区の細道とは、都会の路地、細い道、一方通行、階段、公園の真ん中を突っ切るなど、車じゃ自由に通れない、そんなところばかりを歩いて行こうという企て。新シリーズのつもり、だから1回目。(いまのところまだ2回目を歩いていないのだけれど。)まず最初な…

妙正寺川を歩く 神田川合流点から妙正寺池

台地上の湧水が池をつくり、その池の水が川となる。東京、武蔵野台地にはそんな川がいくつかある。井の頭池から流れ出す神田川。善福寺池から流れ出す善福寺川。三宝寺池と富士見池の水をあわせて流れ下る石神井川。そして妙正寺池から流れ出す妙正寺川。神…

玉川上水を歩く その1 四谷大木戸から三鷹駅へ

玉川上水は、承応2(1653)年に多摩川羽村取水口から四谷大木戸までの上水路が開削され、翌年には江戸市中に通水を開始している。その玉川上水を水の流れとは逆方向に歩いてみた。スタート地点は四谷大木戸である。多摩川の羽村堰までは43kmあるので、3回く…

神田川を歩く その2 東中野から隅田川合流まで

井の頭公園から東中野までを歩いた「その1」はこっちです。 今回は東中野の万亀橋から隅田川の合流点までを歩いた、「その2」。 アプローチは諸般の事情によりあみあみの東中野駅から 坂を下って前回の離脱点、万亀橋へ(この写真は前回離脱時に撮ったもの…

神田川を歩く その1 井の頭公園から東中野まで

東京都内、都心のど真ん中を貫いて流れる神田川は三鷹市の井の頭公園、井の頭池を源とし、中央区の両国橋付近で隅田川に合流する。一級河川で流路の延長は24.6kmになるそうだ。 この神田川を源流点から隅田川への合流点まで歩いてみた。井の頭公園から文京区…