散歩の途中

散歩の途中で観察記録、その後少し調べて書くノート

神奈川-横浜市戸塚区

横浜・和泉川を遡って瀬谷二ツ橋さらに中山まで歩く

はじめは境川遊水地公園から公園内境川に架かる鷺舞橋上(横浜市泉区和泉町) 特徴的なスタイルの橋。造った会社によると「日本初の片面吊り形式の曲線吊り橋。橋脚から斜め外側に鋼製主塔を構築し、頂上から橋台部のアンカーに向けて張ったケーブルで桁を吊…

横浜環状2号を歩く 上永谷から新横浜

横浜市の環状2号線(以下『環2』)という幹線道路、並行する歩道が充実しているように見えたので歩いてみました。歩いた区間はタイトルのとおりです〈地下鉄で1本じゃん、なんて言わない〉その距離は だそうです。 環2は起点が磯子区森3丁目国道16号との…

能見台から湘南台へ歩く

横浜市南部の台地をいくつか渡って最後は藤沢湘南台まで歩いてきました。 台地と言っても実は偶然通過した場所の地名、駅名に『〇〇台』が多かったので便乗した次第。でもたしかに小さな台地の連続には違いなく、それらを渡って歩くには結構坂道も多かった印…

横浜郊外2022年末 歩いた記録を区域別に並べてみた

毎年年明けには前年「散歩」と称して歩いた足跡(軌跡)をアプリを使ってまとめてみるのですが、2022年分を見てみると東京都区内や横浜かいわいの繁華街、鎌倉のように人が集中する観光地などにはあまり足を踏み入れてませんでした。 元々人混みは好まないの…

滝川(藤沢)を歩く

川歩きです。今回歩いたのは『滝川』、読み方はおそらく『たきのがわ』です。 横浜市戸塚区原宿、小雀周辺に源があり、一時鎌倉市域を流れて藤沢市に入り、旧東海道藤沢宿、江の島道との分岐点付近にかかる境川の藤沢橋すぐ下流で合流します。タイトルでは単…

大船(鎌倉市)から西谷(横浜市保土ヶ谷区)へ歩く

2022年3月に歩いた記録です。 大船駅笠間口歩道デッキの上から 横浜市と鎌倉市の境界をまたぐJR大船駅、その笠間口ですが、『大船』は鎌倉市の地名、『笠間』が横浜市の地名です。 右下がJR線の駅出入口、その向こう黒い建物の手前に歩道橋のかかる小さな川…

晩秋の横浜郊外を歩く 南部編

晩秋のおさんぽ、前回の多摩、町田編に続いて今回は横浜南部編です。天気がいまいちの12月はじめ、晩秋というより真冬の寒さでした。 金沢八景駅前からまず平潟湾へ。 平潟湾 上は金沢シーサイドラインの橋梁。この湾のまわりを一周します。 夕照橋と野島 橋…

宇田川を歩く

今回歩いたのは、渋谷のセンター街あたりで暗渠になっている、渋谷区宇田川町の宇田川さんではなく、横浜市境の境川から分かれて戸塚区や泉区を流れる宇田川です。”うだがわ”といいます。 横浜市泉区のホームページにこの川の詳しい情報が書かれていました。…

柏尾通り大山道を歩く その1 東海道柏尾不動坂から相模川戸田の渡し

田村通り大山道を歩き中、現在伊勢原で留め置きとなっていますが、新たに柏尾通り大山道を歩き始めました。昔の大山詣でには使えなかった技です。 柏尾通り大山道は東海道保土ヶ谷宿と戸塚宿の間、といっても戸塚宿江戸方見附より1キロ弱江戸寄り、現在の横…

浦賀道を歩く その4 逗子から東海道戸塚宿(西浦賀道)

西の浦賀道、浦賀から逗子まで歩いた続き。今日は東海道との追分、戸塚まで歩く。逗子からの行程は、名越の切通しを経て鎌倉に入り、若宮大路で鶴岡八幡宮前へ、そこから鎌倉街道中道で山ノ内、小袋谷、大船と進む。横浜市に入って、笠間から鎌倉道の枝道に…

平戸永谷川を歩く 柏尾川上端から源流近くまで

先日、柏尾川を藤沢から起点の阿久和川、平戸永谷川合流点まで歩き、その先阿久和川をさかのぼって歩いた。今回は柏尾川起点で分岐するもうひとつの川、平戸永谷川をさかのぼる。この川、源流部は馬洗川といい、平戸永谷川、柏尾川、境川と海に出るまで4回も…

柏尾川 境川合流点からさかのぼって阿久和川、その支流のひとつへ歩く

柏尾川(かしおがわ)は、横浜市戸塚区柏尾町の平戸永谷川(ひらどながやがわ)と阿久和川(あくわがわ)合流点から、藤沢市川名の境川(さかいがわ)合流点までに名付けられている川の名称で、この区間の延長は11kmになる。 今回は境川合流点からさかのぼって平戸永…

鎌倉街道を歩く 中道その1 鎌倉から鶴ヶ峰

これまで、上道(かみつみち)と言われる道筋を歩いて鎌倉から狭山まで到達した。そちらはいったん句読点。鎌倉へ舞い戻り、中道(なかつみち、なかのみち)と呼ばれる街道を歩き始めることにする。 中道についてもその経路はあれこれたくさん存在していては…

鎌倉街道を歩く 上道その1 鎌倉から上飯田

◆鎌倉街道 鎌倉街道は「いざ鎌倉」で幕府の御家人が鎌倉へ参集するための道というのが一般的で、学校の歴史の授業でもそんなふうに習ったような気がする。でも”いざ鎌倉専用道”というわけじゃなく、きっと普段から街道として人や物資がいろいろ行き交ったに…

森といずみの横浜を歩く

横浜につける形容詞、まくらことばとして、森もいずみもあまり使わないとは思うけど。でも今回はそんなところをメインに。 アプローチはJR根岸線港南台駅 大抵の横浜市内の鉄道駅周辺がそうであるように、ここも東京や横浜などへ通勤通学する人たちのベッド…

横浜市・内周 #2 港南区下永谷から旭区笹野台まで歩く

横浜市の外周境界を持たない4つの区の周囲を一周する(ああ、説明がややこしい)「横浜市・内周」。2回目は前回の離脱点、港南区下永谷をスタートし、南区、保土ヶ谷区の境界へ進み、旭区の西側に位置する笹野台と瀬谷区三ツ境との境界まで歩く。 横浜市内…

横浜市・内周 #1 港南区上大岡東から港南区下永谷まで歩く

この前まで横浜市の市境外周を一周していた。外側をぐるりと回ると全部で14区を通過する。横浜市には現在18の区が存在するので、通過していない区が4つだ。地図を見るとこの4区は市の内側に包含され(外周に出てこないのだから当たり前)、ひとかたまりにな…

横浜市一周 #3 緑区長津田町から瀬谷区五貫目町までと戸塚区東俣野町から栄区笠間大船駅まで

横浜市一周その3のスタートは前回の終点、緑区長津田町。ここからまず瀬谷区五貫目町、横浜市、町田市、大和市の境界点まで行く。この境界点は境川が流れていて、そこから横浜市の境界は境川の流れにずっと沿っていく。川が市の境界となっている部分はすで…

東海道を歩く その3 戸塚(品濃)から平塚

前回、川崎から戸塚宿を目指して歩き出したが、品濃坂(横浜市戸塚区)を下りてきたところで雨に降られ、戸塚宿まで進むことを断念した。今回は品濃坂の下から再開する。戸塚、藤沢を経て馬入川を渡り、平塚を目指す。 JR横須賀線東戸塚駅に下りる。 前回、…

東海道を歩く その2 川崎から戸塚

日本橋から出発して川崎まで来た。この日は川崎から神奈川、程ヶ谷を経て戸塚をめざす。 その1はこちらからも。 miwa3k.hatenablog.jp 日本橋から歩き出して気づいたことのひとつは、この街道を下るときいつも太陽を正面に見ながら歩くことだった。明るいの…

境川を歩く その1 片瀬河口から横浜瀬谷区-大和市間鹿島橋まで

東京都と神奈川県の境、横浜市と大和市、藤沢市の境などほとんどの流域が自治体の境界になっている河川、境川を歩いた。河口から源流まで比較的簡単にたどれて歩きやすい。 境川 Wikipediaから境川(さかいがわ)は、東京都および神奈川県を流れ相模湾に注ぐ…