散歩の途中

散歩の途中で観察記録、その後少し調べて書くノート

東京-杉並区

世田谷池尻から調布つつじヶ丘へ歩く

初夏の東京、このところご無沙汰していた地域をパトロールしてまいりました。 歩いた足跡、撮った写真、特に深い意味はなく、備忘の記録です。 最初は北沢川緑道(世田谷区三宿2丁目) 目黒川支流の北沢川暗渠、遊歩道に残る橋跡。近くにはやはり暗渠の烏山…

満開の桜と水辺 井の頭公園、善福寺川緑地、石神井公園を巡って歩く

2019年の桜、東京は満開となり、よりによって絶好の晴天です。これを見に行かない手はないわってことで、すべての予定は繰り下げにして出かけてきました。突然思い立って決めた”やっつけコース(19km)”を歩いてのお花見です。 桜と水辺・お花見2019年/足あと…

井草川を歩く 分かりやすい暗渠の迷路

杉並区北部の上井草、下井草あたりを流れていて、いまはすべて暗渠になっている井草川。本流に流れ込む小さな支流まで、流れの痕跡があちこちに残っており、それらをたどる暗渠の迷路歩きをしてきました。(歩いたのは2018年10月ですが、まとめるまで時間が…

千川上水を歩く その1 玉川上水分水口から上鷺宮

千川上水(せんかわじょうすい)を歩いた。2回に分けた前半は上流側、玉川上水分水口から下流に向けて歩いて行く。 ◆千川上水 千川上水は、玉川上水の水を境橋(武蔵国多摩郡上保谷村、現在の西東京市新町と武蔵野市桜堤の境界)付近で分水し、素掘りの水路を…

荒玉水道を世田谷砧から板橋大谷口まで歩く

荒玉水道(あらたますいどう)は、関東大震災後の都市化で急激に人口が増加した、東京市周辺の13か町村(当時の豊多摩郡:中野町、野方町、和田堀町、杉並町、落合町、北豊島郡:板橋町、巣鴨町、瀧野川町、王子町、岩淵町、長崎町、高田町、西巣鴨町)が連合…

神田川笹塚支流暗渠・玉川上水新水路をゆるく歩く

桃園川跡を追いかけて行った同じ日に、さらに表記の川と水路の跡を歩いた。全部一気に歩いても大した距離にはならないと高を括っていたがさにあらず、終盤疲れて手抜きになっていたことは否めない。 桃園川界隈の暗渠を辿って荻窪駅近くに出たので、丸の内線…

桃園川緑道と杉並天沼の暗渠を歩く

桃園川は神田川の支流、東京都杉並区天沼弁天池公園の池などを源流として東へ流れ、JR中央線阿佐ヶ谷駅の東からは東南方向へ流れ下る。中野区を大久保通りと並行して流れ、中野区中央1丁目、大久保通り末広橋付近で神田川に合流する。現在は全区間が暗渠で桃…

鎌倉街道を歩く 中道その4 二子の渡しから中野経由千川

鎌倉街道中道その4は二子玉川へ戻ってBルートを歩く。Bルートってなんだということで、前回その3に書いたことを繰り返すと 鎌倉街道中道も現在の東京都内に入る。中道その2にも書いたが、参考にしている資料では街道経路が二子の渡しから先は二手に分か…

目黒川から烏山川へ その2 烏山川を歩く

目黒川は烏山川と北沢川の合流地点からはじまる。その1は河口から合流地点までのノート、その2では合流地点から烏山川をさかのぼって烏山川源流までのノートになる。烏山川(からすやまがわ)の名前について調べると、世田谷区内をかつて流れていた川と出…

妙正寺川を歩く 神田川合流点から妙正寺池

台地上の湧水が池をつくり、その池の水が川となる。東京、武蔵野台地にはそんな川がいくつかある。井の頭池から流れ出す神田川。善福寺池から流れ出す善福寺川。三宝寺池と富士見池の水をあわせて流れ下る石神井川。そして妙正寺池から流れ出す妙正寺川。神…

玉川上水を歩く その1 四谷大木戸から三鷹駅へ

玉川上水は、承応2(1653)年に多摩川羽村取水口から四谷大木戸までの上水路が開削され、翌年には江戸市中に通水を開始している。その玉川上水を水の流れとは逆方向に歩いてみた。スタート地点は四谷大木戸である。多摩川の羽村堰までは43kmあるので、3回く…

善福寺川を歩く 神田川合流点から善福寺池

善福寺川は東京都内を流れる一級河川である。杉並区善福寺公園の善福寺池を源とし、中野区弥生町、杉並区和田の境界で神田川に合流する。河川としての公式な延長は10.5kmであるが、源流の遅野井の滝まで含めると11.3kmとなる。神田川の合流点には源流まで11.…

神田川を歩く その1 井の頭公園から東中野まで

東京都内、都心のど真ん中を貫いて流れる神田川は三鷹市の井の頭公園、井の頭池を源とし、中央区の両国橋付近で隅田川に合流する。一級河川で流路の延長は24.6kmになるそうだ。 この神田川を源流点から隅田川への合流点まで歩いてみた。井の頭公園から文京区…