東京-調布市
大昔の多摩川に削られてできた武蔵野台地の崖の連なり、と言えば『国分寺崖線』がわりとよく知られていますが『立川崖線』というのもあります。武蔵野台地のいちばん高い面と1段下となる面の間の段差をつくっているのが国分寺崖線、1段下と2段下の間の段…
都立大学駅から東京都立大学キャンパス正門まで、ほぼ最短の歩き方まとめました。通学通勤の参考になれば幸いです〈ならない〉。 都立大学キャンパスは複数ありますがここではメインの南大沢キャンパスを目的地としています。なお、駅から少し距離があって込…
初夏の東京、このところご無沙汰していた地域をパトロールしてまいりました。 歩いた足跡、撮った写真、特に深い意味はなく、備忘の記録です。 最初は北沢川緑道(世田谷区三宿2丁目) 目黒川支流の北沢川暗渠、遊歩道に残る橋跡。近くにはやはり暗渠の烏山…
前回の続きです。二ヶ領用水の桜並木をたどって多摩川、宿河原堰まで出てきました。水路の桜並木も途切れるので、多摩川を渡って都内に移ります。 多摩水道橋上から多摩川 右側狛江市、その堤防の土手を歩いていきます。遠くからはちらほらさくら色に染まる…
武蔵野台地を多摩川の流れが削ってできた崖、国分寺崖線、そこに通された坂道を巡って歩いています。今回は世田谷区の6回目、成城方面を訪ねました。ビール坂、かみの坂、なが坂、不動坂、なかんだの坂の5坂です。 ◆ビール坂〈びーるざか〉・ハケの坂〈はけ…
板橋志村から歩き出したふじ大山道、途中で深大寺道に入って甲州街道の調布へ出てきました。その続きを、府中通り大山道合流となる町田の図師へ歩いたので途中経過など記録しておきます。 ふじ大山道・その2 足あと地図《調布~図師》 今回の経路は大まかに…
大山道歩きの続き、今回は”ふじ大山道”、富士街道です。 練馬区の街道筋に所々、ふじ大山道の解説板が建てられています。それを一部引用すると ふじ大山道は、大山街道、富士街道、道者街道ともよばれています。それは阿夫利山ともいわれた大山(神奈川県)…
今回は野川の昔の流路と入間川(いりまがわ)の2つの川、1つは”元”川ですが、をたどって歩いた記録です。 武蔵野台地の南側、国分寺崖線に沿って流れる野川は、調布市・狛江市境界付近から下流側の流路は現在と異なっていました。狛江市最北部から真南へ市中…
今回その7では、新田川の流れをおもに引き継ぐ二ヶ村用水、湧水を源とする自然河川に三ヶ村用水、二ヶ村用水の末流が加わり、多摩川に合流する根堀川を取り上げます。今回でいったん府中用水はひと区切りです。 いつものように地図には写真を撮った位置をマ…
今回その6は、かつて本流の一部だった妙光院下水系、もうひとつ三ヶ村用水を取り上げました。 地図には写真を撮った位置をマークしています。マップ中のマークアイコンをクリックすると出てくる番号がノート内の写真番号になります。府中用水その6 ◆妙光院…
今年は桜の開花頃に暑い春で、見ごろの日数が限られそう、ってことで急いでまた花を見に出かけてきた。行った場所は、タイトルでは「府中」としたけれど、実際はその周辺にもあちこちはみ出しつつ。 最初は調布から。調布で桜というと神代植物公園を思いつく…
東京の古道のひとつ、品川道(しながわみち)を歩いてみた。 品川道は江戸時代以前からあるといわれる道で、武蔵国府の府中から調布、狛江、喜多見、瀬田、洗足、大井などを通り、品川までの間を結んでいた。府中、調布などでは江戸時代に整備された甲州街道よ…
東京都を流れる一級河川。多摩川水系野川の支流である。「せんがわ」と称されることが多いが正式名称は「せんかわ」。 Wikipediaから一部抜粋するとこう書かれているが 上の世田谷区標識は「せんがわ」と濁り、下、東京都は「せんかわ」になってる。個人的に…
神奈川県内をスタート地点とし、一気に埼玉県内まで歩くことは可能だろうかと、ふと思った。なんだそのネタは、という気もしたけどやってみちゃうんだな、このクソ暑いのに何やってんでしょう。 まず地図をみてコース決め、神奈川県と埼玉県の間には東京都が…
「野川を歩く」川の遡上歩きであえなく通過したように無視していたのだけれど、実は行っていた野川周辺と、野川の左岸側にずっと寄り添う、国分寺崖線あたりにあるものについてもこの際、記録を残しておこうと思った。この周辺、結構歩いていたわりに何も記…
野川を二子玉川の多摩川合流点から源流近くまで遡って歩いた。その1は多摩川合流点から都立野川公園(三鷹、調布、小金井市にまたがる)の中までのノート。 野川野川は、国分寺市東恋ヶ窪に源を発し、国分寺崖線に沿って幾多の湧水を取り込み、小金井、三鷹…
多摩川左岸歩き3回目は、調布市と稲城市の間に架かる、多摩川原橋がスタート。そこから上流に向かって、最初の予定では立日橋までだったが、少し先の多摩大橋まで。多摩川の左右にある段丘が、しだいに存在感を増してゆく流域を歩いた。その3の行程 前回の…
多摩川左岸、前回は東急東横線の多摩川橋梁上手にある、調布取水堰のあるところまで歩いてきた。「その2」となる今回は、ここから歩きはじめて、調布の多摩川原橋を目指す。その2の行程 東急線多摩川駅で下車 調布取水堰の少し上流側にある、田園調布4丁目…