千葉
2022年4~5月に『古入間川*1』川跡を辿った記事内容を改訂、再構成しています。前回、綾瀬川と合わさった古入間川が現在の垳川(古綾瀬川)流路へ入り、中川(古利根川)へ接続するところまで下ってきました。現在位置は東京都足立区六木と埼玉県八潮市垳の…
前回の神崎川と同じ日に歩いた桑納川(かんのうがわ)のことを書きます。 桑納川は千葉県船橋市習志野台から坪井東付近に源があります(した)。最初、かつて坪井川と呼ばれた細流(現在跡が遊歩道など)があって現在の坪井近隣公園に達します。園内の調整池か…
千葉県を流れる延長約14㎞の神崎川(かんざきがわ)を歩いてきました。 神崎川は白井市の南西部、住宅地域内に源があって最初細々と北東方向へ流れますが、市中央部で方向を変えて以後南東方向へしだいに支流や湧水などを合わせながら水量をふやしていきます。…
これは二重川を歩いた日の後半部になります。 現在位置は二重川と神崎川の合流地点、そこは船橋市の最北端に位置していました。今回はそこからさらに北へ、白井市内を通って下手賀沼のほとりへ出ます。次は手賀の丘へあがり、手賀沼へ下り、沼の北側にのびる…
今回歩いたのは二重川(ふたえがわ)です。千葉県鎌ケ谷市南東部の住宅地域内に源があり、船橋市と白井(しろい)市の境界を北東から北方向へ流れて神崎川へ合流する延長8.0kmの小さな河川です。 二重川を歩いたのにそれほど深い理由はなく、大柏川(おおかしわが…
千葉県市川市、鎌ケ谷市を流れる大柏川(おおかしわがわ)をたどりました。前回国分川と同じく真間川支流のひとつです。 大柏川は鎌ケ谷市道野辺本町2丁目にある窪地の湧水などを源とし、途中二和川、根郷川などの支流を合わせ、派川大柏川を分派してから市川…
千葉県市川市、松戸市を流れる国分川(こくぶがわ)をたどりました。前回歩いていた真間川の支流です。源は松戸市五香西にあるとされ、市川市菅野付近で真間川に合流、延長は約8.5kmとなっていますが、途中には国分川分水路、春木川の分派と再合流など、現在は…
真間川(ままがわ)、前回の続きです。派川大柏川(はせんおおかしわがわ)との合流地点から西へ江戸川まで歩きます。 合流地点の三角橋から 向こうから派川大柏川、左手前から真間川、合流して橋の下をくぐり右へ。 ところが右は大正初期頃開かれた放水路、かつ…
今回歩いたのはほぼ千葉県市川市内(一部分が船橋市)を流れる真間川(ままがわ)です。変わった経歴の持ち主で、現在は市川市市川で江戸川から分派して東に流れ、その後徐々に南寄りに方向を変えて市川市原木で東京湾に注ぎます。ところがかつては流れる方向…
今回はそろそろシーズン、彼岸花をメインに秋の花をいくつか集めました。東京、神奈川、千葉、埼玉から... 最初の2枚は相模原市緑区、かつての藤野町だった地域 山梨県との境界に近い山里です。 こちらは厚木、七沢という温泉もあるところから 田んぼの用水…
千葉港から海岸伝いに歩けるところは頑張って、そうでないところは適当に速足で谷津干潟まで歩きました。 スタートはJR京葉線千葉みなと駅から。駅前広場 千葉ポートパークを周回します。 パーク内の千葉ポートタワー、左の方建物は千葉県立美術館の一部 ポ…
千葉下総の台地を徘徊した記録をまたひとつ。多分に自分用備忘録ではあります。 下総徘徊、前回はこちら 松戸から我孫子へ歩く - 散歩の途中 今回はもう少し東側を歩きました。まず八千代市勝田台を起点にほぼ北へ進みます。千葉ニュータウンを南から北へ縦…
備忘のための記録ノート、今回は千葉県から。松戸から下総台地の上へ、柏・逆井あたりから少しずつ下って手賀沼に出てこれを渡り、我孫子まで歩きました。 軽くまとめます。 まず松戸駅東口のデッキに出ます 松戸駅ホームは下総台地の下、低地にありますが、…
印旛沼の周囲を巡る印旛沼サイクリングロードに沿って歩いています。現在位置(千葉県印西市瀬戸)は西印旛沼と北印旛沼を結ぶ人工水路、印旛捷水路(いんばしょうすいろ)の西印旛沼側、水の流れる方向から言えば水路の最上流部にあたるところです。 前回再掲…
だいぶ間が空きましたが印旛沼を歩く《その2》です。 前回分はこちら 印旛沼を歩く その1 - 散歩の途中 およそひと月ぶりに訪れた印旛沼は気合の入った真夏と化していました。この日は京成臼井駅で下車、西印旛沼南岸のサイクリングロードに出て佐倉ふるさ…
印旛放水路を歩いて印旛沼までやってきました。現在の印旛沼は干拓事業等で北印旛沼と西印旛沼の2つに分かれていて、まずたどり着いたのは西印旛沼の西端、舟戸大橋のたもと。 といっても橋は写ってなく(佐倉市臼井田干拓) この横あたりに貸しボートが干…
印旛放水路、花見川河口から大和田(排水)機場までさかのぼりました。ここから放水路の名称は『新川』と変わります。新川は水の流れる方向が普段は花見川と逆、そして時々は同じになるという変な川。 Wikipedia:印旛放水路:新川にはこのように記されてます…
花見川を河口からさかのぼって歩いています。今回はまず印旛放水路が接続される以前の花見川源流域となる台地の谷間に入っていきます。 花見川大橋の位置はすでにかつての上流部、川と自転車道は谷間を通っています。 青い花見川大橋と赤い天戸水管橋(再掲…
千葉へやってきました。今回歩いたのは印旛放水路(いんばほうすいろ)、その下流部分となる花見川(はなみがわ)からです。 最初はずっとさかのぼった先にある印旛沼のことから。〈前置き長いです。ごめんなさい。〉 利根川南側から千葉県の北部一帯を占める下…
江戸川の流頭は茨城県五霞町の利根川との分派点です。利根川を流れてきた水がここで分かれて江戸川に入ります。 前回到達した、春日部市西金野井からさらにさかのぼって分派点まで行ってきましたので記録を残しておきます。 のりかえの春日部駅 東武野田線の…
江戸川左岸、現在松戸の市街地あたりを遡上中。対岸、葛飾区との間に架かるたくさんの橋梁をくぐって、市の中心部に近づくところから続けます。 堤防にあがります 江戸川はこのあたりで大きくカーブ、90度くらい流れの方向を変えています。 カーブ途中の堤防…
前回その1で江戸川放水路河口から国府台付近まで歩いた続きです。 京成線国府台駅、真間川合流地点を過ぎると台地の縁を江戸川の流れが洗うようになり、間を通る道はせまくなります。前回の再掲 すぐ先、木が覆い被さるように散歩道が続きます。 右側はすぐ…
2020年11月、江戸川を歩きました。 スタートは江戸川放水路河口(市川市上妙典)、川の左岸、千葉県側を遡って今回の到達地点は流山市流山、埼玉県三郷市との間を結ぶ流山橋までです。 江戸川は2年前に旧江戸川河口近くから江戸川(放水路)分派点へ、さらに…
今回訪れたのは千葉県北部、柏、我孫子、印西あたり、自分は滅多に訪れる機会のない地域です。地図を見ていてたまたま目に入ったのが手賀沼。その湖畔、いや沼畔を歩き、続いて手賀川が利根川に合流するところまで足をのばしました。天気上々、整備された散…
東京都の東隣りにピタッとくっつき、市の面積の半分以上が埋立地で東京湾に張り出す、浦安に行きました。散歩で訪れるのは今回がはじめてではありませんが、市内だけを廻ってみたことはありませんでした。 一応歩いた跡を地図に落としましたが、以下項目の順…
江戸川歩き、前回の続き。今回は柴又、矢切の渡し付近からさかのぼり、野田市今上、”キッコーマン野田工場製造第4部”とマップに記された醤油工場の横まで歩く。 江戸川その2・足あと 柴又駅に降りて帝釈天参道を通る。柴又帝釈天は前回歩いてきた帰りに素通…
東京都と千葉県の都県境を流れる旧江戸川を歩いた。首都高速湾岸線やJR京葉線で千葉方面へ向かうと、ディズニーランドの手前で渡る幅の広い川だ。 旧江戸川の名前が示すように、元をたどれば江戸川の本流、もっと昔へたどると渡良瀬川の流路だったと意外なこ…
鎌倉街道下道(しもつみち)を歩く、4回目の行程は現在の東京都千代田区大手町から千葉県松戸市松戸まで。主な通過点は 芝崎(大手町)ー浅草橋ー浅草ー橋場ー墨田ー堀切ー青戸ー金町ー松戸 足あと(鎌倉街道下道4) 前回、下道その3 miwa3k.hatenablog.jp ア…