散歩の途中

散歩の途中で観察記録、その後少し調べて書くノート

東京-板橋区

新河岸川を上流から歩く その5 都県境白子川合流から最後隅田川に入るまで

新河岸川上流の埼玉県狭山・川越から歩き下って東京都との境界地点までやってきました。この先は都内の新河岸川をたどって最終、隅田川との合流地点まで歩きます。 荒川右岸堤防から見る白子川合流地点 そのすぐ下流から この背後は国道17号新大宮バイパス・…

荒川を歩く その5 笹目橋から羽根倉橋まで

6月に河口から歩き始めた荒川、東京・埼玉の境界、笹目橋まで来ていました。8月に笹目橋上流側にある彩湖へ寄り道しましたが、荒川本流のほうを歩かないままで10月になってしまいました。最近ようやく笹目橋の先を歩いてきましたので忘れないうちに記録残…

荒川を歩く 〈はみだし編〉 彩湖一周

今年6月頃、荒川の河口から歩いて遡上、これより上流は川の両岸とも埼玉県となる笹目橋まで到達していました。 しばらく進捗が滞ってましたが再開を決め、まずこの先の歩き方プランを作成しようと地図を見ていたら、笹目橋の上流側にある湖の存在が気になり…

荒川を河口から歩く その4 新荒川大橋から笹目橋

前回の続き、荒川左岸、川口市舟戸町の新荒川大橋の下までやってきました。北区岩淵町との間をつなぐ長い橋は国道122号(岩槻街道・北本通り)、かつての日光御成道が通ります。街道には昔、渡船”川口の渡し”があったところです。 新荒川大橋の下から ずっと…

白子川と新川を歩く その1 新河岸川合流点から白子川を遡って上流端まで

白子川は練馬区南大泉、大泉井頭公園(おおいずみいがしらこうえん)に上流端があり、さらに上流からの新川、公園内の湧水池などの水をあわせておおよそ北東方向へ流れます。練馬区大泉地区から埼玉県和光市を経て、板橋区との都県境付近を下り、板橋区三園と…

ふじ大山道を歩く その1 中山道・志村から甲州街道・調布まで

大山道歩きの続き、今回は”ふじ大山道”、富士街道です。 練馬区の街道筋に所々、ふじ大山道の解説板が建てられています。それを一部引用すると ふじ大山道は、大山街道、富士街道、道者街道ともよばれています。それは阿夫利山ともいわれた大山(神奈川県)…

千川上水を歩く その2 上鷺宮から西巣鴨千川上水公園

千川上水を2回に分けて歩いた、その後半。中野区上鷺宮から下流方向へ歩き、江戸市中へ上水を分配するためのため池(沈殿池)があった、西巣鴨の千川上水公園まで行く。 前半部(その1)のノートと連続していないので、リンクをはっておく。 千川上水・足あ…

荒玉水道を世田谷砧から板橋大谷口まで歩く

荒玉水道(あらたますいどう)は、関東大震災後の都市化で急激に人口が増加した、東京市周辺の13か町村(当時の豊多摩郡:中野町、野方町、和田堀町、杉並町、落合町、北豊島郡:板橋町、巣鴨町、瀧野川町、王子町、岩淵町、長崎町、高田町、西巣鴨町)が連合…

田柄川緑道を歩く

小石川、谷端川を歩いた同じ日の後半、田柄川緑道を歩いて練馬区光が丘まで行ってきた。 なのでこちらの足あと、スタートは谷端川の水源、粟島神社になっている。 田柄川緑道 足あと 粟島神社前から千川上水の分水路跡を上流方向に、地下鉄千川駅近くへ、と…

小石川から谷端川へ 水の見えない川歩き

東京都文京区の地名に小石川(こいしかわ)がある。かつての東京市小石川区で、ここの台地(小石川台と白山台)の間の谷を流れる川は礫川(れきせん)とも呼ばれ、砂や礫(れき=小石)の多い川だった。これが地名の由来で、流れていたのが小石川である。しかしこ…

新河岸川 隅田川に続く人工水路な部分を歩く

隅田川を岩淵水門まで歩いた同じ日に、その先につながる新河岸川を歩いた。 新河岸川は埼玉県川越市内を起点として南東方向に流れ下り、かつては新倉(現在の埼玉県和光市新倉)付近で荒川に合流していた。大正から昭和初期の荒川の大改修事業のとき、新河岸川…

鎌倉街道を歩く 中道その5 千川から赤羽

鎌倉街道中道のルートは、参考にしている資料では東京都内でA,Bの2つある。当方も、それぞれ歩いてばらばらにまとめてしまったので分かりにくいのはごもっとも。タイトルなどでもうちょっと工夫すればよかったけど、仕方がない、このまま進む。 鎌倉街道…

黒目川を歩く その1 最初は荒川から遡り、落合川合流点の神宝大橋まで

荒川水系、新河岸川の支流である黒目川を上流に向かって歩いた。スタート地点を荒川・笹目橋とし、新河岸川の荒川合流点である朝霞水門まで遡り、黒目川が新河岸川に合流する地点からは、黒目川に沿ってそのまま源流まで辿ってみた。スタート地点を荒川の笹…

東京の荒川を歩く その2 小菅から笹目橋

前回その1では荒川河口より下流、人工埋立地となる葛西臨海公園の西の端から歩き出して、長い橋を何回か渡り、荒川と中川、荒川と綾瀬川の真ん中にあって、2つの川を隔てる堤防のうえで、左右両側に2つの川が並行して流れる珍しい風景を見ることもできた…

石神井川を歩く その1 王子から三宝寺池まで

石神井川には興味をひかれることが2つあった。ひとつは下流の流路変遷、ふたつめは川の源がどんどん下流側に下がってきていることである。それぞれ簡単に説明すると◆下流の流路変遷現在の石神井川は王子付近で飛鳥山の台地を越えて東側の東京低地と呼ばれる…