散歩の途中

散歩の途中で観察記録、その後少し調べて書くノート

神奈川-松田町

寄を歩く その2 寄大橋から渋沢へ

神奈川県松田町北部、寄(やどりき)地区の山間いに少し踏み入って寄大橋まで来ていました。 寄大橋と中津川、鍋割山など 続きを歩きます。 来た道をまた戻るのですが、その前にまわりを少しうろうろ。寄大橋近くは『やどりき水源林』と名づけられた森林があり…

寄を歩く その1 《神奈川県松田町》

「寄」と書いて読みは『やどりき』神奈川県松田町の北部にあってまわりは山に囲まれています。 地図で示すと1955年3月までは「寄村」が存在しましたが翌月に松田町と合併しました。〈地図で示された範囲はかつての寄村と一致してます〉 最近、単独の村がかつ…

酒匂堰を歩く その2 鬼柳分水堰からさかのぼり文命用水流末の取水口へ

前回の続き。神奈川県大井町金手にある鬼柳分水堰まで来ていました。この分水堰には上流から「酒匂川左岸幹線用水」が接続され、2つの水路(酒匂堰・鬼柳堰)に分かれています。なので厳密にはここが酒匂堰起点ですが、これより上流も同様に酒匂堰と呼ばれ…

足柄の里を歩く その2 山北から松田へ

東名高速の3つ並んだアーチ橋を見たあと、続きです。 東名皆瀬川橋〈再掲〉 山北の町へ戻ってきます。駅近くはちょっとレトロな建物が残ってます。(今回駅西側の記録をしてなかったので東側のみ) ここは昔のメインストリートです というより、明治末頃に…

南足柄を歩く 山麓と田園の秋を巡って

神奈川県西部、箱根外輪山の北東側に位置する南足柄と周辺を歩いてきました。 小田急線開成駅から歩き始めます。駅前広場から箱根の方向 まず山のほうに向かって 正面は箱根の外輪山、歩道の先に見えるピークは明神ヶ岳だと思います。 この日、山登りはしま…

二宮から松田へ歩く 海・山・鉄・川

2019年12月、神奈川県二宮から松田へ歩いた備忘録。 JR東海道線二宮駅からスタート。駅ホーム越しに吾妻山 吾妻山は標高136m、頂上付近吾妻山公園は初春の頃、菜の花畑となります。この日はのぼりません。 西へ歩きます。 東海道(国道1号)川勾(かわわ)神社…

矢倉沢往還 渋沢から矢倉沢へ歩く

前回、江戸方から矢倉沢往還を西へ、千村宿先の森の中まで進んでから渋沢まで戻ってきました。 千村宿の先へ街道は、谷間へ下って四十八瀬川の流れを越え、その谷間の川沿いに松田へと続いていました。しかし現在は四十八瀬川を渡る橋がありません。 ネット…

酒匂川を歩く その2 小山町から文命堤を経て松田町へ川を下る

酒匂川を歩く、日を改めて2日目のスタートは静岡県小山町から、川を下って歩くことにした。途中で前回、”酒匂川その1”の最後に取り上げた文命堤を経由して、最後は神奈川県松田町までのコース。 前回分へのリンク 酒匂川・歩いた足あと/同じ地図上に2日間…

酒匂川を歩く その1 河口から文命堤

酒匂川(さかわがわ)を歩いた。この川は静岡県御殿場市の富士山麓東側に源流があり、静岡県内では鮎沢川(あゆざわがわ)と呼ばれるが、同じ富士山麓を源流とする支流と数多く合流しながら御殿場市、小山町を下る。神奈川県山北町で河内川(こうちがわ)と合流し…

渋沢丘陵 峠の鉱山跡、八国見山 《プチ・ノート》

いつものノートは歩いたコースを辿る形式で記録をしているのだけれど、今回は渋沢丘陵でポイント的にかいつまんで2つ。 渋沢丘陵の場所は、広義には大磯丘陵と呼ばれている、神奈川県西部、南に相模湾、西に足柄平野と箱根、北は丹沢山地、東は相模川で囲ま…

寄へ行く

このタイトルだけでは何もわからない。「寄」と書いて「やどりき」と読む。やどりぎ、やどろぎという言い方もあるらしい。神奈川県の西部、足柄上郡松田町の北部にある地名で、60年ほど前に松田町と合併する前は寄村(やどりきむら)という村だった。松田町…

山北から南足柄、開成を経て松田までを歩く

神奈川県のいちばん西に位置する山北町の山北駅を起点に、里山を歩いて南足柄市矢倉沢へ。そこから狩川沿いに南足柄市役所や伊豆箱根鉄道大雄山駅のある、市の中心地関本へ下り、足柄平野北部のたくさんの用水路と川をいくつも越えて開成町の酒匂川に達する…