散歩の途中

散歩の途中で観察記録、その後少し調べて書くノート

02. 水のみちをあるく

見沼代用水西縁を歩く その2 見沼氷川公園から瓦葺東西水路分岐点

見沼代用水西縁をさかのぼって歩いています。現在位置は見沼氷川公園、武蔵国一宮のひとつ氷川女體神社の下におります。 【再掲】西縁にかかる氷川女体橋から境内方向 見沼代用水東縁、西縁の間を流れる芝川は(これから歩く向きで見ると)見沼氷川公園の付…

見沼代用水西縁を歩く その1 西縁末端の先にのびる新曾用水からさかのぼって見沼氷川公園まで

見沼代用水、東縁に続いて西縁を歩いた記録です。 東縁のとき同様、末端側からさかのぼって歩いています。東縁は末端が東京足立区内に達していましたが、西縁は埼玉県川口市小谷場、元西福寺前分水口までです。ただし西縁末端が『分水口』とあるように、その…

見沼代用水東縁を歩く その3 見沼通船堀から瓦葺東西水路分岐点

見沼代用水東縁、八丁堤に隣接した見沼通船堀から上流へ向かって続きを歩きます。 東縁・通船堀分岐点から【再掲】 今回は水路を先へ向かいます。 しばらく見沼(見沼たんぼ、見沼溜井)のあった範囲、その縁に沿って歩きます。 見沼地図も再掲しておきます …

見沼代用水東縁を歩く その2 見沼通船堀

前回の続き、見沼代用水東縁水路八丁堤から上流へ進む前に、今回は見沼通船堀へ寄り道します。 【再掲】東縁水路にかかる山口橋 橋を渡る赤山街道(県道103号)は見沼溜井を造る際に築かれた『八丁堤』の上を通っています。橋の向こうからは江戸時代初期に造…

見沼代用水東縁を歩く その1 古千谷橋・見沼代親水公園終点から遡り旧見沼溜井・八丁堤まで

最初に。見沼・代・用水・東縁(みぬま・だい・ようすい・ひがしべり)でしょうか。〈実は自分も「代」のあたりどこで区切ればよいかわかってません〉 内訳の説明をちょっとだけ。「見沼」は現在のさいたま市緑区、見沼区、北区などの範囲に江戸時代初期開か…

貫井川の暗渠川跡を歩く(東京練馬)

石神井川の支流、現在は暗渠となっている貫井川(ぬくいがわ)を歩きました。その観察記録です。 貫井川は延長約4㎞の小さな川で全区間が練馬区にあります。下石神井付近から流れがはじまり、南田中、富士見台、貫井といったところを蛇行しながら下り、向山で…

横浜本牧山手の暗渠千代崎川をたどる その2 3つの支流

その1で千代崎川本流をたどりました。今回はその上流にある3つの支流です。 前回も書いてますが、3支流と(水源)は猿田川(南区山谷)、簑沢川(中区寺久保)、江吾田川(中区根岸台根岸森林公園)で、それらが中区山元町付近で合流して千代崎川になりま…

横浜本牧山手の暗渠千代崎川をたどる その1

横浜・千代崎川(ちよざきがわ)の暗渠歩きをしました。 千代崎川は横浜山手台地の湧水が源流となって本牧の北で河口に達する、距離的には4~5km程度の小さな川です。南区山谷(猿田川)、中区寺久保(簑沢川)、中区根岸台根岸森林公園(江吾田川)におもな3…

野火止用水を歩く 用水本流末端・引又宿

今回の野火止用水は前回の暗渠歩きと同じ日ですが、場所と雰囲気を少し変えて本流の流末に位置する引又(ひきまた)宿と周辺を巡ります。 引又は志木の昔の呼び名で、新河岸川の舟運や引又街道(志木街道、かつての奥州街道の一部とも)の宿場、商業物流の拠点…

野火止用水を歩く 下流の暗渠水路を辿って

今回は野火止用水の暗渠歩きです。 野火止(のびどめ)用水は江戸時代前期明暦元年(1655)に玉川上水の分水として開削され、現在の東京都小平市から埼玉県新座市野火止を通り、志木市内で新河岸川に落とされる長さ24㎞の用水路で、かつては飲料水や田畑灌漑用水…

野川とその支流 ふり返りの川あるき その5

過去に歩いた川のふり返り5回目になりました。今回は多摩川がつくった川と言ってもよいでしょう、野川とその支流、水路を少し。 野川は国分寺市内の湧水群などを源に世田谷・二子玉川で多摩川に合流する川です。 大昔、多摩川の流路が現在と近い武蔵野台地…

ふり返りの水路あるき 玉川上水とその分水路

川をよく歩きますが、人工的に開削された水路も歩きます。水路歩きのカテゴリーが『水のみちをあるく』です。東京の代表的な水のみち、玉川上水は川、水路歩き最初の頃に歩きました。 江戸時代前期1653(承応2)年に開かれた玉川上水は現在の羽村市、多摩川に…

水郷田名を訪れたときの記録断片

水郷田名(すいごうたな)は相模原市中央区の西部に位置し、相模川左岸に接しています。「水郷田名」という地名になったのは西暦2000年を過ぎてからで、古くは田名村久所(ぐぞ)、相模原町(市)に合併されてからも長らく久所(地区)と呼ばれていたようです。…

神田川笹塚支流再訪 2年を経て児童遊園のブタ、カバさん行方不明

この暗渠、2年前(2018年1月)にたどって歩いたことがありますが、最近、新宿区内の様子が変化したようです。ちょっと見てきました。 通称、神田川笹塚支流と呼ばれる、昭和30年代に暗渠となった川があります。(川の名称はWikipediaの項目になっているもの…

江戸川用水跡を歩く 親水緑道をあちこち

江戸時代中期に整備され、(現水元公園)小合溜井から引かれた上下之割用水、そこから分水された小岩用水、中井堀、東井堀、西井堀の主要水路跡を歩きました。その用水路流末部には昭和に入って、江戸川から導水された用水路が開かれ、一部は接続されました…

小岩用水跡を歩く 南小岩から金町の大堰枠へさかのぼる

現葛飾区水元公園の小合溜井を水源とし、江戸時代に整備された灌漑、農業用水路をいくつか歩きました。今回は小岩用水です。 小岩用水は上下之割用水を大堰枠(おおぜきわく:葛飾区金町4丁目付近、現在は道路になり大堰枠交差点)で分水し、新宿(にいじゅく…

西井堀跡を歩く 旧中川から葛飾細田中井堀分岐点へさかのぼる

現在の水元公園、小合溜井から引かれた上下之割用水、そこから分水された中井堀、東井堀とたどってきましたが、次は西井堀です。こちらの用水路も江戸時代中期に開削されたものです。 上下之割用水から分岐する水路跡地図、西井堀は西側の紫色 現在の地名を…

東井堀跡を歩く 旧江戸川から葛飾高砂へさかのぼる

前回、中井堀・上下之割用水を取り上げました。その続き、関連になります。 江戸時代に開かれた農業用水路、現、葛飾・水元公園内の小合溜井から伸びていた上下之割用水(かみしものわりようすい)の水路はいくつかに分かれていましたが、今回はそのうちのひと…

中井堀・上下之割用水を遡り小合溜井へ歩く

葛飾区から江戸川区へ延びていた用水路跡を歩きました。 葛飾、江戸川の一帯には多くの河川があり、水路もかつては縦横に張り巡らされて、その痕跡は現在もそこらじゅうで見ることができますが、その中から代表的な水路跡をたどってみました。上下之割用水(…

曳舟川跡・葛西用水を歩く (2)花畑川交差から越谷・瓦曽根溜井まで

葛西用水と花畑川(花畑運河)が交差する地点、桜木橋までさかのぼってきました。(2)は、続きを歩き、越谷の瓦曽根溜井(かわらぞねためい)まで行きます。 曳舟川跡、葛西用水、足あと地図今回(2)は青ラインの中間付近、黄色のマークから北へ 花畑川、桜木橋…

曳舟川跡・葛西用水を歩く (1)業平橋から花畑川交差まで

葛西用水路、その下流が曳舟川。きちんとした説明を試みるととてもややこしいですが、ほんの一部かいつまんで。 葛西用水(かさいようすい)は埼玉県羽生市の利根川で取水され*1、埼玉県東部から東京東部へと流れ下る灌漑用水路です。現在の墨田、葛飾区内で…

井草川を歩く 分かりやすい暗渠の迷路

杉並区北部の上井草、下井草あたりを流れていて、いまはすべて暗渠になっている井草川。本流に流れ込む小さな支流まで、流れの痕跡があちこちに残っており、それらをたどる暗渠の迷路歩きをしてきました。(歩いたのは2018年10月ですが、まとめるまで時間が…

渋谷町水道みちを歩く 世田谷砧から三軒茶屋

まず、「渋谷町」とはかつての東京府豊多摩郡渋谷町で、現在の東京都渋谷区、渋谷駅周辺にあたります。以下、途中の岡本公園にあった解説板から渋谷町水道部分の抜粋です。 人口増加に伴って水不足が深刻になった渋谷町は1921(大正10)年、多摩川の水を引き込…

府中用水 その7 二ヶ村用水、根堀川

今回その7では、新田川の流れをおもに引き継ぐ二ヶ村用水、湧水を源とする自然河川に三ヶ村用水、二ヶ村用水の末流が加わり、多摩川に合流する根堀川を取り上げます。今回でいったん府中用水はひと区切りです。 いつものように地図には写真を撮った位置をマ…

府中用水 その6 妙光院下水系、三ヶ村用水

今回その6は、かつて本流の一部だった妙光院下水系、もうひとつ三ヶ村用水を取り上げました。 地図には写真を撮った位置をマークしています。マップ中のマークアイコンをクリックすると出てくる番号がノート内の写真番号になります。府中用水その6 ◆妙光院…

府中用水 その5 新田川、雑田堀

今回は府中用水本流(市川)から分岐する新田川(しんでんがわ)と雑田堀(ぞうだぼり)を取り上げました。 今回も地図には写真を撮った位置をマークしています。マップ中のマークアイコンをクリックすると出てくる番号がノート内の写真番号になります。 府…

府中用水 その4 下の川、本流(市川、旧妙観堀)

府中用水その4は下の川、新田川を分岐した下流側の本流(市川)とその先府中本町からの旧妙観堀を取り上げました。 今回も地図には写真を撮った位置をマークしています。マップ中のマークアイコンをクリックすると出てくる番号がノート内の写真番号になりま…

府中用水 その3 本流、谷保分水

その1、その2の続き、というより流れを変えての3コマ目です。 今回も地図には写真を撮った位置をマークしています。マップ中のマークアイコンをクリックすると出てくる番号がノート内の写真番号になります。過去分のマークはわけがわからなくなるおそれが…

府中用水 その2 矢川、清水川

今回その2では、国立市内の湧水を源として府中用水に注ぐいくつかの小川をたどって行きます。 府中用水・関連地図 その1でも使用した地図にその2分を加えました。写真を撮った位置を地図中にマークしています。マップ中のマークアイコンをクリックすると…

府中用水 その1 取入口周辺、根川、緑川

府中用水を、その周辺も含めてあちこち歩いてみようという気になりました。今回はその1回目、府中用水に多摩川の水を引き込むための取入口周辺の記録です。多摩川本流から分かれた流れと取入口直前で合流する「根川」と、直接の関係はないのですが、府中用…