備忘のための記録ノート、今回は千葉県から。
松戸から下総台地の上へ、柏・逆井あたりから少しずつ下って手賀沼に出てこれを渡り、我孫子まで歩きました。
軽くまとめます。
まず松戸駅東口のデッキに出ます
松戸駅ホームは下総台地の下、低地にありますが、その東側100mほどまで台地境界の崖が迫ります。
その段差は約20mありますが、高い建物が崖の直前に建てられているのでよく認識できません。
駅出口から歩行者デッキを下りることなく台地上の松戸中央公園まで出ることができます。
公園から
左の方が崖下、4,5階建てビル屋上のヨーカドーサインがあの高さですからやたら高い台地というわけではありませんね。手前建物は崖下から立ち上がってはるか上まで。
松戸中央公園、戦前の陸軍工兵学校の跡地だそうです。出入口に正門門柱や歩哨哨舎が残されてました。
1920(大正9)年建造の正門門柱
この場所、工兵学校になる前は松戸競馬場があったそうです。
水戸街道(国道6号)を横切ります。この国道や常磐線沿いが我孫子までの近道ですがそうは行きません。
行程途中まで、わりとこの線路近くを歩いてました。ここはまだ松戸の次の駅。
次第に細道に入ってしまうのはいつもの癖。
雑木林に日が当たって(松戸市千駄堀)
林をぬけて『21世紀の森と広場』に入りました
梅や蠟梅が咲いていました。
蠟梅
梅は咲き始めたばかりで見ごろはもう少し先でした。
千駄堀池
公園はまわりより少し低い窪地のようになってます。
そこを跨いで通る『森の橋』、池のほとりから
台地との境目には湧水があちこちあるようでした。
水が流れていたあたり
公園を出て台地の上へ。
昔はどこも台地、丘陵は水の便が悪かったのであまり人は住めず、雑木林や草はらが広がっていました。このあたりはまだ所々開発から取り残された小さな森があります。
松戸市金ヶ作付近
周囲は畑や住宅になっていますが、ここは右側の一角が開かれずに残っています。
それらの小さな森に名前がついて、遊びや学習の場になっている所をいくつか見ました。森もちゃんと管理されるのでよい方法かと思います。
市の境界を越えて柏市に入るとずっと住宅地になりました。
柏市南逆井付近
歩道側、コンクリートのいわゆる暗渠蓋です。後で調べたら小さな川の源流がこの近くにありました。
この小川沿いに下って行きます。
東武野田線線路付近まで下って
道路の向こう側を先ほどの川が流れ、線路の下をくぐってます。
小川沿いに歩いてだんだん平べったい場所に下りてきたという感じはしてましたが、田んぼの広がる低地になりました。
稲はないけど田んぼ(柏市藤心)
このあたりであの小川は大津川に合流しました。次は大津川沿いに北へ、手賀沼を目指しました。
川の堤防上、舗装はされてないですが歩けました。〈結局水辺川沿いが心落ち着きます〉
この日歩いたなかでは手賀沼がいちばん映えます。
自転車道と遊歩道も立派なものがありますし
手賀大橋を渡って対岸へ移動します。
手前から
橋のうえから西側の風景
北岸に渡る手前
北側も堤防の上に歩道が見えたので、水辺を見ながら歩けると思ったのですが
工事中でやんの
手賀沼公園は普段どおり
公園から我孫子駅へ向かいますが駅は台地の上、最後にまたすこし坂をあがりました。
過去に歩いた手賀沼