散歩の途中

散歩の途中で観察記録、その後少し調べて書くノート

恩田川から鶴見川へ川の辺を散策(町田・横浜青葉、緑)

『わりと近所を巡る真夏散歩シリーズ』4回目です。

今回はまた川歩き、町田市成瀬から恩田川を下り、鶴見川と合流するところを見て横浜緑区鴨居の少し先まで歩きました。
もくもくと湧く雲に時折り日射しは隠れるのですが川べりはひたすらに暑く、それほど先へ進めなかったです。

 

JR横浜線成瀬駅近くの交差点から

並木の先が駅建物、広場です。

 

10分くらい歩くと恩田川のほとりに出ます

道路つきあたって下が川、右に渋く苔をまとった擁壁は上が「成瀬城跡」と地図にありましたが、城山公園という名の児童公園でした。〈城的な何かはあったようですが詳細不明〉

 

川沿いの歩道から恩田川

町田市内この一帯川の両岸が桜並木です。

どの木も枝を川の中へ垂らすように整えてあります

花の時季、特に橋の上からは両岸の花が川へ落ちる滝のようで見事です。

〈桜の頃に恩田川べりの花を見た記憶はあるのですがこの付近の記録が見つかりません..なんてこった〉

 

花はないですが成瀬中央橋の上から

正面のドーム状建物は町田市立総合体育館。その上の雲が夏です。

 

町田市と横浜市の都県境界に近づいて

右岸に合流する小さな支流

地理形状データ共有サイトの国土数値情報河川データセットによれば、この川は「名称不明」。
《追記》名称は『小川』、恩田川合流点付近は改修されて『小川都市下水路』となっているらしい。

 

ほんの少し下ると都県境

上流方向を見て

両岸に看板(河川管理境界標)があるところが都県境、町田市側の桜並木もここでぷっつり途切れます。

 

100mくらい下ったところでふり返り

正確にはほんのわずかな区間、川の中央に都県境が通りこの位置対岸はまだ町田市、下水処理の水再生センターがあって敷地境に木が植えられて並木が続いているように見えます。

 

対岸正面の口  処理済みの再生された水が川に戻されてるところ

今や下水処理施設はひとつの大きな川に相当するほど大量の水が放出されます。

ちょうどここから下流が両岸とも横浜市、河岸に並木がなくなると直射日光が降り注ぎます。

 

東急こどもの国線の橋梁近く

うし電車とひつじ電車という2組の2両編成の電車がのんびり走る路線。通ったらシャッターを押そうと思ってましたがなかなか来ないです。あきらめて歩き出したら橋の真下で通過していきました。〈2両編成なんてあっという間に通りすぎてしまうのです。この日の担当はうし電車だったことだけ確認..〉

 

橋を通り過ぎてふり返ると雲

ここはちょうど支流の奈良川の合流点にある橋の上。

下流側に奈良川が合流しているのがみえます

奈良川は昨年9月にたどって歩きました。

 

その近く、田んぼ(横浜市青葉区恩田町)

まだ緑ですが、稲穂が見えました。
この辺は恩田町といい、川名の由来になってる場所。

 

もう少し下って青葉区田奈町あたり


東急田園都市線田奈駅あたりを通過


続いて通過するのは国道246号

坂道の途中で傾斜のある橋・恩田大橋。国道このあたりは渋滞がわりと多く、この時も下り線がぎっちり詰まってます。

 

国道の下をくぐって少し先、雲間に太陽が隠れたところで前の橋(宮下橋)の下から岩川合流


そこからほどなく山谷川合流

ここも上に橋が架かってます。
その向こう、左右長くのびるのは東名高速の遮音壁。

東名の道路下付近に沿って湧水があるようで山谷川の源、とても短い川なのですが水量はわりと多いです。

 

そこから下るとまたほどなく、次は歩いていた方、左岸側にしらとり川合流。
合流直前のしらとり川

現在青葉区の桂台、青葉台、しらとり台といった最近名づけられた住宅地内を流れる小河川です。

 

恩田川は東名高速下をくぐります(緑区十日市場町・青葉区さつきが丘境界)

 

ずっと舗装された立派な歩道が続いてましたが、八十橋(やそはし)の先で左岸側だけ未舗装に

左は田んぼの真ん中を貫く道(元は農作業用の道路でしょう)砂利道が嫌ならそちらへということですが、ほどなくまた舗装された道へ。

 

新良橋上から下流方向

相変わらず日陰なく容赦ない日射しのなか、同じように川沿いを歩いている方、しかも自分より年上とお見受けしました。お気をつけて

 

また少し下ると支流の合流点
梅田川合流(緑区新治町)

少し前にたどって歩いた梅田川、またここへ戻ってきました。

今回は合流点対岸(緑区小山町)から見ています。


もう少し下ると横浜市緑区役所もある中山へ。その近く団地の中を通って恩田川に出てくるのは
台村川、上は北口橋

小さな川で、南側にある丘陵の湧水をいくつか集めて流れ下ってきます。

 

中山の街中近く都橋

だいたいここまで川左岸を歩いてきましたが都橋を渡って右岸に移りました。この先鶴見川が恩田川左岸側から合流しますが橋が近くにないので行き詰ってしまいます。

 

約800mで合流地点
その少し手前で


合流点付近

左端から右へ恩田川、左奥から手前へ鶴見川(このへんは谷本川とも)、右で水門から勢いよいのは都筑水再生センターから処理済み下水〈これが一番水量多そう〉

川の合流点付近の護岸はずっと工事中でしたが完了したみたいです。

恩田川はここまで。
鶴見川に沿ってもう少し下りますが取り留めなくあれこれ記してだいぶ長くなったので端折って

 

合流地点からすぐ下流側には
緑産業道路兼中原街道・落合橋

交通量が多い道路ですが、鶴見川の歩道は道路下をくぐるようになっています。

 

川沿いに下って上流方向をふり返り


鴨居に近づき
鴨池大橋、下は鴨居川合流


鴨池大橋の隣りに鴨池人道橋(鴨池橋)

鴨居駅出口からすぐこの橋に出られ、橋を渡った先に大きなショッピングモール(ららぽーと横浜)があるので利用者が多いです。

 

渡ってまた左岸へ出ました
前は鶴見川河川敷

鶴見川この先、河口までは17~18kmあります。そんな先まで歩いて行く気は元々なかったのですが、この日は思っていたより早く疲れが出てきてしまいました。〈気温35℃だって〉

すごい汗にまみれてしまったこともあり他の人に迷惑かけないよう、ここからはひと気の少ないところを歩いて帰ることにして川から離れました。