豊洲埠頭の周囲をぐるっと散策して晴海へ歩く

今回はもうタイトルのとおりです。さっそく

地下鉄有楽町線豊洲駅からスタート


東雲(しののめ)運河のほうへ歩きます。

東雲水門近くの土手から

天気がいまいちです。予報は晴れと聞いて出かけてきたのですが
運河の中にある細長い森は『東京港旧防波堤』、昔はこちら豊洲側、向こう有明側とも埋立てられてなかったので文字通りの防波堤でした。現在は立入禁止エリアでバードサンクチュアリになってます。
森の向こうに頭が出ているのは有明アリーナ。

写真右端で歩道が切れてます。通称『東電堀』が切れ込んでいるので旧防波堤沿いにまっすぐ歩けず、堀をまわり込みます。

東電堀の奥のほう

対岸に1991年まで東京電力『新東京火力発電所』が存在し、そこへ石炭石油を運ぶ船の船着き場があったそうです。

 

東電堀いちばん奥から、歩いてきた方をふり返って

 

背後に小さな公園があり、その端に古そうな機関車が置かれていました。
鉄道院403号(西武鉄道4号)蒸気機関車

手前は高輪築堤の築石だそうです。

解説も貼っておきます。

〈手が空いたら文字起こしするかも〉

 

今度は火力発電所があった側から

対岸正面にある背の低い建物は区立豊洲西小学校。最近は公立学校の建物もいろいろ工夫されてますね。

 

東電堀をまわってまた東雲運河へ出てきました。

左へ東電堀、正面に見えるのが東雲水門、右端に旧防波堤の森です。

 

次は東雲運河沿いに豊洲埠頭の先端まで行きます。
少し下ってふり返り

埠頭のまわりを取り囲むように『豊洲ぐるり公園』になっていて下に見える道はそのランニングコースです。ぐるりと一周4.5㎞あるそうです。

 

首都高橋梁や都道『木遣り橋』をこえてからまたふり返り


こちらは埠頭先端方向。
ゆりかもめの橋梁と有明北橋


有明北橋をくぐってから土手をあがると目の前は
豊洲市場水産卸売場棟

豊洲市場あたりはかつて東京ガスの都市ガス製造工場があったところ。市場建設時には土壌汚染問題でずいぶん騒がれました。〈市場ができて静かになりましたが汚染物質が消えてなくなったわけではないのですけどね〉

 

旧防波堤の切れ目から有明側


豊洲埠頭先端近くに架かる富士見橋の下をくぐると前方視界がひらけます。


豊洲ぐるり公園埠頭先端から
レインボーブリッジ


芝浦方面

このあたりの風景、公園の案内では断然夜景のほうが推しのようです。〈日中、しかも曇り空と来ては夜景にかなわないですねえ〉

 

晴海埠頭のほう

あちら側、晴海の客船ターミナルが解体中、晴海フラッグ建物(オリンピック選手村跡)も依然整備中。
晴海埠頭周囲を歩けるかちょっと不安になりました。

 

前方に海の向こうはお台場あたり

 

今度は晴海埠頭との間を陸側に向かってさかのぼります。〈別に傾斜はないけど〉

少し行ったところ、背後が豊洲市場水産仲卸売場付近の岸壁
第五八幡丸

撮ってみたところで、何の船だか知らなかったので後から調べてみると
東京と伊豆、小笠原間で貨物、生活資材燃料、活魚などを輸送する貨物船兼タンカー。船管理事務所が豊洲市場内にあるのでここに停泊しているようです。

 

豊洲大橋付近から

対岸晴海埠頭側は水産庁の船が停泊中。その向こうは晴海フラッグ、いつになったら入居はじまるのでしょう。

 

豊洲大橋をくぐって出てきたところ。
この船着き場の情報がないんですが最近できたのでしょうか?


波うってるのは晴海大橋、間を首都高


真下はこんな風になってました


ぐるり公園ランニングコース、再び埠頭の付け根、豊洲の街中近くに戻ってきました。

前方のレンガ壁、本物でした〈ずっとフェイクかと思ってたもので...御免〉

 

レンガ壁を背後にして

右の低層の建物はららぽーと豊洲、左は晴海運河。

付け根まできて歩いてきた方を


ららぽーと前の船着き場付近
造船所のドック跡に当時の産業遺構があれこれ残されています。

ただ、時間が経って荒れてきちゃいましたね。

跳ね橋(アーバンゲートブリッジ)とドックのクレーン


別位置から


晴海運河に差し掛かり

右手前の〈錆びて茶色の〉橋は都港湾局専用線晴海橋梁(晴海鉄道橋)、現在は廃橋で遊歩道整備工事中です。

春海橋を渡って〈錆びてる橋ではなくその隣り〉晴海埠頭側へ出る予定ですが、いったんここで休憩としましょう。

次へつづく。