散歩の途中

散歩の途中で観察記録、その後少し調べて書くノート

鶴見川から新横浜公園へいつもの散歩コースを久しぶりに歩く

いつもの散歩道は水辺、特に近くを流れる川沿いということが多いです。
都内住みだったころは多摩川が定番でしたが、2年前に横浜へ舞い戻ってから鶴見川やその支流沿いを歩くことが増えました。

今回も鶴見川、中流の都筑区川和町あたりから下流に向かって新横浜へ
ほとんど日陰がないので夏場は足が遠のくコース、特にこれという見どころがあるわけでもないですが久しぶりにスナップなどしながら歩いた記録をならべます。この日は何と言っても空がきれいだったのです。

 

はじめは鶴見川に出るまで

ふだんセンターなんとかというところに居て西か南か東の方向へ適当に歩いて行けばだいたい鶴見川へ出られて便利?ですが、代わりに少し時間がかかります。でも充実した緑道があちこち張り巡らされていてこの時期緑蔭が灼熱をさえぎってくれます。

都筑区荏田東・牛ヶ谷公園脇のみち


それでも緑蔭が永遠に続くわけはなく、一般道
川和高校前バス停付近(都筑区川和町)


鶴見川に近づくと畑がふえます


手前フェンスの下を鶴見川がながれてます


川沿いの歩道はわりと充実していますが、この時期は..長袖をおすすめします


対岸へ橋を渡りました。
少し下ったところから流れを見て(緑区北八朔町)

川向こうには住宅が並んでますが、このあたり果樹園が多く、梨やぶどう、柿なんかも栽培されてます。〈数枚前から写っている青いネットの畑は大体果樹園です〉

 

川和北八朔橋の下から

8月30日頃の大雨の名残りです。
ここは歩道が低い位置にあって水が上がった時に流れてきた植物が絡みついてます。周囲を観察してみると水位はフェンスの上端くらいまでで済んだようです。

 

200mくらい下ったところには遊水池があって手前コンクリートの越流堤が口をあけてます

越流堤の奥が遊水池、上が横浜市営地下鉄の車両基地になっているのですが、今回の大雨ではぎりぎり水が流れ込むことはなかったように見えました。

 

ちょうど車両が入ってきたので1枚


鶴見川はこれより1キロちょっとで右岸から支流の恩田川と合流します。
このまま鶴見川右岸を歩いていると合流点付近に橋もなく行き止まりとなってしまうので少し迂回

恩田川を渡ってその右岸へ出ます。
都橋の上から恩田川下流方向(緑区青砥町・中山境界)

右へ渡って恩田川沿いの歩道を前方へ進みます。

 

しばらく行くと鶴見川と恩田川合流点

向こうから鶴見川、左から恩田川

ここからまた鶴見川に沿って下って歩きます。

 

合流点から下流へ500mくらい(緑区白山1丁目)

このあたりも流れの外側、植物が水をかぶったあとが見えましたが対岸河川敷までは水位が上がらなかったようです。

 

しばらく行くと鴨居(緑区鴨居)、対岸は都筑区池辺町なので

鴨池大橋


鴨居駅前からのびる鴨池人道橋

妙な角度で立ってるのは街灯

先からふり返り


土手上の桜並木

夏暑いと桜は早々に落葉してしまいます。今年の夏もとても暑かった..いえまだ暑さは終わってなさそうですし、桜にとって暑さが過ぎるのは大きなストレスなのでしょう。

 

桜並木近くから南側の空(緑区東本郷あたり)

雲がいいかんじに浮かんでます

 

第三京浜に近づいてきて(港北区小机町)

横切る暗めな高架道路が第三京浜

 

その先、「15.0つるみ川」のペイントは河口から15.0㎞地点

左に川の流れ、対岸は首都高速横浜北線

この先に新横浜公園の入口〈おもいっきり裏口〉があります。
こちらがアプローチですが

この時は立入禁止、予想はしてました。
この公園や日産スタジアム(横浜国際競技場)などは鶴見川の巨大な遊水地内にあります。この間の大雨で水を公園内に引き入れたので現在整備作業中、それで閉鎖されてるのですね。

遊水池の堤防上から公園とスタジアム(遊水地内部)

周囲が堤防で囲まれてその中(公園内)を掘り下げ、水位が上昇した鶴見川洪水をためられるようになってます。
左正面の池は通常時も水が溜まってますが、その左側に堤防(背割堤)があってその外側を鶴見川が流れています。左の堤防より水位があがると水が右側公園内(遊水地)に入ってきます。
足元は外周堤防の上です。公園内に入れないのでこの日は堤防上を歩きます。

 

外周堤防上から公園内テニスコートや野球場

〈左手前に並んでいるのはかかし〉
ここへどの程度の水が入ったのかわかりませんが、水や土砂などはほぼ撤去済んでました。園内にあるベンチやテーブルなどを改めて洗浄、消毒?などの作業を行っていました。ちなみに日産スタジアムは高床式になっているので遊水地に水がたまっても影響はありません。(グラウンド面は周囲堤防より高いので絶対水に浸からない)

公園はもうほとんど問題なさそうですね

〈外周堤防上を通る機会があまりないので公園内をたくさん撮ってしまいました〉


公園とスタジアムの間の橋上から


下はスケボー広場、正面は亀甲橋(かめのこばし)

 

亀甲橋へ移って


新横浜公園の遊水池(左)と鶴見川(右)を分ける背割堤から
上流方向


下流方向

正面背割堤の上にある水門(排水門)、遊水池内にたまった水は川の水位が下がればあちらから排出されます。

 

亀甲橋を渡り鶴見川左岸側へ出て少し上流へ

手前鶴見川が右から左へ流れます。その向こうの堤防(背割堤)を左から右へ見ていくと高さが変わってます。低い部分が越流堤で鶴見川水位が上がるとその向こう遊水地(新横浜公園)に水が流れ込む仕組みになってます。
平均して年に1,2回は遊水地に水が入るとのことです。

 

その背後をおまけで

先ほどからいくつか写っている首都高横浜北線の橋梁。
その下に見える大竹橋とともに下を流れる大熊川を跨いでいます。ここは鶴見川と大熊川の合流点でもあります。

 

それにしても空がきれいな日でした..だんだん雲がふえていく演出もとてもよかったです。〈自画自賛〉

 

 

◇ ◇ ◇

 

この9月7日で『散歩の途中』は開設8周年となりました。〈年取るわけだ〉

「散歩」ははじめ運動不足解消が目的でしたがそのうち成人病予防のため、いまはボケ防止のためにやってるのかもしれません。天気の良い日は世界の片隅を歩き、悪い日はその記事をしたため、ここへアップする作業は変わってません。いま現在は少しペースを落としていますが、まだ当分は続けていくつもり、次の目標は通算10年でしょうか。

今後も万人には必要のない話題ばかりを年寄り臭くならず綴っていきたいと思います。

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これからもどうか御贔屓によろしくお願いいたします。同時にこれから御贔屓になっていただける方も歓迎、ウェルカム、ビアンヴニュです。