散歩の途中

iPhoneもって散歩しながらあれこれ観察したノート

恩田川を歩く 鶴見川合流点からさかのぼって今井谷戸源流まで

恩田川(おんだがわ)は鶴見川の支流。横浜市緑区青砥町付近で鶴見川と分岐し、横浜市緑区青葉区の境界を流れ、上流は町田市にはいって成瀬、高ヶ坂、南大谷などを経て本町田に到る。
恩田川源流は、うぃきぺでは「わさび沢川」の源としているが、ほかもいろいろあたってみると「今井川」の源としているものも多く、今回は後者を選択してそちらへ歩いた。どちらの川も最上流部の小さな沢のようなものだ。
「恩田川」の名称的には、わさび沢川と今井川の合流地点が起点になるという。
それにしてもうぃきぺの恩田川のページはなかなかにマニアックである。

恩田川遡上の足あと

アプローチはJR横浜線中山駅とした。
中山駅北口前

f:id:miwa3k:20180110224852j:plain

いったん恩田川の都橋(みやこばし)を渡って下流方向に歩き、恩田川、鶴見川合流点に向かう。

恩田川鶴見川合流点

f:id:miwa3k:20180110224853j:plain

右から恩田川、左から鶴見川(この上流側は谷本川ともいう)、合流して前方に鶴見川となって流れ下る。左前の水門から勢いよく流れ出ている水は、左側にある都筑水再生センターで処理されたあとの下水処理水。

水辺へ下りて

f:id:miwa3k:20180110224854j:plain

前方の橋は中原街道落合橋。

合流点から恩田川上流方向

f:id:miwa3k:20180110224855j:plain

駅から合流点へ歩いてきた道を再び戻り、最初に渡った都橋へ。

前方が都橋

f:id:miwa3k:20180110224856j:plain

中山駅近くの街中をぬけると、昔からの農業地帯に最近建った住宅が入り混じるところをしばらく進む。

横浜市緑区小山町付近

f:id:miwa3k:20180110224857j:plain

川の向こうに見える屋根は観護寺という寺院。

梅田川(うめだがわ)合流点(緑区新治町)

f:id:miwa3k:20180110224858j:plain

前方は東名高速道路

f:id:miwa3k:20180110224859j:plain

この付近河川改修工事中で川原に鉄板が敷かれている。

しらとり川合流、右は横浜環状4号、恩田川大橋

f:id:miwa3k:20180110224900j:plain

岩川(いわがわ)の上流方向を恩田川合流点の橋上から見る(緑区いぶき野)

f:id:miwa3k:20180110224901j:plain

前方は国道246号、恩田大橋

f:id:miwa3k:20180110224902j:plain

国道246号の下をくぐるとすぐに東急田園都市線と交差。
田奈駅近く

f:id:miwa3k:20180110224903j:plain

右側は駅ホームの端。

奈良川合流点

f:id:miwa3k:20180110224904j:plain

右奥から奈良川、左から右へ恩田川。
このあたりは恩田川の名称の由来になった恩田町という地名が残っている(現在は横浜市青葉区恩田町)。かつてはさらに広い一帯が武蔵国恩田村であった。

こどもの国線を越えて振り返る

f:id:miwa3k:20180110224905j:plain

風景にポイントになるものがなかったので、電車が通るのをしばらく待っていたけれど、全然通らなかった。

先へ進む。

東京都と神奈川県の都県境付近

f:id:miwa3k:20180110224906j:plain

左側、木立ちの向こうは東京都側の町田下水処理場(成瀬クリーンセンター)、処理水は神奈川県横浜市側へ放流されている。(まあ、どこで放流しても下流へ流れていくのだけど)

吹上橋南側から

f:id:miwa3k:20180110224907j:plain

都県境を越え、町田市にはいると川沿いは桜並木。横浜市内では周囲は田畑が多く、わりとのどかな風景が続いていたが、町田市側は川のすぐ近くまで住宅が立ち並んでいる。

前方は高瀬橋(町田市成瀬8丁目)

f:id:miwa3k:20180110224908j:plain

都県境からこの付近まで約2km、両岸に桜並木が続く。

町田市高ヶ坂3,4丁目境界、三蔵寺橋から上流方向

f:id:miwa3k:20180110224909j:plain

整備された川と周囲は新興住宅地。

手前、石洗橋と小田急線橋梁

f:id:miwa3k:20180110224910j:plain

鶴見川(谷本川)合流点から11.0kmポストと河原へ下りられる階段

f:id:miwa3k:20180110224911j:plain

小田急線を越えてすぐのところにあった。

下へおりてみた

f:id:miwa3k:20180110224912j:plain

本町田住宅内、本町田二号橋

f:id:miwa3k:20180110224913j:plain

無骨な橋だな。
本町田住宅団地内にまったく見た目が同じ橋が3本架かっていて、そのうちの1本。団地は恩田川の両側に建物が並んでいる。団地内を連絡するために建設時に造られた橋だろう。

恩田川上流端標識が見えてくる

f:id:miwa3k:20180110224914j:plain

前方を横切る道路の向こう、青い看板。

近くに寄って、上流端の看板と恩田川その上流

f:id:miwa3k:20180110224915j:plain

上流端といっても川はまだ上流に続いている。この標識はこの川の場合、「東京都の管理範囲はここまで」と宣言している代物で、これより上流は町田市が管理よろしく、となる。ほとんど一般人にはこんな看板あろうがなかろうが関係ない。

上流端より上流の恩田川

f:id:miwa3k:20180110224916j:plain

それでもさらに200~300mほどさかのぼると
わさび沢川合流点

f:id:miwa3k:20180110224917j:plain

最初にも少し書いたが、この地点が恩田川の名称上の最上流点、というか起点である。左奥から流れ込んでいるのがわさび沢川、右から来る川が今井川と名前が変わる。
この先、今井川をさかのぼる。

150mほどのぼると今井川に別の川が合流してくる。
恩田雨水幹線合流点

f:id:miwa3k:20180110224918j:plain

向こうからカーブしてくる流れが恩田雨水幹線という、自然河川ではなく水路だそうだ。近くの住宅地内に造られた調整池から流れ出している(うぃきぺより)。

その上流の今井川は、しばらく開渠でひなた山公園脇などを流れ、その先で暗渠となる。

暗渠出口付近

f:id:miwa3k:20180110224919j:plain

暗渠上は「なかよし散歩道」という歩道が整備されている。
なかよし散歩道

f:id:miwa3k:20180110224920j:plain

ここは何か月か前に鎌倉街道上道でも歩いたところだ。

miwa3k.hatenablog.jp

そういえば恩田川上流端の標識があったところも同じ日に通っていた。

さて、川(今井川)のほうだが、鎌倉街道都道18号府中町田線)今井谷戸交差点付近では流れが顔を出していた。

f:id:miwa3k:20180110224921j:plain

その先はあまりきれいじゃないが、緑道があり、

f:id:miwa3k:20180110224922j:plain

ここで水が湧いているように見せているところがあり、

f:id:miwa3k:20180110224923j:plain

道路を渡って反対側に行くとさらに開渠で流れが続いていた。
ほとんど流れはなくなった今井川最上流部

f:id:miwa3k:20180110224924j:plain

入り込んでいる場所が今井谷戸という場所。

ここが流れを確認できた最上部

f:id:miwa3k:20180110224925j:plain

右の丸い穴から水が出ている。

それより上は流れ消滅

f:id:miwa3k:20180110224926j:plain

その先はここの溝からつながっているようだ

f:id:miwa3k:20180110224927j:plain

確認できた今井川(恩田川)の最上流(源流)である。いま流れはないけど。

ここは薬師池公園に隣接している場所で、現在大規模に工事をしている場所だった。公園の拡張工事かもしれない。薬師池公園はひとつ尾根を越えた向こう側に存在する。

工事中の薬師池公園外周部

f:id:miwa3k:20180110224928j:plain

先ほどの溝の反対側にあたる。

尾根の林の向こう側に野津田薬師堂、薬師池があるので足を伸ばしてみた。おまけで。

野津田薬師堂

f:id:miwa3k:20180110224929j:plain

薬師池

f:id:miwa3k:20180110224930j:plain

薬師池公園から北側に出ると、鶴見川の本流に行きあたる。薬師池の水は鶴見川へ注いでいるのだろう。すぐ近くには恩田川の源流があるのだが。

帰りは鶴見川の遊歩道を通って小田急鶴川駅へ出た。