今回も前回と同じく神奈川県内のわりとのどかなところを歩いた記録、備忘録です。
スタートは寒川町の宮山というところからです。
改修工事中のJR相模線宮山駅
ずいぶん狭い入口、中には券売機がありました。改札口は建物左のほうに別途あります。〈トイレの入口かと思いますよね〉
ここは相模国一之宮寒川神社の最寄り駅でもありますが、いたって長閑な田舎の駅です。
踏切を渡って寒川神社とは反対方向へ歩きます。
左側は神奈川県企業庁寒川浄水場のフェンス。
右に堤防のように伸びているのは堤防でしょうか、浄水場の向こうは相模川の河原ですがその間にもっと立派な堤防があった気がしますけど。
《追記》古い時代の堤防らしい
浄水場の内部を覗いて
取水した水のごみなどを沈殿させる沈砂池のひとつが見えました。
奥を横切る高架は圏央道、その先が相模川。
圏央道の下をくぐり
神川橋で相模川を渡ります
富士山が見えました。これより一週間ほど前に見たときはもっと下の方まで雪があったような記憶があるのですが、とけてしまったのでしょうか。
橋をはさんで右側には丹沢大山など
この日はこれらの山を眺めながらの散歩となりました。
ただし天気下り坂で富士山はしだいに霞んでしまいます。
神川橋を渡ると平塚市
橋をふり返って
この付近は大山道、中原街道、2つの道が相模川を渡るところで、かつては「田村の渡し」がありました。
神川橋近くには「田村の渡場跡」の大きな石碑があります。
先へ進んで
平塚市四之宮・真土付近から
道路が東西方向に伸びてその延長上に富士山が見えます。このあたりはちょうど真西に富士山があるのですね。
この先もそんなところが何カ所かあってこだわって記録してます。
真土大塚山公園を通過。真土大塚山古墳が公園内に再現されています。
調べてみると古墳が最初にあった場所はごく近いので寄ってみました。
真土大塚山古墳跡
公園からは直線で200mほどのところ、近年造成された住宅地のなかで小さな神社(神明神社)となっていました。
標柱後ろ側の解説は「三角縁四神二獣鏡、変形四獣鏡、銅鏃、巴形銅器などの副葬品が出土した古墳時代前期の古墳。砂丘を利用して作られていました。」
真土大塚山公園から西へ渋田川を渡り、また田んぼの中
遠くに新幹線が走ってます。
近づきました
越えました
この道も富士山へ一直線〈富士山まではとどかない〉
岡崎大橋上から大山方面
下は鈴川、大山の中腹から流れ下って来る川です。
小田原厚木道路をまたぐ陸橋上から
反対側厚木方面
またまた田んぼのなか
富士へ向かってのびる道〈ワンパターンだなあ〉
富士の右側に見える塔のようなものがだんだん近づいてきました。
あちらは東海大学湘南キャンパスの建物です。
これより近づくとどちらも見えなくなってしまいます
ふり返ると
高台にあがって大学キャンパス南側の通りへでました
東海大学南門前
この日通ったところで一番にぎやかだった場所かも。
校門の前を横切る道をそのまま進むこと約800m
矢名薬師(東光寺薬師堂)の仁王門
看板の前には何か梵字が刻まれた石がありその後ろに植えられているのは紫陽花のようです。わりと最近建て〈かえ?〉られた薬師堂かなと思いました。
左の方一帯は別の建物建設工事中。
仁王門を潜ると薬師堂前からも右の坂道途中に出られます。
結構急な坂を登って先へ行くと隣りに交通量の多い道が迫ってきますが
向こうの山の眺めがよいです
秦野高校前を通り東名高速陸橋を渡り
小田急線トンネル上から平野の方向
さらに西へ軽くひと山越えるかんじで行くと秦野盆地
秦野市街地が見えてきました
また富士山も見えてきましたが雲がふえて霞み気味。
ちょっと先から...も同じですね
あっという間に坂を下り
金目川のあたり
今年の紅葉はなんだか茶色っぽい気がします。
街中に近づいてこの河原は水無川
駅前に架かるまほろば大橋
橋上のなにか
左側がすぐ秦野駅、今回はここまで。