散歩の途中

散歩の途中で観察記録、その後少し調べて書くノート

長浜公園から杉田へ 横浜南部の公園遊歩道を歩く〈その4〉

前回のつづき

長浜検疫所の桟橋跡に残された長浜公園南側の池から先へ進みます。
長浜公園マップ

マップ左側の池(汽水池、淡水池の2つ)周囲に野鳥観察施設があります。
鳥の姿、実はほとんど見えませんでした〈条件が悪かったのかな〉

現在位置は公園中央、横浜横須賀道路(金沢支線)が貫通していて連絡通路で北側へ渡ります。

通路渡って公園北側

北側は左にある広場、その先野球場、テニスコート、グラウンドが並ぶ、ごく普通の公園。歩道を通り抜けます。
グラウンドの先には神奈川県立金沢総合高校がありその横に長浜緑道が続いています。

長浜緑道から

冬場の風景ですがところどころ花も見えました。

緑道の北端、川のトンネルから水が流れ出て

富岡川といい、西側高台の住宅地内に源があるようです。

 

川沿いに歩いて行くと埋立地に出て運河のよう

左方にも水辺が広がっていました。

そちらへ入っていくと

水面が広がって周囲は「富岡並木ふなだまり公園」

周辺一帯はすべて埋立地ですがここの水面だけが残されました。左の小高い丘にある富岡八幡宮の「祇園舟神事」を継続するためだそうです。
富岡八幡宮例大祭の日に行われる祓の神事は祇園舟を参道から砂浜に出して沖へ漕ぎだしていくというもので、800年以上の伝統があるとのこと。そのため水辺を残したんですね。
〈古い地図を見たら富岡八幡宮の前からすぐ遮るものなく海が広がっていました〉

水辺をまわって八幡宮のほうへ歩くと
富岡八幡公園(入口)

かつての海岸線沿いに公園が長くのびています。
富岡八幡宮はここからでは左側森の奥にあります〈未訪〉

旧海岸線沿いの歩道から来た方をふり返って

ふなだまり公園から見えた丘が木の向こうに。

 

富岡八幡公園の歩道は途中歩道橋を経て隣接する富岡総合公園につながってました。
富岡総合公園は元々日本海軍の基地(倉庫?)、戦後米軍接収その後返還という流れは小柴自然公園とおなじ。ただこちらは公園開設が1975(昭和50)年で、すでに50年近い月日が経ってます。

古い海岸線沿いに伸びる歩道を歩いて


海側の高台にあがります


展望

このあたりもかつては真下が海岸線だったようですが昭和初期には埋立がはじまり、現在は工場地帯

せっかく高いところへ上がったのに下の埋立地へ
杉田川ふれあい散歩道というのがあり、とりあえず足を踏み入れる

右側はJAMSTEC(海洋研究開発機構)横浜研究所、この散歩道の先端まで敷地が続いて結構広いのでした。

こちらは新杉田公園

公園・遊歩道を歩くというタイトルに従って様子を見に行ったのでした。特記事項はごめんなさい、とくになし..

 

そろそろ集中力も途切れ気味、帰途につくべく現地で地図を参照したところ近くに「杉田臨海緑地」とあったので最後に寄り道

ちょっと怪しげな雰囲気


入口


中へ入ってみると先はすぐに岸壁

台船に載った巨大なクレーンが目立ちます。

お隣りは磯子水上消防出張所

写真ではわかりにくいですが、6,7名の隊員が潜水訓練をしているところ。大きな声が響いてました。

緑地内はグラウンドが1つ


北側の出口から出ると隣りは東芝横浜事業所、荷物貨物の出入用門の前でした。
右に東芝事業所を見つつ新杉田へ向かいます

前方に金沢シーサイドラインが走っているのを見て、今日はこの路線の起点から終点まで歩いたのだったと気づくのでした。

新杉田駅前歩道橋から

正面がシーサイドライン新杉田駅、右がJR根岸線駅。JRで帰りました。

 

 

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