中津川、続きです。宮ヶ瀬ダムサイトからさらに上流へ向かいます。
と言っても宮ヶ瀬ダムの上流側はダム湖である宮ヶ瀬湖が広がっていますので、ダム建設以前の中津川流路に沿って湖のほとりを歩いていきます。
まずこの背後へ進みます。
ダムサイト駐車場へのアプローチ道路付近
少し先から見返し
歩いていく道路は湖沿い、トンネルなどもありますが、景色は良好です。
道路はこんなかんじ
景色はこんな感じです
前方、宮ヶ瀬湖畔園地、つり橋の一部と支柱なんかが見えてます
あちらはのちほど訪れます。
やまびこ大橋
橋の竣工は1988年で宮ヶ瀬ダムよりも前。現在下は宮ヶ瀬湖ですが、できた当時は中津川に架かる橋でした。
渡って右側には清川村立宮ヶ瀬小学校、中学校があり、その先には宮ヶ瀬(宮の平)の集落があります。ダム建設により水没地域となった住民の移転先(のひとつ)として整備された地区です。
やまびこ大橋の上から北方向
前方、湖畔は鳥居原園地。
同じく東から南東方向
見えているのは県道(64号伊勢原津久井線)、足元のやまびこ大橋も同じ道です。向こうの橋は『大棚澤橋』。
同じく南方向
中津川は正面の山の右側、後方にも山が見える方へ入っていきます。そちらもまだ湖の続きですが。
橋を渡って先から振り返り
宮ヶ瀬集落の端から見たやまびこ大橋になります。
集落の南、宮ヶ瀬北原交差点から別の県道(70号秦野清川線)に入ります。
南へ少し歩いたところで湖対岸
右は先ほども見えていた大棚澤橋です。
下の湖面のどこかにかつては中津川の流路がありました。方向的には右が上流です。
この県道70号ですが、2019年10月の台風災害で現在も通行止めです。
もっとも、この道路はまともに通れることの方が少ないような気がしますが…
もう少し上流側
この奥の方から川が流れていました。
また少し先へ歩くと吹風(ふかぜ)トンネルがあり、川を追いかけて歩くのはそこまでにしました。
トンネル近くから見た湖面
ここから2㎞ほど先まで宮ヶ瀬湖が続き、5㎞ほど先が中津川のはじまりです(布川と本谷川の合流地点から中津川となる)。
先ほどの通行止め案内看板を見ると、現在は中津川のはじまり地点まで行かれませんね。
宮ヶ瀬北原交差点からは1㎞にも満たないですが、ここまでで引き返します。
湖畔周遊。
宮ヶ瀬湖畔園地と鳥居原園地にも寄ったので、そちらの記録を少しずつ。〈中を通過した程度です〉
宮ヶ瀬集落に隣接してあるのが宮ヶ瀬湖畔園地です。
こちらには大きなつり橋(歩行者専用)がかけられてます。
園内の池から『水の郷大つり橋』
全長335mあり、ここから全景入れられず。
ちなみにこの吊り橋、渡らないと園内に入れないとかはなく、必須の設備ではないのですが、とりあえず「国内5番目の長さの人道つり橋」とのこと。
もひとつここで有名なのが高さ30mといわれる天然もみの木のクリスマスツリー。
ちょうどシーズンでしたが、昼間のクリスマスツリーは…
特段意味はありませんが、つり橋、湖との位置関係など
宮ヶ瀬ダムサイト方向
ダム堤体横にある管理事務所棟が遠くにちょこっと。
別角度から
右、園内の池に噴水、「虹の妖精」。〈近くまで行ったら止まった…〉
左には湖に架かるやまびこ大橋や宮ヶ瀬小中学校校舎など。
続いて鳥居原園地へ。宮ヶ瀬湖の周囲をまわる道路を歩いて向かいます。
木が途切れて湖面が見えるところがきれいです。
途中大きな橋をひとつ渡ります。
宮ヶ瀬虹の大橋・橋上
フェンスに虹の模様が描かれています。
虹の大橋手前から2枚
橋の下は現在宮ヶ瀬湖ですが、竣工は1985年、当時は湖がなく中津川の支流のひとつ早戸川が流れていました。
この橋を渡ると相模原市緑区(旧津久井町)、あと1㎞程度で鳥居原園地です。
鳥居原湖畔庭園入口
庭園、園内、湖の景色が良いのですが、太陽が正面に来てしまうのですよね。
庭園から虹の大橋方向
少し方向を変えて
場所も少し変えてみて
斜面下にも公園が広がってますが、上からの眺めだけになりました。
こちらは鳥居原園地というより、『鳥居原ふれあいの館(いえ)』の観光施設名で呼ばれることのほうが多いようです。隣接する駐車場はいつも車よりバイクがたくさんです。この日も寒かったですがたくさんのライダーさんがたむろってました。
〈2021年に入って神奈川県にも非常緊急事態宣言がなされ、ふれあいの館なども休館という事態になってしまいました。〉
地図