早咲き三月桜の様子を見に行く@さくら百華の道【座間】

早咲きで有名な河津桜など、3月にはいって開花、満開の話題をあちこち見聞きするようになりました。

1600mの遊歩道に64種類もの桜が植えられているという座間相模が丘・さくら百華の道へ行き、早咲きの花だけでなく遅咲きの木の様子も見ながら歩いてきました。
『さくら百華の道』は相模が丘仲よし小道とも呼ばれる遊歩道、かつての農業用水路跡を利用しています。

 

『道』のいちばん南側から
河津桜です

満開といってもいいでしょう 〈向こうの建物はイオンモールです ソレガドウシタ
隣りの木も桜ですが花の時期が違うようです。

 

こちらは寒緋桜

ひとつひとつの木に説明書きが取り付けられています

寒緋桜(カンヒザクラ)
花は中輪、一重咲きで濃紅紫色。開花期は3月中旬。中国から台湾に自生しており、台湾緋桜、緋寒桜とも呼ばれます。花は釣鐘状の形で平開せず、独特の雰囲気を持つ桜です。

 

大漁桜

まだつぼみもあって満開はこれから?

大漁桜(タイリョウザクラ)
花は中輪、一重咲きで淡紅色、旗弁が出ます。開花期は3月上旬。熱海市で角田春彦氏が作出した品種で、桜鯛の色と漁の時期に因んでこの名が付きました。潮風に強い品種です。

説明書きの左にも真っ赤な花 木瓜(ボケ)かな

 

椿寒桜

椿寒桜(ツバキカンザクラ)
花は中輪、一重咲きで淡紅色。開花期は3月中旬。愛媛県松山市(伊予豆比古命神社)に原木があり、支那実桜と寒桜、もしくは寒緋桜の雑種と考えられています。

 

寒緋桜と修善寺寒桜?


修善寺寒桜

修善寺寒桜(シュゼンジカンザクラ)
花は中輪、一重咲きで紅紫色。開花期は3月下旬。伊豆の修禅寺境内に原木がある桜で、寒緋桜と大島桜の雑種と推定されます。早咲きの桜の中では大きくなります。

 

ここまで見てきた三月桜、どれも見ごろです。

代表して河津桜もう1枚

河津桜(カワヅザクラ)
花は大輪、一重咲きで淡紫色。開花期は3月上旬。伊豆半島の河津町で発見された早咲きの桜で、寒緋桜と大島桜の雑種と推定されます。

 

百華のみち、南側と北側の端に早咲き、中央部はそれ以降に開花する種類がまとまって植えられています。どの時期に来ても咲いた花がまとまって鑑賞できるのは良いです。

こちらはこれから華やかになるはずのゾーン

花のない木も観察したつもりでしたが開花時期の判断、自分には難しそうです。次はいつ頃来れば良いでしょうかね?

 

しばらく先へ歩き


オカメ

オカメ
花は小輪、一重咲きで紅紫色。開花期は3月下旬。英国の桜愛好家イングラムにより作られた桜。大きくならないため小さな庭でも楽しめます。寒緋桜と豆桜の交配によって作出されました。

 

このあたりオカメ、大漁桜、河津桜、見事でした

 

大寒桜

大寒桜(オオカンザクラ)
花は中輪、一重咲きで淡紅色。開花期は3月下旬。埼玉県の安行にあった桜で安行寒桜とも呼ばれます。染井吉野より1週間程早く咲く美しい桜です。花弁の先が細かく切れ込みます。

 

次は冬桜ですが花の狭間だったようです

冬桜(フユザクラ)
花は中輪、一重咲きで白色。開花期は4月上旬と秋。豆桜と里桜、または山桜との雑種と推定され、春と秋に開花します。葉が小型なので小葉桜(コバザクラ)とも呼ばれています。

 

咲いていた桜の種類はこれくらい、8種類であってますか。〈あと56種類もある!?〉

 

これは修善寺寒桜?

すぐにわからなくなってしまったのでした。

 

道は元水路ということですが線路ぎりぎりまで律義に歩道化されてます。

向こうにも続きがありますが直接渡る術がありません。

踏切を迂回して河津桜


少し行くと元水路の歩道は雰囲気が変わります。

相模原市に入ってさくら百華の道はおしまいの先

相模原市側も少し前のようですが緑道が整備されてます。

こちらにも河津桜がきれいに咲いていたので


そしてこれはおまけ
とある家の庭にあったミモザ

 

さくら百華の道、中ほどの花が開いたらまた