『わりと近所を巡る真夏散歩シリーズ』の5回目です。
横浜市西部の瀬谷から若葉台、霧が丘、中山、川和などを経由して歩いた記録を残しておきます。
まず電車で瀬谷まで
駅前から線路沿いに東へ歩き始めるとちょっとした段差、階段の上から
下には相沢川という小さな川が流れています(瀬谷区相沢1丁目)
相沢川と並行して和泉川も近くを流れています。2つの川の水源はいずれも『米軍上瀬谷通信施設』跡地にあります。
最初に向かう先はその跡地です。
相沢川を辿ったとき施設跡地内まで追いかけました
和泉川では施設敷地手前までしか記録してないですが一応リンク
今回も川をさかのぼるように道路を歩いていくと
米軍施設との境界に残るフェンス
フェンス向こう側が米軍上瀬谷通信施設敷地になります。
現在は日本に返還済みで一部は農地などになってますが未開発の草原も広がってます。
2027年国際花博がここで開催されることが決まり、そのための開発準備ははじまっているようです。
隣接する瀬谷市民の森との間を歩きます
森をぬけて米軍通信施設跡地の草はら
月見草でしょうか
あるいはマツヨイグサ(待宵草、宵待草)
このへんは数年前まで畑だった気もするのですが〈うろ覚えです〉
花博の会場として召し上げられてしまった耕作放棄地?〈勝手な妄想ですが〉
今夏はあまりヒマワリを見なかったような気がしてます
個人的な観察として、今年はあまり大きく成長しないうちに花がついてしまい、結果として貧弱な丈、花になったのが多かった気がします。異常気象のせいでしょうか〈これも勝手な妄想と思いたい..〉
米軍上瀬谷通信施設跡地をぬけて北側へ。
国道16号保土ヶ谷バイパス上川井ICあたり(旭区上川井町)
バイパスの歩道橋を渡った先から
これから向かう若葉台(団地)方面
団地建物群手前、珍しい形式トレッスル橋の水路橋が小さく写ってました。緑色の『大貫谷戸水路橋』、横浜市上水道となる水が流れてます。
方向変えると保土ヶ谷バイパスの橋梁
下へおりると亀甲山というところ。
大貫谷戸水路橋に差し掛かる手前の水路が何気に横切ってます
入ってきたこちらは若葉台団地(旭区若葉台)
車道の上を通る歩道橋
別の歩道橋の上から
規模の大きな団地です。調べてみると当初計画人口は25000人(現状は14000人ほど)。
環境は良いと思うのですが交通アクセスが良いとはいえず、結構遠い最寄り駅まで公共交通機関は路線バスのみ。
若葉台団地を北へぬけると旭区から緑区にはいります。
隣接した霧が丘地区にも団地がいくつか、戸建ての住宅分譲地も含めて今どきの住宅地を形成してます。
霧が丘グリーンタウン団地内の公園、歩道
霧が丘公園内のログハウスあたり
団地内の歩道を通りぬけ新治(にいはる)市民の森、その直前尾根の緑道へ出ました。
尾根の道から正面建物群は長津田みなみ台方面
背後はうっそうとした新治市民の森、前の住宅地との境界となる尾根上がひなびたプロムナードになってます。
尾根上をそのまま進み、背後の森が途切れるあたり
新治里山公園入口
階段で一気に尾根からくだります。左前方は新治小学校。
左側途中斜面も公園内、栗や柿の果樹園になってました。
階段を下りて右側は『旧奥津邸』
こちらは主屋と庭
かつてこの地の名主であった奥津家の旧居を整備、公開しています。
主屋はかつての建物を基にして1994(平成6)年に建て替えられています。
玄関前から長屋門
長屋門も屋根は鋼板?で葺き替えられてますが正面側は古いままでした。
正面解説によると江戸時代末期の建築とされ当初は茅葺き屋根。現在は横浜市認定歴史的建造物となっています。
庭の木が青空にとても映えてきれいだったので
長屋門の手前、納屋
藁の馬がいました。おとなしい
納屋の前からふりかえって
長屋門の右となりは土蔵、そのほか釜屋(炊事場など)の建物もありました。
道路をはさんだ反対側には公園管理事務所も兼ねる里山交流センターやイベント広場などもありました。公園敷地は少し前に辿って歩いた梅田川のほとりにも伸びているようでしたが今回は足を運んでません。
新治小学校裏手に梅田川・一本橋を渡ってるところ
以前川をたどったコースと交差しました。
このあたりからはしばらく普通の道路〈なるべく日陰のあるところ〉を歩きます。
県道の三保交差点(緑区三保町)
道路と先を通るJR横浜線線路を渡って恩田川沿いに出て中山の街をとおりぬけます。
灼熱の恩田川沿い(緑区青砥町)
このあたりからはぐっと口数が減ります。〈一人で歩いているので口数多いのも気持ち悪いですけど..ぶつぶつ〉
かなり飛んで、都筑区川和町じゃなかった、そのとなりの加賀原
月出松公園
公園内の前方の高まり、『加賀原遺跡』といい縄文時代中期の集落跡などが見つかっています。〈埋め戻されてます〉
ここの木蔭でしばらく休止、停滞。
港北ニュータウン地区まできて歩道橋をわたります
ここまでにしておきます。
猛暑酷暑でなければさほど苦にならないコースですし空も雲もとてもきれいなのですが、もうしばらく出歩くのは控えたほうがよさそうですね。