アムステルダムを経由してフランス・リヨンへ 2025年フランス旅行記 その1

6年ぶりに海外を旅してきました。

今回、6年も間が空いたのはおもにコロナ禍(COVID-19)の影響ですが
コロナ禍が落ち着いた後も旅行をすること含めていろいろ行動の意欲が薄くなってしまったのかもしれません。やる気ならもう1,2年は前倒しできたようにも思います。


行先はまたフランス(ここ10年くらいはフランスとスペインにしか行ってませんが)をチョイスしました。
今回も基本的に安旅ですが、円安の影響はとても大きく、旅行費用や買い物などの支払い、円換算するとちょっと怖い〈のでまだしてない〉です。

そして、久々に旅行記らしきものが書けるのは個人的にうれしいです。

 

前置きはともかく出発します。

今回は往きの道中をフランス直行便からちょっとアレンジして、最初は東京からオランダ・アムステルダムを経由してフランス・リヨンへ向かいます。

 

東京からのKLMオランダ航空アムステルダム直行便は成田空港から出発。

自宅近くの駅から成田空港直行のバスがあるのでそれを利用しました。
2時間弱で空港第1ターミナル到着


北ウイング出発口9月になった事やまだ朝早い時刻なので人の数は少ないです。
〈どうでもいいけど、出発案内掲示板の文字、肉眼では基本白色なのに安いカメラで撮るとなんてカラフルなのでしょう..〉

空港まで来てからチェックインして航空券を受け取り、預け荷物をドロップ
ある程度の現金をユーロに替えて(この日は1€≒¥172 6,7年前は120円代だったのに..)
あとは出発を待ちます。

 

アムステルダム行きKL862便は12:35発、この日はオンタイム
出発ゲートは15番ゲート

 

この機体ですねB777W(BOEING 777-300ER)

 

〈出発まで暇なものであちこち写真撮ってました〉
これはGARUDA INDONESIA航空Denpasar行きが出発するところ後ろをASIANA航空のA380が通過中。

 

そして乗るべき飛行機に乗りまして、ほぼ定刻に出発しました。

アムステルダムまでの所要時間は13時間30分です。
(ウクライナ侵攻の影響で西側諸国の航空機は)ロシアの上空を飛ばなくなったため航路迂回しなくてはならず、この便に関しては2時間程度余計に時間がかかるようになりました。

成田を離陸すると太平洋側を北上、北海道から千島列島、カムチャツカ半島の東側公海上を通過、ベーリング海からアラスカ上空、カナダの最北部を通って北極海に出ます。北極点近くからは〈これ以上北上できない(笑)〉南向きに進路をかえてグリーンランドを横断、ノルウェーとアイスランドの間、ノルウェー海を南東に下って北海へ、イギリスの東側海上からオランダへ入っていきます。

 

こちらはグリーンランドですもちろん機内(上空約10000m)からの画になりますが、左側雲の切れ間に山並みとその谷間、湖のようなものも写ってます。〈左端は窓枠〉
場所はグリーンランド北東側、グリーンランド海沿岸部にも近いところかと思われます。〈GPS情報がうまくとれてなかったので位置詳細は不明〉
白くも緑でもないグリーンランド、貴重な画がとれたかなと思ってます。

 

こちらはこれまでの旅行でもずっと記録してた機内食、また撮っちゃいました。
今回はKLMオランダ航空の機内食、もちろんエコノミークラスです。

離陸後2時間くらい、最初の食事チキンと付け合わせの野菜、ご飯、生野菜サラダとパン、デザートのムースケーキ
飲み物は白ワイン(南アフリカ産)をチョイス
ナプキンのなかにカトラリーが入ってますが、最近はすべて木製、環境への配慮からプラスチック製ではなくなりました〈けどスプーンの凹みとかあまりなくて少し使いづらいところも〉

 

これはおやつのコーヒーとクッキー〈ピンボケ〉長時間の飛行になるのでお腹空きますがギャレーに行けばいつも飲み物、食べ物いろいろ用意されてます。

 

着陸前の軽食手前はやきそば(紅しょうがつき)にスクランブルエッグ、フルーツにチョコムース、クラッカーとチーズ
飲み物はオレンジジュース

 

なんだかすごく寒かった機内を13時間半耐えて、アムステルダム・スキポール空港(Amsterdam Airport Schiphol)に到着します。東京の気温が32℃くらいあったので機内はことさら寒く感じました。ちなみにアムステルダムの外気温は15℃くらい

機外に出て、これは隣りのゲートのKLM

 

スキポールではリヨン行きの便に乗り継ぎます。
乗継ぎ時間は1時間20分しかありません。
その間に入国審査やセキュリティチェックを受けなければならないのはもちろん、広大な空港内の移動もあって余裕がありません。

到着が遅れなくて本当に良かったです。

実はこのKL862便、出発日より1ヶ月ほど前からしばらくの間、カムチャツカ半島で起きた火山噴火(火山灰)の影響でさらに遠回りを強いられていたため、軒並み1時間以上の遅れが発生していました。一時はアムステルダムで乗り継ぎできずリヨン到着は半日以上遅れることも覚悟してました。

スキポール空港内のどこかゲートもけっこう離れてましたが乗り継ぎはできそうです。

 

こちらは乗り継ぎ便の機体アムステルダム・スキポール発リヨン・サンテグジュペリ行きKL3576便(AF1799のコードもついてます)
AMS20:45発、LYS22:20着予定。

Embraer ERJ-190(E190)、機体はAIRFRANCE傘下のHOPです。

早く乗れと促されて鼻先が欠けました..

 

出発は少しだけ遅れましたがほぼ予定時刻にリヨンに到着。リヨンはアムステルダムのほぼ真南にあって航路もだいたい南へ一直線です。

リヨンの空港名は"Saint Exupery"(サン=テグジュペリ空港、正式には"Aéroport de Lyon-Saint-Exupéry")、星の王子さまなどで有名なあの方の名前が使用されています。

ターミナルから外へ出たところ


空港ターミナル側にSaint-Exupéryの名称がなかったので隣りのフランス国鉄駅を


国鉄ではなくトラムを利用して町なかへ向かいます。

Rhônexpress(ローヌエクスプレス)の空港駅約30分でリヨン市内中心部にある国鉄駅"Gare Part-Dieu"(パール=デュー駅)前に着きます。

パール=デュー駅からは徒歩でホテルに向かい、24:00頃に到着
成田離陸からの所要時間は約18時間半でした。
遅れも特になくほぼ予定通りに最初の目的地に到着できてまずはひと安心

 

今回は往きの移動分のみ記しました
以下、次へ続けます。