だいぶ間が空きましたが印旛沼を歩く《その2》です。
前回分はこちら
およそひと月ぶりに訪れた印旛沼は気合の入った真夏と化していました。
この日は京成臼井駅で下車、西印旛沼南岸のサイクリングロードに出て佐倉ふるさと広場までは前回も歩いたところです。
稲に花がついていましたが、小さくてわからないですね。
西印旛沼南岸に出て
サイクリングロードからの眺め。
しばらく行くと佐倉ふるさと広場の風車が見えてきます。
間近に寄って
ふるさと広場、風車の前はひまわり畑。満開はすでに過ぎたようで一部の花びらが落ちてしまってました。
ひと月前に通りかかったときは背丈もずっと小さかったのに成長が速いです。
佐倉ふるさと広場からは飯野竜神橋を渡って印旛沼サイクリングロード沿いにその終点、北印旛沼の先にある長門川酒直水門を目指します。
現在位置は干拓されて小さくなる前、W字形をしていた印旛沼の左側Vの底あたり。
ここからが今回新たに歩いた区間、Vの右辺を上がっていきます。
おまけ
渡り終わるとすぐ直角にまた別の橋が架かっています。自転車道の名喰戸(なじきど)橋、これも渡って再び西印旛沼の畔へ出ます。
肉眼では沼の西端、舟戸大橋なども見えていましたが写真では無理ですね。
ここでサイクリングロードは水辺に突き当たって進む方向を変えます。そこを〈自転車の邪魔にならないよう気をつけながら〉歩きます。
少し先、小さな桟橋
佐倉ふるさと広場からの遊覧船が着くようですが、最近は接岸してないようですね。(近くに佐倉市野鳥の森があります。)
その先のロード
左側は堤防になって少し高く、水面は時々しか見通せません。
距離標はサイクリングロードスタート地点、西印旛沼西端舟戸大橋からの距離(8.5km)です。
時々堤防を上がり様子をうかがいます
対岸は前回歩きましたが、より高い堤防と管理用道路しかなく水面が観察できなかったあたりが見えてます。
『ラジコン飛行場』と看板に書かれてました
芝生の滑走路、パラソル前の機体格納『布』。
印旛沼周辺、ラジコン飛行場多いです。(ここはGoogleMapにもアイコン出してますね)
W字印旛沼の中央VVのつなぎ目あたりから北側
肉眼では前回対岸を歩いた時に通った一本松揚水機場が見え、改めて位置関係を認識。〈このへんの対岸があのへんなのか〉
また歩く方角が変わり、サイクリングロードの先を(佐倉市土浮)
正式名称は県道406号八千代・印旛・栄・自転車道線といいます。印旛沼サイクリングロード
再び堤防上からやや振り返る格好で
手前の湿原、その先水草に広く覆われて水面はかなり先にしか見えません。
方向を変えて
左端遠くにこれから渡るアーチの双子橋、中央右には宗吾西機場の設備など。その手前は水面があるはずですが一面緑です。
機場の前を通って双子橋のほうへ県道(65号佐倉印西線)が横切っています。この県道を境に東側(県道の向こう側)は沼が干拓されており、元水面の中央部に残された『中央排水路』以外は水田になっています。
県道まで出るとそれに沿って沼の対岸へ移動します。
宗吾西機場の前が佐倉・印西市境界でした
自転車道と県道が並行しています。干拓が行われたのは戦後とのことで、それ以前は沼だったところをいま歩いています。(この左側は現在も西印旛沼ですが)
機場の取排水設備上から西印旛沼側
前方向こうから左へ向けて、さらにこちらへ歩いてきました。
対岸の双子公園から
象が2頭、その向こうに双子橋。〈なぜ象?は次回にでも〉
前回印旛沼を歩いたときは双子橋左向こうから渡ってこの公園を横切って中央排水路方向へ歩きました。今回は双子橋を向こうへ渡り、橋後ろ側の谷間を先へ歩きます。
双子橋からこれから歩く方向を望む
橋の下、流れは印旛捷水路(いんばしょうすいろ)、西印旛沼と北印旛沼を結ぶ人工水路です。2つに分かれた沼間を結ぶ水路は中央排水路がありますが、元の水面中央部分に沿って曲がりくねっているので、直線的でより排水しやすい水路を新設したのがこちら印旛捷水路、いわば水路のバイパスです。
水は西印旛沼から北印旛沼へ流れています。(印旛捷水路、中央排水路とも逆向きに流れることも想定されてはいるようです。逆向きに流れたときは北印旛沼→西印旛沼→新川・花見川経由で東京湾へ排水。)
印旛沼サイクリングロードも印旛捷水路に沿って北印旛沼へ通じています。
この先もサイクリングロード経由で歩いていきますがノートはここで一旦刻みます。〈めっちゃ暑いもんで休憩大切〉
最後に双子橋から西印旛沼方向
通常、沼の水がこちら捷水路に流れてきます。
前回ここを歩いたときにも同じ位置から写真撮ってました。
もう1回その1へのリンク置いておきます
足あと地図・今回分は緑ライン