湘南海岸を、江ノ島に向かう橋の西側、片瀬漁港のところから、片瀬西浜、鵠沼、辻堂、茅ヶ崎、柳島、湘南大橋、平塚高浜台、虹ヶ浜、大磯海岸と歩いた。
湘南海岸を歩くのは初めてではないが、ここにはまだ何も書いていなかったので、今回の機会に少し記録しておくことにした。
特記事項として、神奈川県の海岸沿いに高潮の被害を出した台風が過ぎて数日というタイミングで歩いたことを記しておく。
湘南海岸・行程
いきなり脱線するが、最近自分のGoogleマイマップが読みだせないという障害に陥って困っている。散歩の時にはあらかじめコースやポイントを落としたマイマップを作成し、iPhoneのGoogleマップアプリにロードして歩く習慣になっているのだが、マイマップを認識しない。かたくなに「地図なし」のメッセージしか出さない。マイマップ作成のほうは特に問題ないのに…
Googleのフォーラムを覗くと同じ目にあっている人が1年以上前からいるようだが、中の人もいまだに適切な回答ができていないので、お手上げかなあ。最近、海岸や川など道を間違えにくいところを歩きがちなのはそのせい、とか適当な言い訳してから。
天気は良し。
片瀬漁港付近から江の島
新江ノ島水族館を背にして富士山方向
富士山この秋はじめて冠雪。白く見えるのは雲ではなく雪。
同じ場所から江の島
歩き始めはこんなかんじ。
片瀬西浜海岸の遊歩道
片瀬西浜から鵠沼海岸にかけては台風の影響は特に感じられなかった。というより海岸清掃、片付けが速やかに終わっていたという気がした。
鵠沼海岸・引地川河口
近くに聶耳(ニエ・アル)記念碑というのがある。それを見て、聶耳氏が中華人民共和国国歌の作曲者であることを知る。写真がないので引用
鵠沼橋から江の島を望む
右側、歩道兼サイクリングロードは砂に埋もれて路面は見えない。でもこれは台風関係なくいつでもこう。砂浜に防砂の竹柵があったはずなのだが、埋まってしまったり粉々になったりで役に立ってない。
サイクリングロード?
ガッツあふれる轍は残っているけど、たぶん地元サーファーさんが脇にボードを積んで引いてくる自転車の轍でしょう。これじゃ乗って通るのは無理。
辻堂海浜公園前あたり
歩道の路面が見えているのは砂の除去作業をしてそれほど時間が経っていない証拠。
茅ヶ崎市の一番東、汐見台と呼ばれるあたり
この先工事中。波や風で砂がえぐられて歩道も削られている。このあたりは波打ち際までの距離も小さくて浸食がすすんでしまっている。砂浜存亡の危機な場所に台風も追い打ちをかけたか?
工事通行止めで少しの区間防風林向こう側の国道134号へまわり、海岸へもどってくると
ボードウォークになっている歩道が無残な姿
まだ修復が手つかずなので、これは数日前の台風の影響だろう。手前の大きな土のうも役に立たなかった。
「展望デッキ」もこのとおり
これは回復までに時間がかかりそう。
烏帽子岩は無事な模様
烏帽子岩とヘッドランド
ヘッドランドとは人工の岬で、砂の流出を防止するためにつくられたもの。これができていても流砂深刻な茅ヶ崎の海岸。
サザンビーチちがさきの東隣りあたり
サザンビーチCモニュメント
公式には「茅ヶ崎サザンC」。江の島も烏帽子岩もいれてみたけど逆光。
西浜、浜見平付近
柳島付近で片瀬海岸から続く湘南海岸歩道兼自転車道はとりあえず終点になる。
右側へ行く歩道はこの先で終わり
左の未舗装の道に入って、相模川の河口を目指す。
相模川河口
写真ではよくわからないが、川から流れ込む水は台風の影響で茶色く濁っていて、海面にはっきりした色の境界ができていた。
河口付近から川の様子
茶色い水が流れているところは本流ではなく、水量の多いときのみ流れができるところ。向こうに写っているのは湘南大橋。渡ると平塚市にはいる。
湘南大橋の上からみた相模川
湘南大橋通過中
湘南大橋は全長698m。これくらい長い橋だと歩いて通る人はあまりいないが、この時はスーツ姿の人が3名、スナップ写真など撮りながら茅ヶ崎方面へ歩いていた。何だか知らないけど楽しそうで何より。
平塚にはいってすぐ、高浜台付近
湘南ベルマーレひらつかビーチパーク
こちらも台風の影響でビーチバレーなどのコートが一部使えなくなっているとのことだった。
ここから西側は花水川河口まで整備された道はなく、砂浜歩きとなる。
砂の上を歩く
このあたり、袖ヶ浜、虹ヶ浜などの名前がついている海岸。名前も海もきれいだけれど砂の上はやっぱり歩きにくい。
花水川(金目川)河口
右端に見える花水川橋を渡って対岸、大磯町へ。
花水川橋上から
大磯側にはいると防波堤の護岸に沿って歩ける。
ただし、よそ見をしていると海と反対側へ落ちる危険あり。
大磯海岸
大磯港手前で海から離れる。
左向こうが大磯漁港、右側は国道1号西湘バイパス。まん中あたりの砂浜が大磯海水浴場。
海から離れて10分くらいでJR大磯駅に出られる。
大磯駅手前で
「日本最初の海水浴場」が売り。
最後に大磯駅ホーム
End.