散歩の途中

散歩しながら観察して記録してちょっと調べて書くノート

バスク地方とボルドーの旅 その6 サン・ジャン・ド・リュズ

旅の4日目午前、ボルドーを離れ、サン・ジャン・ド・リュズ(Saint-Jean-de-Luz)へと向かいます。
移動手段は鉄道、TGVで約2時間です。

ボルドー・サン・ジャン駅ホーム

f:id:miwa3k:20190813210801j:plain

TGVのチケットは日本からも購入可能です。
最近フランス国鉄の大きな駅にはTGV用の自動改札機があるので、そこへEチケットのバーコードをかざして通ります。

 

列車到着

f:id:miwa3k:20190813210810j:plain

パリ・モンパルナスとスペイン国境のアンダイエを結ぶ最新のinOui(インウィ、イヌイ)と愛称のついた高速列車です。

パリーボルドー間は最高320㎞で突っ走りますが、ボルドーからはローカル線と線路共用なのでそんなにスピードは出しません。(山形、秋田新幹線みたい)

 

ボルドーを出発すると南へ向かい、ひたすら草原、木の密度の低い森、といったところを走り続けます。
どこまで行っても景色に変化がないというのがフランス平野部の個人的印象です。
ちらりと海など見えてきて、いい感じの景色になったかなと思ったらサン・ジャン・ド・リュズ到着です。

乗ってきた列車と、駅ホームから

f:id:miwa3k:20190813210823j:plain

 

Saint-Jean-de-Luz Ciboure駅舎

f:id:miwa3k:20190813210832j:plain

隣り村のシブール(Ciboure)も合わせて駅名に入れてあります。

 

スペイン国境まであと10㎞ほどのフランスのバスク地方、昔は漁村だったという海辺の小さな町がサン・ジャン・ド・リュズ。現在は夏のリゾート地として有名です。
ちょうどバカンスシーズンに入って小さな町はたくさんの人でにぎわっていました。

サン・ジャン・ド・リュズ(Saint-Jean-de-Luz)

 

列車を下りてホテルに向かう途中

f:id:miwa3k:20190813210840j:plain

駅の北側はすぐに町のにぎやかな場所です。
左側は"ルイ14世の館(Maison Louis XIV)"と呼ばれる建物、肖像が壁に掲げられています。(あとでまた出てきます)

ビーチまで100mほどという至近距離の、小さいけれど感じのよいホテルにチェックインだけ済ませ、荷物を置いて街にでます。

 

ちょうどお昼時、Chez Pabloのテーブルから
バスク名物の微発泡ワイン、チャコリで乾杯

f:id:miwa3k:20190813210849j:plain

何年も前からこの町をいちど訪れたかったのです。念願叶いました。

 

レストランや周囲の建物もバスク

f:id:miwa3k:20190813210857j:plain

ところでこちらバスク料理の超人気店ってことは日本へ帰ってきてから知りました。行列することもなくすんなり入れ、おいしい料理を食べられて、超、運がよかったかも?
食べ終わって出てきたらお昼の部終了時刻を過ぎて、少し閑散としてます。

 

少し散歩や買い物など

町なかのメインストリート、ヴィクトル・ユゴー通り

f:id:miwa3k:20190813210906j:plain

 

ショッピングエリアの一角
レオン・ガンベッタ通り

f:id:miwa3k:20190813210916j:plain

「商店街」的な通りはこの1本だけと言っていいかもしれません。

 

シエスタ中のレストランテラス

f:id:miwa3k:20190813210924j:plain

バスクリネンのテーブルクロス、ラウブルというバスク十字があしらわれています。バスクリネンはこの地の名産品、おみやげにもよろしいかと。

 

建物も町によく映えます。
この建物は普通のアパルトマン?

f:id:miwa3k:20190813210933j:plain

 

町役場の建物、の裏側

f:id:miwa3k:20190813210941j:plain

 

役場の表側にまわると広場になっています。
ルイ14世広場

f:id:miwa3k:20190813210953j:plain

 

そして反対側を振り向くと小さな港です。

町を流れるニヴェル川の河口がサン・ジャン・ド・リュズの港

f:id:miwa3k:20190813211001j:plain

 

停泊中の漁船

f:id:miwa3k:20190813211012j:plain

昔は漁村ということでいまでも漁港の雰囲気。観光船のりばなんかもすぐ近くです。

向こう岸は隣町のシブール(Ciboure)。

 

内陸側へ目をやると遠くにリューヌ山(La Rhune)

f:id:miwa3k:20190813211021j:plain

標高は1000mにちょっと足りないほど、頂上付近がフランスとスペインの国境。ふもとから山頂に向かって木造の登山電車が走っています。もちろん山頂から麓へも(余計なことまで書かない)

天気が良いとすばらしい眺め、ということでしたが今回は行かれず。

 

港から水辺に沿って海岸へまわります。

サン・ジャン・ド・リュズのビーチ

f:id:miwa3k:20190813211032j:plain

反対側

f:id:miwa3k:20190813211045j:plain

向こうには古い砦も見えます。
あちら側はシブール、砦は"Fort de Socoa"、灯台のようなものもあります。

 

ビーチにいちばん近い建物はどれも2階からビーチに直接出るためのデッキがあります。

f:id:miwa3k:20190813211102j:plain

 

それ以外の人たちはビーチへ、こんなかんじで歩いて来ます。

f:id:miwa3k:20190813211110j:plain

バカンスシーズンのリゾート地、フランスの人たちは何週間も過ごすのでしょうか。うらやましい。

 

邪念を振り払うため、サン・ジャン・バチスト教会(Église Saint-Jean-Baptiste)へ

ゴシック様式の外部から

f:id:miwa3k:20190813211119j:plain

 

中へ入ります

f:id:miwa3k:20190813211126j:plain

こちらは1660年に、太陽王といわれたルイ14世スペイン王女マリー・テレーズの結婚式が執り行われた教会。ルイ14世は国境に近いこの町まで足を運び、王女を迎えたのですね。

サン・ジャン・ド・リュズの町はこの結婚式により有名となり、現代に至るということです。

 

教会の規模はそれほど大きくはありません。

内部木製3段のバルコニー

f:id:miwa3k:20190813211137j:plain

 

後方のパイプオルガン

f:id:miwa3k:20190813211145j:plain

手前には海での安全を祈願して船がぶるさがっています。

そして教会内の写真撮影、恐れ入ります。

 

先ほどもちらりと写してましたが、
ルイ14世の館(Maison de Louis XIV)

f:id:miwa3k:20190813211155j:plain

こちらは結婚式のために彼が滞在した建物ということで残されており、隣接して町役場の建物となっています。

 

少し陽も傾いてきました

f:id:miwa3k:20190813211204j:plain

ビーチ沿いも

f:id:miwa3k:20190813211216j:plain

 

これで21時ちょうど、ようやくレストランなどがにぎわう時刻です

f:id:miwa3k:20190813211228j:plain