川崎市多摩区の妙楽寺、同じく生田緑地、麻生区の浄慶寺と巡って紫陽花を見に行ってきました。
例によって単独行動なので拠点から拠点の移動は全部歩きです。
それぞれの位置がわかる地図。
川崎奥の方・紫陽花名所3ヶ所
都内や鎌倉より人少なめ、かつそんなに遠くなさそうな名所ということで検索した結果の探訪となりました。
最初に妙楽寺へ向かいます。
最寄りの駅といっていいかわかりませんが、JR南武線宿河原駅で下りました。
知らないおじさんなのですがカメラを向けたらポーズとって動かないので記念に載せてあげます。
駅近くを二ヶ領用水が流れています
用水沿いは桜並木が多いのですが、紫陽花、菖蒲などこのシーズンの花もあるかと思います。
駅からは歩いて20分くらい、途中は結構急な坂を上がっていきます。お寺には駐車場もあり、車で来られるのが一般的なようです。コミュニティバスも近くを走っているようです。
でも道すがら、坂道にも紫陽花があちこちに咲いてました。そんなのを見ながら歩くのもよいと思います。景色も良かったです。
妙楽寺近くから
お寺の入口はもう少し上、周辺はずっと斜面ではあります。
入口です
花は境内から本堂へ、奥の斜面、駐車場にも、見事な風景になっていました。
境内から、向こうは斜面
鐘楼を奥に
特によけいな言葉はさしはさみません。
でもお参りは忘れずに
妙楽寺をあとにさらに坂道をのぼり、尾根に出ると一時的に宮前区に入り五所塚というところへ出ます。
尾根の公園に五所塚と権現台遺跡があります。
公園内の5つの塚のいくつか
解説板がありました。
それによれば五所塚は直径4m、高さ2mほどの5つの塚が南北に並び、外観は古墳時代の円墳に似ているが、中近世の民俗信仰に基づく塚と考えられているとのことです。
また五所塚からその北側に続く舌状台地上の平坦部には権現台遺跡と呼ばれる縄文時代中・後期の集落跡が見つかっているということです。
坂を下りてからまた隣りの丘にあがると生田緑地です。
向ヶ丘遊園地があった場所に残っているばら苑、バラの見頃のみ開放されていますが、この春はすでに終わっていました。次の公開は秋10月頃の予定だそうです。
関東ローム層な人たち界隈では一応有名な、おし沼砂礫層の名がついた”おし沼”を通って生田緑地、公園となっている領域に入ります。
目立たない裏口から入りますが、そこがすでに”あじさい山”なので近道です。
生田緑地の紫陽花
北向きの斜面に結構密集して植わっています。大きな木も多く、蔭になってる部分が多いです。
そのせいでしょうか、花はまだ一部の木で咲き始めたばかりです。
見頃はまだですね。こちらはもう少し遅くなってから訪れるのがよさそうです。
代わりにメタセコイアなど
ここを先へ行くと岡本太郎美術館があります。隣接して日本民家園がありますが、現在合掌造りの家など数棟が改修工事中で近づくことができません。
生田緑地西側、専修大学横の出口から外へ出ます。
生田から柿生へ、ここからちょっと長いロードになります。ほとんど住宅地の中を歩いて行きます。
この日は気温が高く、夏でした
お寺の門手前から紫陽花が咲いています
門前から
境内へ
鳥居も見えますが、境内に秋葉大権現という神社があります。
こちらのお寺、あじさい寺とも呼ばれますが、ユニークな羅漢像がたくさんあってそちらを見ていても楽しいです。
羅漢像の一部
手前の方は酒宴まっただなか。
こちらはケータイ使ってますよ
コーヒーカップの下はショートケーキ?
向こうではノートパソコン使ってます。
周囲の斜面一帯に紫陽花がぐるりと植わっています。
訪れたとき境内には誰もおらず、独占状態でした。
帰り際に振り返って
この後、少し寄り道をしていますが、紫陽花はここまでです。