たまに海外へ旅散歩。フランス東部のアルザス地方へ行ってきました。
旅の記録は、公開しているブログにアップする形なのだけれど、自分への備忘録が本当の目的なのでしばしば意味が分かりにくいところ、本人以外どうでもいいような情報があるのはご容赦。
第1日目 ストラスブールへの道のり
◆成田空港10:35発 AF275便でパリ シャルルドゴール空港へ
しょっぱなから電車遅延などのアクシデントに遭ってあわてたくないので、少しだけ余裕を見て成田空港駅へ朝8時に到着することを目標に出発。
今回利用するエールフランス航空は第1ターミナル駅で下車、北ウイング4F出発ロビーへ。機内座席はあらかじめ指定できるところを選択してあり、空港へ行ってからチェックインと預け荷物のドロップオフ。
第1ターミナル北ウイング出発口
10:35発パリ行きエールフランス275便は定刻予定で出国手続中。
14番ゲートから機体はB777-300
予定通りに出発。
タクシング中
座席は右側最後尾窓側。
離陸してから右旋回、成田空港の滑走路が下に見えた。
佐渡の真上あたり
向こうのほうに新潟県下越の海岸線が見える。この後日本海を北上してロシア沿海州、ハバロフスクを目指して飛んでいく。
この頃になると機内では飲み物の提供がはじまる。
シャンパンとスナック菓子
エールフランスはエコノミークラスでもアペリティフでシャンパンがいただける、って去年も同じこと書いたっけ。
でもサービスに対するコストは削減されているような気がした。あと何年シャンパンのサービスが続くだろうかとも思う。
アペリティフの後は1回目の食事。この便で食事は離陸後と着陸前の2回提供される。最初が”食事(repas)”という呼び方の食事、着陸前が”ディナー”。でもディナーよりも”食事”のほうが少しディナーっぽい。
”食事”は選択肢2つ。
こちらは肉系のチョイス
- パスタとツナのサラダ
- 牛肉のデミグラスソース煮と小粒タマネギ、ジャガイモのソテー/サヤインゲン/ニンジン
- チーズ
- パリ・ブレスト
飲み物は赤ワイン
和食風の”食事”
メインのプレートが
メバルのから揚げのショウガ煮、卵と米飯/ゴボウ/サトイモ/ニンジン
それ以外は同じ。
日本語の通じないアテンダントがサーブしていて、飲み物はつい、赤ワイン2つと言ってしまい、こちらも赤。御免。
とかなんとかしているうちに広大なロシアの大地を飛び越えて、2回目の食事。
メニューはこれ1種類
飲み物は白ワインをチョイス。
ディナーというより、時刻的にはパリの昼過ぎ、くらいだったので昼食の感じ。
食べ終わるとほどなく着陸態勢に入る。
着陸前にパリ中心部の北側を通過していた。
パリ北側から東へ向かって着陸へ
遠くにエッフェル塔、ブローニュの森、デファンス地区が、近くはアンギアン湖、競馬場などが見えていて、セーヌ川の流れもわかる。
ほどなくパリ・シャルルドゴール空港へ無事着陸。予定より1時間近く早い到着だった。
この後列車に乗り継ぎがあり、元々時間の余裕はあったが、逆に少々持て余し気味となる。
この空港には直接フランス国鉄のTGVに乗り継ぎができる専用駅がある。
そこに発着するTGVの一部は、運行はフランス国鉄(SNCF)だけど、エールフランスのコードも持っていて、"AIR & RAIL"という航空券の予約といっしょに列車の予約もできるサービスがある。
今回はこれを使って、シャルルドゴール空港駅からストラスブール駅までの列車の手配もいっしょに行った。
ただし飛行機の乗り継ぎとは違って、荷物は鉄道で行く目的地まで自動的に運んではくれないので空港でピックアップする必要がある。
入国審査を受け、荷物を受け取ったらTGV駅近くのエールフランス窓口に寄って、乗ってきた航空券を見せ、TGVのチケットを発行してもらう。
大きな荷物はこの窓口で預けられ、列車の到着駅まで運んでもらえた。荷物をころがして行かなければならないのは結局、空港内の荷物受取りから駅のエールフランス窓口の間だけだった。
あと、TGV車内のBARでソフトドリンクに引き換えられるカードをもらった。
シャルルドゴール空港駅からTGVに乗り継ぎ、ストラスブール中央駅には当初21:16の到着予定。
列車は結局30分近く遅れてやってきたが(ボルドーから走ってきたらしい)、その先は限界を超えて(嘘)突っ走り、遅れをだいぶ挽回してストラスブールに到着。
21:30頃のストラスブール中央駅。成田を出発してからここまで約18時間。
こいつに乗ってきた
列車から、預けた荷物を受け取って外へ出る。今エレベーター待ってるところ。もうホームにはだれもいない。
外へ出てから振り返って
駅名をいれて
ここの駅は、中に少し見える古い駅舎の建物を透明なガラスのドームで覆っている。
なので遠くからは古い駅舎はよく見えず、近代的な駅のようにみえる。
少し離れてみるストラスブール中央駅
駅前広場
9時半すぎというのにまだ明るさが残っている。
ホテルにチェックインしてから夕食をとりに外へ出た。途中、街中をパトロール。
暗くなってからのストラスブール大聖堂
角度を変えて
Saint Pierre le Vieux 教会
路地から仰ぎ見るTemple Neuf 教会
ストラスブールのレストランは夜10時くらいでラストオーダーになるところが多いようだ。
そうとは知らずにパトロールし過ぎ。それでも深夜のタルトフランベは確保できて、アルザス到着の祝杯はあげられたのでした。
長い1日目はおしまい。