横浜につける形容詞、まくらことばとして、森もいずみもあまり使わないとは思うけど。でも今回はそんなところをメインに。
大抵の横浜市内の鉄道駅周辺がそうであるように、ここも東京や横浜などへ通勤通学する人たちのベッドタウン。
最初はこんな風景
駅から結構離れても住宅街が続いているが
そこからあっちを曲がり
こっちを上りと
うにょうにょ歩くと、なんとなく森の中に入る。
ちなみに横浜市内にも、市や県が管理しつつ昔からの雑木林などをそのまま残している”〇〇の森公園”のような場所はいくつもある。ここは、先に行くと公園だけど、この場所はまだ公園の範囲外。
おっと、今回の行程を。
こんな森の道でもGoogleマップをみれば道路のしるしがずっとつながっているので信用して先へ入っていく。
立入禁止の立て札
先へ進めなくなったと思うでしょ。実は「立て札の向こう側から藪漕ぎしてここへ出てきた」が正解。
1つ前の写真の道は入っていくとしだいに細くなり、しまいに藪に取り囲まれてしまう。かろうじて残っている道の痕跡をたどったらこの立て札の後ろ側へ出てきたということ。以前は道として存在していたけど、いつからか通行禁止になってしまったらしい。公園側のロープには「私有地につき…」とのタグが。やれやれ、あちこち擦りむくし、くもの巣だらけ、おまけに前夜降った雨露が草木に残っていて頭からびしょびしょだ。
グーグル先生を信用しすぎてこんな目にあったのははじめてじゃないのに、またひっかかった。
それでもロープのこっち側は公園なので、もうひどい目にはあわずに済みそう?
公園内
いえいえ公園内も前日の雨でぐちゃぐちゃのぬかるみがあちこちに。それでなくても普通の人を逸脱した姿になっているのにこの上こけたりしないように気を使う。
長居は無用と出口をみつけて、その前にくもの巣だけは取りはらって脱出。ここは小菅ヶ谷北公園(こすがやきたこうえん)。(いつかリベンジしてやる)
すぐ隣りには舞岡公園、ここにはちゃんと通常の出入口から中へ入る。こちらも自然の雑木林などを残した公園。
南側の一角は整備された普通の公園
ため池
池に隣接して、たんぼ
昭和ノスタルジックな風景
かっぱ池
かっぱ池の水は確認できなかった。池というより沼に近い?、少なくとも泉のイメージじゃない。かっぱの置物があったけど半分草と土に埋もれていてちょっと気味が悪い、ぎょっとした。
尾根の細道
また森の中へ
このあたりは「舞岡ふるさとの森」と呼ばれている。舞岡公園から南北にずっと続く雑木林は結構広い。
森をぬけて住宅の間近へ
そこからほどなく
横浜市営地下鉄舞岡駅出入口
こんなところに地下鉄の駅が、と不思議になってしまう。駅付近もなんだかのどかなのだ。最初に書いた「大抵の横浜市内の鉄道駅周辺が…」の例外がこちらになります、という場所。
舞岡駅から北側の丘にのぼる途中で振り返って
舞岡駅方向の景色。下は畑や温室。さすがに住宅もないわけではない。
丘を越えて向こう側へ下りると
舞岡川を越える
先ほど舞岡ふるさとの森をぬけて住宅の間近へ出てきたときに脇を流れていた小川(3つ前の写真)がこんなになりました。
このへんからは住宅街。舞岡から柏尾という場所へ。
柏尾町の住宅地域
国道1号や東海道線線路を越え、柏尾川を渡る。
丘を越えて川を渡り、また丘にのぼって、また下りてを繰り返す。
階段の斜面を下りていくところ(戸塚区秋葉町)
底まで下りると必ず川が流れていてそれを渡る。
名瀬(なせ)川を渡る
隣りは横浜新道の防音壁。
このあたりも基本、住宅地だけれど、少し脇へそれると
ちょっとした里山風景
ここは公園などにはなっていない。この日は出だしで痛い目にあったのでこの森の奥に入っていくのはやめにした。
先ほど渡った名瀬川に沿って歩いて行くと、その支流に沿って遊歩道があった。
名瀬川支流の遊歩道
妙に石がごろごろ
この上流の様子が気になったけど先は追わない。川はこの先にあるゴルフ場のコース付近から流れ出しているみたいだ。
川から離れてまた丘へあがり
越えて下り坂
ここも「大抵の横浜市内の鉄道駅周辺が…」の典型。
はじめはここの駅まで歩いたら終わりにする予定だったのだけど、少し歩き足りなかった。先へ行ってみる。
駅前からのびる坂道をてっぺんまであがると
丘のうえには教会
上がると次は絶対に下がる
新橋市民の森入口
ここは雑木林というより杉林。それほど広い森じゃない。
その先は電力の森
東京電力京浜変電所。周囲は金網だらけでガードが堅いけどiPhoneのカメラなら網の隙間から中が撮れる。でも不審者に間違われないように。
ほら、やっと出てきた。タイトルの「いずみの横浜」ってのはここ。街の名前だって横浜市泉区和泉町、電車の路線だって相鉄いずみ野線である。
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後出しの私の内容がかぶっちゃった感があって申し訳ないのですが、舞岡周辺の様子はid:tokotoko_yuukiさんのこちらに楽しく書かれています。