散歩の途中

散歩の途中で観察記録、その後少し調べて書くノート

茅ヶ崎散策 《プチ・ノート》

真冬の茅ヶ崎、用事が早く片付いたのでぶらぶら歩いてみたといったところ。

5月になって出す冬の記録。都合により最近しばらく外出がままならなく、旬の材料切れ、フリーザーから解凍してきた。行程、足あと地図はなし。

スタートは一応、茅ヶ崎駅南口から

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サザン通り商店街

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サザンオールスターズにちなんでつけた名前ではあるが、いまは普通に地味な商店街。

中海岸4丁目付近の住宅地

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茅ヶ崎西浜海岸

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海岸に出て正面方向へ、柳島海岸まで歩いた。

湘南海岸遊歩道から東方向を振り返る

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波打ち際

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柳島海岸

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ここからいったん海岸を離れる。

新湘南バイパス、湘南ベルブリッジ付近

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このアーチは遠くからもよく目立ち、以前から周囲がどうなっているのか気になっていた。
道路が川を鋭角に横切り、流れを妨げるために大きな橋脚を下へおろせなかったのだ。
近くへ来て確認でき、納得。下の川は小出川

鶴嶺八幡宮

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東海道を歩いたとき、街道横に大鳥居があって松並木の長い参道が伸びていたのが印象に残っていた。
でも、こちらの鳥居の先にはまだ参道が続き、もう1本向こうで交差する道路の先に本殿があるのだ。ここで東海道の大鳥居側へ引き返してしまった、ということでお参りしてないことがバレる。

松並木の参道途中にて

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東海道国道1号)まで行き、南湖の左富士を見る。
東海道鳥井戸橋から南湖の左富士

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左が江戸、右が京方向になる。江戸方からやってくる人は街道で富士山をずっと右手に見るのだが、この付近だけは左手に見ることができるということで左富士、「南湖の左富士」という碑も建っている。南湖(なんご)はこのあたりの地名。
橋の下は千ノ川、ちょうど富士山方向へ流れていた。

東海道を南へ横切り、浜見平を通る。

南湖院跡から望む富士山

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この一帯は明治末から昭和初期に南湖院(なんこいん)というサナトリウムが存在していた。その跡である。

「湘南遺産」のページから引用 (shonanisan.net)

茅ヶ崎の南湖院 | NPO法人 湘南遺産プロジェクト

1899年(明治32年)に医師の高田畊安によって設立された「南湖院」は「東洋一の結核療養施設」とうたわれるまでに発展した。最初の入院患者に勝海舟夫人がいた、詩人の八木重吉、小説家の国木田独歩坪田譲治中里介山、など多くの文化人が療養に訪れた。

敷地は1945年日本海軍に接収され、戦後は米軍が接収したがその後解除となり、2015年、右に写っている第一病舎と周囲の土地が茅ヶ崎市に寄付された。建物は2018年に国登録有形文化財に登録。

再び海岸まで戻ってきた。

茅ヶ崎サザンビーチ

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特にサザンを意識して歩いていたわけではないのだけれど、商店街、ビーチと…

遠くに烏帽子岩を見ながら

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(勝手に借景にしてすんません)

茅ヶ崎東海岸方向

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茅ヶ崎公園近くの陸橋から国道134号

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再び住宅地の中を徘徊していると椿庭園というのがあり、中へ入ってみたが
花はなかった

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ラチエン通りから

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この名は、昭和初期のドイツ貿易商ルドルフ・ラチエンの邸宅に沿う道であったことにちなんだものだが、道路自体は江戸時代からあったらしい。現在は市道で「ラチエン通り」と書かれた標識も所々にたてられている。

通りの近くには「開高健記念館」があったが、毎日は開館していないようだった。

住宅地のなかで見つけた砂丘地形

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全体が俯瞰できないのでわかりにくいが、道路が数メートル盛り上がり、向こうでまた下がっている。左右に見ると細長く直線状に土地が盛り上がり、畑の畝(うね)のように続いている。
数千年前に気候が温暖だった頃、今よりも海面が高く、この付近に海岸線があった時期にできた砂山がとり残されたものである。
砂丘の盛り上がりの続く方向と現在の海岸線は平行になっている。

茅ヶ崎市緑が浜付近

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とりとめなく歩いてきたがこのあたりで引き返すことにして、再び茅ヶ崎駅方向へ戻る。

駅までもう少し

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おわり。