日野市を流れる多摩川水系の小さな川(延長4.6km)、程久保(ほどくぼ)川を源流付近から下って歩きました。 さっそく 程久保六丁目交差点 この付近が一応源流とされています。窪地の底といった地形で周辺から水が集まって最初の流れができるところなのでしょ…
二ヶ領用水と平瀬川が交わり、久地円筒分水のある川崎市高津区久地から、前回の続きを歩きます。〈以下全部川崎市内なので市名は省略〉 二ヶ領用水余水と平瀬川の交点から台地の崖方向 前方段丘の崖が続いています。左の方宅地開発中なのか更地もみえます。 …
東京都と神奈川県の境界となっている多摩川、流れをはさんで両側に丘陵・台地があります。東京都側は武蔵野台地、神奈川県側は多摩丘陵、東京湾に近いところでは下末吉台地などとも呼ばれます。 台地丘陵と川が削った低地の境目には崖地ができ、それが連なっ…
今年も1月に日向薬師(ひなたやくし)へ行って参りました。このノートに記録が残る期間では2017年と20年から23年、ことしは5回目です。 日向薬師は神奈川県伊勢原市日向の山中にありますが、毎回最寄り?の駅から往復歩いています。大体同じ道を通り、同じと…
今回も冬のひなたを求めて畑や田んぼや川沿いの細道を歩いてきました。記録を残しておきます。 スタートは小田急線秦野駅からです。線路沿いに歩きはじめて駅方向をふり返り 室川沿いに(秦野市室町) 正面、頂上に展望台がちょこっと見える山は権現山という…
新年最初に歩いたのは少し前にも訪れた2ヶ所をつなぐ、多摩丘陵の尾根づたいをたどると言ってよさそうな散歩になりました。 南大沢あたりの公園緑道を散策しました(八王子・町田) - 散歩の途中 柿生の里を散策 (川崎麻生) - 散歩の途中 早速スタート 京…
毎年年明けには前年「散歩」と称して歩いた足跡(軌跡)をアプリを使ってまとめてみるのですが、2022年分を見てみると東京都区内や横浜かいわいの繁華街、鎌倉のように人が集中する観光地などにはあまり足を踏み入れてませんでした。 元々人混みは好まないの…
新しい年がはじまりました。やはり年明け最初は富士山がよろしいかと、こんなお写んぽ。でも撮影は昨年末、神奈川県内からなので小さくしか写ってないなどなど物足りないところは多々ありますがお許しを 最初はこちら 場所は神奈川県中央ちょっと西寄り、伊…
2022年最後は川崎麻生区・柿生(かきお)と周辺の散策記録。ちょうど今年100本目のノートとなりました。 最近の恒例で里山の雑木林やささやかな水辺を巡る散策です。少しだけその他あれこれも。 今回は川崎市作成の「川崎散歩ゆるり旅ガイドマップ」を参考にさ…
八王子市東南部にある比較的新しい街、南大沢周辺の公園や緑道をぐるぐると歩きまわってきました。忘れないよう記録を残しておきます。 最初は町田市との境界にかかる都立小山内裏公園(おやまだいりこうえん)。 とか言って1枚目はその西に続く鑓水小山緑地…
横浜市北部を流れる鶴見川水系の大熊川、江川、浄念寺川、まとめたら意図せず3回シリーズにもなってしまいました。今回は浄念寺川。 先ほどまで江川を歩いてその上流部まで来ていました。暗渠上の歩道を浄念寺川合流点まで700mほど戻ります。 合流点付近か…
前回取り上げた大熊川を歩いた後、そのまま江川(えがわ)と浄念寺川(じょうねんじがわ)を歩きました。〈ひとつにまとめるつもりで書き始めましたが長くなってしまったので分けることにしました〉最初は江川からです。 大熊川が鶴見川に合流する直前、割って入…
横浜市都筑区東方町付近を源として同区川向町と港北区新羽町境界、新横浜公園の北側で鶴見川に合流する延長約4㎞の大熊川(おおくまがわ)を歩きました。大熊川の支流も2つ歩き、うちひとつで河川争奪*1の痕跡にもふれてみます。 まず本流、源流付近から下流…
ひと言相模原といってもとても広いですね。今回巡って歩いたのは、地理的には相模原台地のうえ、南区、中央区の住宅地やその周辺といったところです。例によって見てきたものを順に並べて『歩いた記録』です。今回は写真の数が場所によって偏ってますが気に…
これは二重川を歩いた日の後半部になります。 現在位置は二重川と神崎川の合流地点、そこは船橋市の最北端に位置していました。今回はそこからさらに北へ、白井市内を通って下手賀沼のほとりへ出ます。次は手賀の丘へあがり、手賀沼へ下り、沼の北側にのびる…
今回歩いたのは二重川(ふたえがわ)です。千葉県鎌ケ谷市南東部の住宅地域内に源があり、船橋市と白井(しろい)市の境界を北東から北方向へ流れて神崎川へ合流する延長8.0kmの小さな河川です。 二重川を歩いたのにそれほど深い理由はなく、大柏川(おおかしわが…
2022年もついに12月にはいってしまいました。この間、横浜都筑区内の遊歩道を歩いたときの紅葉がきれいでしたのでタイミングを逃さないよう早めに公開することにしました。 住宅地のなかに整備された遊歩道と公園を歩きながら撮影したものになります。お写ん…
入間川をさかのぼって歩き、現在位置は狭山市と入間市の境界にある豊水橋(とよみずばし・ほうすいばし)です。今回その4は飯能市街地にほど近い『飯能河原』まで歩きます。写真がいつもより少し多めです。 右岸入間市側から豊水橋川の中央が市境界、通る道路…
入間川をさかのぼって歩き、現在位置は川越市のやや西寄り、的場と小ケ谷の間をつなぐ初雁橋です。前回から日を改めて再び歩き始めました。 前回離脱点の初雁橋 川の下流方向を見て(川越市的場) この日は雲もなく良い天気。 橋のわりと近くに「入間川左岸…
入間川を荒川との合流地点からさかのぼって歩いています。 現在位置は川越街道(国道254号)が通る落合橋です。この橋は入間川と支流の小畔川(こあぜがわ)、越辺川(おっぺがわ)の3つの川を一気に跨いでいるので、向こう側まで渡って3つの川を見てきました…
埼玉県を流れる入間川(いるまがわ)を歩きました。 入間川の源流域は飯能市西部(2005年まで名栗村だった地域)、秩父市や横瀬町に近い山中にあり、多くの沢を集めて通称名栗川として流れ下ります。飯能市街地近くで平地に出ると入間市、狭山市、川越市(一部…
千葉県市川市、鎌ケ谷市を流れる大柏川(おおかしわがわ)をたどりました。前回国分川と同じく真間川支流のひとつです。 大柏川は鎌ケ谷市道野辺本町2丁目にある窪地の湧水などを源とし、途中二和川、根郷川などの支流を合わせ、派川大柏川を分派してから市川…
千葉県市川市、松戸市を流れる国分川(こくぶがわ)をたどりました。前回歩いていた真間川の支流です。源は松戸市五香西にあるとされ、市川市菅野付近で真間川に合流、延長は約8.5kmとなっていますが、途中には国分川分水路、春木川の分派と再合流など、現在は…
真間川(ままがわ)、前回の続きです。派川大柏川(はせんおおかしわがわ)との合流地点から西へ江戸川まで歩きます。 合流地点の三角橋から 向こうから派川大柏川、左手前から真間川、合流して橋の下をくぐり右へ。 ところが右は大正初期頃開かれた放水路、かつ…
今回歩いたのはほぼ千葉県市川市内(一部分が船橋市)を流れる真間川(ままがわ)です。変わった経歴の持ち主で、現在は市川市市川で江戸川から分派して東に流れ、その後徐々に南寄りに方向を変えて市川市原木で東京湾に注ぎます。ところがかつては流れる方向…
見沼代用水路を起点の利根大堰へ歩いたあとの記録です。 利根川にかかる利根大堰の管理橋、武蔵大橋を渡って群馬県に入り、利根川堤防を下流方向へ川俣宿跡を通って東武伊勢崎線川俣駅まで歩きました。 最初は利根大堰付近から利根大堰で取水された水が堤防…
見沼代用水歩き〈その5〉、上尾市の瓦葺分水工からさかのぼって歩いています。今回は目的としている見沼代用水路起点、利根大堰までの記録です。 現在地は行田市荒木、秩父鉄道見沼代用水橋梁近く。電車の通過を待っていたらほどなく 真っ赤な橋ににぎやか…
見沼代用水歩き〈その4〉、上尾市の瓦葺分水工からさかのぼって現在地は鴻巣・行田市境に架かるちょっと古いけど新落合橋。 新落合橋、下流側から 橋上から上流方向を見て この橋から上流しばらく流れの中央が鴻巣市、行田市の境界左鴻巣市側、緑のヘルシー…
見沼代用水歩き〈その3〉、上尾市の瓦葺分水工からさかのぼって現在地は久喜市(旧菖蒲町)の見沼代用水、星川分流地点八間堰、十六間堰。 前回分再掲2枚八間堰水門扉前から上流方向 やや前から十六間堰 この分流地点から上流200mでは別の水路(中島用水)…
埼玉県行田市の利根大堰から上尾市の瓦葺分水工で流れが東西二手に分かれる地点まで、江戸時代中期に開かれた延長約32㎞の見沼代用水を歩いています。*1 下流の瓦葺分水工からさかのぼって歩き、〈その1〉では約9㎞上流に位置する柴山伏越まで来ました。続…