川をあるく
多摩川の支流浅川が八王子市役所近くで北浅川と南浅川に分かれ、北浅川を遡って行くとのどかな風景になっていきます。 分岐点から4~5㎞さかのぼったところでしょうか。 そろそろ見えてくるはず、流れ橋。 下流側から 流れ橋とその向こうに普通の橋。このあ…
過去に歩いた川のふり返り5回目になりました。今回は多摩川がつくった川と言ってもよいでしょう、野川とその支流、水路を少し。 野川は国分寺市内の湧水群などを源に世田谷・二子玉川で多摩川に合流する川です。 大昔、多摩川の流路が現在と近い武蔵野台地…
これまで歩いた川と水路のふり返り、今回は石神井川とその支流です。 石神井川は東京小平市花小金井南町、小金井公園への連絡路上に『石神井川上流端』の標識があります。それより上流側もコンクリートで蓋をされた暗渠が続き、ゴルフ場(小金井カントリーク…
ここ数回、これまで歩いた川と水路をふり返ってまとめています。 もちろん新たにどこかを歩いてそれをまとめたいのですが、コロナ変異株の蔓延でこの頃の感染者増加数を見ていると気が萎えてしまいます。ワクチンは2回うったのだけど…まだしばらく過去のスト…
過去に歩いた川のふり返り2回目です。今回は目黒川とその支流のうちこれまで歩いた川、暗渠です。 前回とりあげた神田川同様、目黒川も武蔵野台地に源をもつ多くの支流をあわせて流れ、河口は東京湾です。本流は世田谷区三宿付近にある烏山川と北沢川の合流…
《散歩の途中》と名付けたブログをはじめてそろそろ5年になります。その間ほとんどトラブルに巻き込まれたことはなかったのですが、この頃は毎日が想定外。外へ出かけるリスクがますます高くなりいまは散歩も躊躇、ネタ切れ状態にもなりフラストレーション…
印旛沼の周囲を巡る印旛沼サイクリングロードに沿って歩いています。現在位置(千葉県印西市瀬戸)は西印旛沼と北印旛沼を結ぶ人工水路、印旛捷水路(いんばしょうすいろ)の西印旛沼側、水の流れる方向から言えば水路の最上流部にあたるところです。 前回再掲…
だいぶ間が空きましたが印旛沼を歩く《その2》です。 前回分はこちら 印旛沼を歩く その1 - 散歩の途中 およそひと月ぶりに訪れた印旛沼は気合の入った真夏と化していました。この日は京成臼井駅で下車、西印旛沼南岸のサイクリングロードに出て佐倉ふるさ…
2021年5月に歩いた記録。埼玉県戸田市、戸田公園からスタートしてさいたま市西区、上江橋(かみごうはし)手前まで荒川左岸を遡ったノートになります。 荒川前回の《その10》からはだいぶ下流に戻って歩き直している形。〈穴埋めですnya〉戸田公園から幸魂大橋…
千葉の印旛沼を歩いている途中なのですが、天気と都合がうまく噛み合わず、次のノートを書けずにいます。 雨ばかりのこの頃、やみ間の隙間に運動不足解消も兼ね、自分にとっては近場にある川の散歩道を散策してきました。何回か歩いて新鮮味はあまりないです…
印旛放水路を歩いて印旛沼までやってきました。現在の印旛沼は干拓事業等で北印旛沼と西印旛沼の2つに分かれていて、まずたどり着いたのは西印旛沼の西端、舟戸大橋のたもと。 といっても橋は写ってなく(佐倉市臼井田干拓) この横あたりに貸しボートが干…
印旛放水路、花見川河口から大和田(排水)機場までさかのぼりました。ここから放水路の名称は『新川』と変わります。新川は水の流れる方向が普段は花見川と逆、そして時々は同じになるという変な川。 Wikipedia:印旛放水路:新川にはこのように記されてます…
花見川を河口からさかのぼって歩いています。今回はまず印旛放水路が接続される以前の花見川源流域となる台地の谷間に入っていきます。 花見川大橋の位置はすでにかつての上流部、川と自転車道は谷間を通っています。 青い花見川大橋と赤い天戸水管橋(再掲…
千葉へやってきました。今回歩いたのは印旛放水路(いんばほうすいろ)、その下流部分となる花見川(はなみがわ)からです。 最初はずっとさかのぼった先にある印旛沼のことから。〈前置き長いです。ごめんなさい。〉 利根川南側から千葉県の北部一帯を占める下…
荒川・入間川右岸、川越市の上江橋から上流へ歩き始めた日の後半です。川島町(かわじままち)・太郎右衛門橋から先へ、続けて荒川右岸をさかのぼります。 太郎右衛門橋上流側 右端が橋梁手前、横堤の取り付け道路部分、通る道路は埼玉県道12号(川越栗橋線)…
引き続き埼玉県内の荒川を歩いております。その9ではいったん下流に戻り、右岸側に移って上江橋(かみごうはし)から再びさかのぼります。上江橋は荒川、入間川(といくつかの小河川)を一気に跨ぐ全長1609.9mの長い橋梁です。今回は橋の西詰に出てスタートし…
前回の続き。荒川左岸をさかのぼって歩き、桶川市と川島町の間に架かる太郎右衛門橋からです。 太郎右衛門橋を下流側から よく見るとその向こうにも同じような橋が架かってます。 そちらへ近づいて。圏央道荒川橋(荒川渡河橋) 首都圏中央連絡自動車道(圏…
前回荒川を歩いたのは去年の10月、さいたま市と川越市の境界に架かる上江橋(かみごうはし)まで来ていましたが、久しぶりにその先(上流)を歩きました。 こちらは前回ノート 荒川その6 荒川を歩く その6 羽根倉橋から上江橋まで - 散歩の途中 この頃この先…
菊名川暗渠を源となる菊名池から下流に向かってたどっています。前回、菊名駅ホームにぶつかって道は行き止まり、からのつづきです。 歩道橋で駅反対側へ渡ります 暗渠は東急東横線菊名駅ホーム下を東から西に横断します。 橋上から暗渠道の先を望む 正面の…
この5月、ほとんど引き篭もってましたがもう限界、久しぶりに太陽を浴びて暗渠歩きをしました。 横浜港北を流れる菊名川、小さな、さほど長くもない川でWikipediaにそのノートは存在しないようです。ネットでも参照できる資料はそれほどありませんが、大倉…
前回の続きです。 芝川は見沼代用水西縁との伏越から上流すぐのところで中島都市下水路と合流しています。(下水路といっても現在は公共下水道の整備が進んでおり、未処理の排水がそのまま流れ落ちてるわけではありません。)水路の工事中だったので接近でき…
前回の続き、八丁堤、見沼通船堀から先へ進みます。この先は『見沼田んぼ』と呼ばれる地域に入ります。 芝川などの流れが長い時間をかけて大宮台地を削った跡が『見沼』という沼沢地、湿地となり、江戸時代初期に開発されて農業用貯水池、『見沼溜井』とされ…
このところの川あるき、江戸川、荒川をはじめ、江戸時代からの巨大土木事業であった利根川東遷、荒川西遷事業に関連する河川に沿って歩いています。 (大落)古利根川、葛西用水、元荒川、中川と辿り終えて次を考えました。 本家の利根川と荒川(現在途中ま…
中川遡上、ようやく川のはじまり、起点まで到達です。 今回のスタートは加須市下樋遣川(かぞししもひやりかわ)、新槐堀川(しんさいかちほりかわ)合流点から。なんだかんだ言って見ているのは古い橋ばかりですがご容赦 スタート地点・前回再掲 左向こうから流…
名所、権現堂堤の桜、花にまだ少し早かった権現堂公園、菜の花畑から先へ歩きます。 公園内、中川には外野橋(そとのはし)が架かっています。 川をはさんだ公園の南北を結ぶ人道橋です。 橋のたもとから見えるのはみゆき水門 水門の向こうは権現堂調節池、昔…
前回の続きを歩きます。3基の庚申塔が近くにたつ杉戸町大塚、大榎橋から出発。 その先ものどかな風景が続きます。 権現堂川用水路(杉戸町大塚) 道路の右側を中川。この用水路は背後で道路を渡り、中川へ合流しています。 権現堂川(ごんげんどうがわ)用水…
神奈川県中井町をおもに流れる、中村川水系の藤沢川を歩きました。ちょうど桜が満開のときに訪れ、川よりも花に見とれて〈花見編〉を先出ししてしまいましたが、今回は〈河川編〉です。 藤沢川合流直後の中村川(中井町北田) 上流方向を見ています。中央前…
前回の続きです。話はよりマニアック… 新4号国道越谷春日部バイパス庄内古川橋、上流側から(春日部市水角) 橋のむこうは春日部市クリーンセンター(ごみと下水処理施設)、下水処理水は中川へ放流されます。 庄内古川橋から800mほど上流には農業用水の排水…
東京湾河口から起点のある埼玉県羽生市まで、延長は約84㎞ある中川。これまで途切れ途切れに歩いていましたが、流れの起点まで踏破を目指し埼玉県内の未踏区間を歩きはじめました。 江戸川区葛西の河口から埼玉県越谷市と松伏町境界、大落古利根川の合流地点…
元荒川をさかのぼって第6歩目、今回は起点まで歩きます。 前回吹上市街地の流れを追い、街の外れ近くまで。その先で川はJR高崎線元荒川橋梁の下をくぐります。 上流側から 歩道部分、桁下1.5mないかも。 ところで流れは小川ですね。かつての荒川がここを流…